全く、世間様と関わりのない我が家の犬情報です。
食欲が頼り
我が家歴17年の犬情報です。昨日、午前2時頃、階下で物音がしますので、起きて行きますと、犬が5月24日の記事のように「虚空をつかもうとする」状態になっていました。早速、妻を起こし、なでたり、水を飲ませたりして、しばらくして、仕事に出勤しなけかればならないので妻に任せて寝て、朝、起きたら、いつものように回復していました。ですが、ふらふらする状態は、少し増したようです。その後、昼間は、ふらふらしながら歩く時間もありましたが、すぐ、へたります。食欲は、あります。今は、食欲が頼りです。
妻の見立てでは、熱中症気味だったのではないかということでした。老衰で体力が弱くなっているので、より、暑さがこたえるのでしょう。
人も、体力が弱っている方、熱中症に気をつけましょう!
食欲が頼り
我が家歴17年の犬情報です。昨日、午前2時頃、階下で物音がしますので、起きて行きますと、犬が5月24日の記事のように「虚空をつかもうとする」状態になっていました。早速、妻を起こし、なでたり、水を飲ませたりして、しばらくして、仕事に出勤しなけかればならないので妻に任せて寝て、朝、起きたら、いつものように回復していました。ですが、ふらふらする状態は、少し増したようです。その後、昼間は、ふらふらしながら歩く時間もありましたが、すぐ、へたります。食欲は、あります。今は、食欲が頼りです。
妻の見立てでは、熱中症気味だったのではないかということでした。老衰で体力が弱くなっているので、より、暑さがこたえるのでしょう。
人も、体力が弱っている方、熱中症に気をつけましょう!
久しぶりの我が家の犬情報です。
ひたむきに生に向かいて一直線
我が家歴17年の犬は、ここ半年ほど、老衰で、ほとんど声も立てず、屋内で寝ることが、主たる日課です。。。。。それでいて、たまに目覚めると、ヨロヨロ歩き、自分の食欲に忠実に、エサあるところに向かう気力は、改めて、尊敬を超えて、尊崇の気持ちすら湧いてきます。ここで何首か・・・。
ひたむきに 生に向かいて 一直線
老犬の背に 命輝き
・・・今や、“後光”が射しているような・・・。
何しとるっ! 落ちこんだら 我を見よ
根性ひたむき 老犬が行く
・・・励ましてもらって、います。
人の世を 見つめみつめて 17年
そなた魂に 何を宿せり
・・・じっと、見つめているんだよね。
ひたむきに生きる犬に対して、胸つぶれる思いで、人の世の、命の大切さに背を向けた青年を想って詠みました。どうか、どうか、もう一度取り戻してほしい。そしてまた、命の大切さに背を向けようとしている人たちにも・・・。どうかどうか取り戻してほしい、“夢”を、どうか・・・。
人憎む 青年哀れ 幼き日
夢の彼方に 何を夢見し
ひたむきに生に向かいて一直線
我が家歴17年の犬は、ここ半年ほど、老衰で、ほとんど声も立てず、屋内で寝ることが、主たる日課です。。。。。それでいて、たまに目覚めると、ヨロヨロ歩き、自分の食欲に忠実に、エサあるところに向かう気力は、改めて、尊敬を超えて、尊崇の気持ちすら湧いてきます。ここで何首か・・・。
ひたむきに 生に向かいて 一直線
老犬の背に 命輝き
・・・今や、“後光”が射しているような・・・。
何しとるっ! 落ちこんだら 我を見よ
根性ひたむき 老犬が行く
・・・励ましてもらって、います。
人の世を 見つめみつめて 17年
そなた魂に 何を宿せり
・・・じっと、見つめているんだよね。
ひたむきに生きる犬に対して、胸つぶれる思いで、人の世の、命の大切さに背を向けた青年を想って詠みました。どうか、どうか、もう一度取り戻してほしい。そしてまた、命の大切さに背を向けようとしている人たちにも・・・。どうかどうか取り戻してほしい、“夢”を、どうか・・・。
人憎む 青年哀れ 幼き日
夢の彼方に 何を夢見し
夕方、近所を孫と歩いていると、女性2人が、犬を引っ張っているのか、引っ張られているのか、イキのいい犬2匹が、鼻つき合わせて、ウーッと唸り合っている。聞くと、それぞれ4歳と5歳犬だという。
その時は その時の精一杯
翻って、我が家の犬は、17歳。人間風に言うと、80歳から90歳。実感で言うと、我が家の犬は、120から140歳ぐらい。今の日本の80歳~90歳の方は、もっと元気がよいし、よく喋る。我が家の犬は、食欲はあるけれど、夜はオムツ、半介護状態。ウーともクーとも、声を出さない。
それを、くだんの2人の女性に言うと、1人は「へぇ、そうやったん。あの元気だった犬が・・・」と、感慨深げ。もう1人の女性は、我が家の犬とは、面識がない。
栄枯盛衰・盛者必滅は、世の習い。と言えども、改めて、我が家の犬の往事と改めて孫の元気と引き比べ我が身の衰微(とは言え、体使っての労働の成果、まだまだ動き、使用に耐える、そう簡単に引き下がらんゾ、と自負)に思いが至る、夕暮れでした
ここで、“半恒例”の下手な一句と一首。
犬と人 栄枯盛衰 夏暮れる
その時は その時の精一杯 やったんやでと
犬ひたすらに 潤む瞳(め)で言う
その時は その時の精一杯
翻って、我が家の犬は、17歳。人間風に言うと、80歳から90歳。実感で言うと、我が家の犬は、120から140歳ぐらい。今の日本の80歳~90歳の方は、もっと元気がよいし、よく喋る。我が家の犬は、食欲はあるけれど、夜はオムツ、半介護状態。ウーともクーとも、声を出さない。
それを、くだんの2人の女性に言うと、1人は「へぇ、そうやったん。あの元気だった犬が・・・」と、感慨深げ。もう1人の女性は、我が家の犬とは、面識がない。
栄枯盛衰・盛者必滅は、世の習い。と言えども、改めて、我が家の犬の往事と改めて孫の元気と引き比べ我が身の衰微(とは言え、体使っての労働の成果、まだまだ動き、使用に耐える、そう簡単に引き下がらんゾ、と自負)に思いが至る、夕暮れでした
ここで、“半恒例”の下手な一句と一首。
犬と人 栄枯盛衰 夏暮れる
その時は その時の精一杯 やったんやでと
犬ひたすらに 潤む瞳(め)で言う
久し振りの我が家の犬情報です。
我が家歴17年
犬虚空を掴もうと・・・
3日ほど前の深夜、私がパソコンをいじって、また寝ようかな、と思って、パソコンを閉め、電気を消して、2階の部屋に向かうべく、階段を上がりつつある時、階下で、何か物音がしました。何かな、と思って降りると、静かに寝ていたはずの我が家の犬が、床に横になったまま、手足をバタバタさせているのです。因みに、我が家歴17年の犬は、本来は家の外に居があるのですが、ここ半年ぐらいは、老衰で極度に弱ったため、家の入り口入ったところで、寝起きさせています。夜はオムツをして、半介護状態です。
で、我が家の犬は、手足を、まるで虚空を切ったように、空転(? 「バタバタ」の表現が難しい)させ、見ると少し、モドしているようです。目も定かでない。「どない、したんや?」・・・私の声も上ずって、犬に声をかけるのですが、いつもなら、振ってくれるシッポも振らずに、反応も、ない。これは、ヤバイ。こう判断した私は、妻を、急遽、起こしました。
二人で、犬を見守り、いよいよ最後のときかな、動物病院へ行くにも深夜だし、救急車もないし、犬に声をかけ、頭をなで、私は、今までのサマザマなことを反省して、「ゴメンな」と謝りました。1時間半ほど、吐瀉物で濡れた床を拭いたり、犬を抱かえて家の外に出しておシッコさせようとしたり・・・外へ出たとき、その夜は満月で、月光を写す犬の“黒い瞳”は本当に美しかった・・・、口に水を含ませようとしたり、どうやら人間の手で頭を起こしたら少し楽みたい、・・・そうこうしていたでしょうか。妻が、「お父さんは、あした仕事やし、寝」と言いますので、「何かありそうになったら、起こしてヤ」と頼んで、2階の部屋に行きました。
朝5時半頃に起きて、1階に降りて、犬の様子を見ますと、ピクリともせずに横たわっています。よくよく見ると、すこし腹が動いている。呼吸は、している!!!。
そうして、朝を迎えました。妻と私の見立てでは、どうやら、妻が犬が欲しがるので、ドッグフードを寝る前に少しやったのが、胃で耐えきれなかったのかな、それと、日中の暑さのため、少し、熱中症状態になったのかな、という結論になりました。
あれ以後、相変わらずヨロヨロ歩くし、食欲はあるし、すっかり吠えない「歌を忘れた犬」状態ではありますけれど、あの深夜劇は何だったのだろうと思う状態で、ここ2日ほど過ごしています。ですが、ほとんど屋内犬・半介護状態は、続いています。犬の生命力に感動、私たちも、犬を通して、生と死の境界線らしきものを垣間見させて頂きました。お騒がせの一節、おつきあい、有り難うございました。 ここで、下手な自己満足一句と一首。
空切れど 初夏の夜長の 犬の意地
月光を 瞳(め)に宿らせて 老いし犬
ただひたむきに 生きて見つめて
我が家歴17年
犬虚空を掴もうと・・・
3日ほど前の深夜、私がパソコンをいじって、また寝ようかな、と思って、パソコンを閉め、電気を消して、2階の部屋に向かうべく、階段を上がりつつある時、階下で、何か物音がしました。何かな、と思って降りると、静かに寝ていたはずの我が家の犬が、床に横になったまま、手足をバタバタさせているのです。因みに、我が家歴17年の犬は、本来は家の外に居があるのですが、ここ半年ぐらいは、老衰で極度に弱ったため、家の入り口入ったところで、寝起きさせています。夜はオムツをして、半介護状態です。
で、我が家の犬は、手足を、まるで虚空を切ったように、空転(? 「バタバタ」の表現が難しい)させ、見ると少し、モドしているようです。目も定かでない。「どない、したんや?」・・・私の声も上ずって、犬に声をかけるのですが、いつもなら、振ってくれるシッポも振らずに、反応も、ない。これは、ヤバイ。こう判断した私は、妻を、急遽、起こしました。
二人で、犬を見守り、いよいよ最後のときかな、動物病院へ行くにも深夜だし、救急車もないし、犬に声をかけ、頭をなで、私は、今までのサマザマなことを反省して、「ゴメンな」と謝りました。1時間半ほど、吐瀉物で濡れた床を拭いたり、犬を抱かえて家の外に出しておシッコさせようとしたり・・・外へ出たとき、その夜は満月で、月光を写す犬の“黒い瞳”は本当に美しかった・・・、口に水を含ませようとしたり、どうやら人間の手で頭を起こしたら少し楽みたい、・・・そうこうしていたでしょうか。妻が、「お父さんは、あした仕事やし、寝」と言いますので、「何かありそうになったら、起こしてヤ」と頼んで、2階の部屋に行きました。
朝5時半頃に起きて、1階に降りて、犬の様子を見ますと、ピクリともせずに横たわっています。よくよく見ると、すこし腹が動いている。呼吸は、している!!!。
そうして、朝を迎えました。妻と私の見立てでは、どうやら、妻が犬が欲しがるので、ドッグフードを寝る前に少しやったのが、胃で耐えきれなかったのかな、それと、日中の暑さのため、少し、熱中症状態になったのかな、という結論になりました。
あれ以後、相変わらずヨロヨロ歩くし、食欲はあるし、すっかり吠えない「歌を忘れた犬」状態ではありますけれど、あの深夜劇は何だったのだろうと思う状態で、ここ2日ほど過ごしています。ですが、ほとんど屋内犬・半介護状態は、続いています。犬の生命力に感動、私たちも、犬を通して、生と死の境界線らしきものを垣間見させて頂きました。お騒がせの一節、おつきあい、有り難うございました。 ここで、下手な自己満足一句と一首。
空切れど 初夏の夜長の 犬の意地
月光を 瞳(め)に宿らせて 老いし犬
ただひたむきに 生きて見つめて
昨日は、やや暑いぐらいに絶好の行楽日和でした。と言っても、私は仕事をしていたのですが、また、我が家の老衰の愛犬の介護もあって外出もままなにりくい昨今ですが・・・。昨日は、上野動物園のパンダのリンリンちゃんの訃報が、全国的にニュースとして駆けめぐりました。また、ローカルなニュースとしては、米原市のある池での「イワナに恋したカエル」のことがテレビで報じられていました。それほど、有名ではない、と言うより全く無名の、市井の片隅で、老衰と闘いながら、しかしそれでも立ち上がろうとしている我が家の犬について、ご迷惑でしょうが、久しぶりに情報をお知らせします。
犬 立ち上がる
2週間ほど前のブログで、我が家歴17年の犬のことを、センチメンタルに詩(もどき)に綴りました。その後、インターネットで調べますと、17年の犬は、人間で言えば80歳だそうです。私の実感では、犬の痩せ方や歩きぶりを見ると、もっともっと上だと思うのですが・・・。
我が家の犬は、ちょっと前までは、家の中のフローリングの床に立てず、ベターっと、へたり込んでいましたが、ここ数日、なんとなしに、立ち上がるようになってきたのです。食欲は旺盛で、ドッグフードはよく食べます。少しイヤらしいやり方ですが、屋外で、人間がドッグフードの袋を持って、犬を誘導しますと、犬は、よろよろしながら歩いてきます。暖かくなって、一種のリハビリです。ただ少し歩くと、はぁはぁ言います。気温の高い屋外は苦手なようで、はぁはぁ言って、家の中に入りたがります。今は、ほとんど屋内生活犬です。
水は、おいしそうに、ピチャピチャと舐めるように飲みます。生命力というか、その気力には、驚かされるというよりは勇気を与えられます。鼻は、いつもしめっていて、何かの病気に苦しんでいる、という風でもないのです。妻は、病院へ連れて行ったら痛い思いをして可哀想だから、連れて行かない、と言います。人間様の保険料も上がるご時勢、我が家のお犬様は、病気そうでもないので、病院へ連れて行けません。毎日、ビミョーな変化に一喜一憂しています。頭をなでたら、もっともっと、とせがみます。寝ている風な時も、尻尾だけは振ってくれます。あまり寝ていて動かないと、心臓は動いているのかな、と心配したり、立ち上がり歩こうとする姿に励まされたりしています。犬は、毛の色は茶と少しの黒でこれは変わらないのですが、中肉中背・精悍の面影はなくなってきて、痩せこけてはきていますが、それでも立ち上がろうとしています。 ~~以上、ご迷惑顧みず、我が家の愛犬情報でした。~~
※ 上野動物園のリンリンちゃんに、謹んで、哀悼の意を表します。天国でも、笹の葉をいっぱい食べてください。リンリンちゃんのことについては、下のアドレスをクリックしてみてください。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=ueno&link_num=9050
それから、一週間ほどイワナの背中にべた~とついていた、イワナに恋したカエルは、イワナと一緒に死んでいたのを発見されて、一緒に葬られるそうです。イワナとかえるのご両人(?)にも哀悼の意を表します。ご両人のことについては、下のアドレスをクリックしてください。
http://www.nhk.or.jp/otsu/lnews/05.html
※ この記事は、本日の朝に更新されて、別の記事になってしまいました。すみません。
犬 立ち上がる
2週間ほど前のブログで、我が家歴17年の犬のことを、センチメンタルに詩(もどき)に綴りました。その後、インターネットで調べますと、17年の犬は、人間で言えば80歳だそうです。私の実感では、犬の痩せ方や歩きぶりを見ると、もっともっと上だと思うのですが・・・。
我が家の犬は、ちょっと前までは、家の中のフローリングの床に立てず、ベターっと、へたり込んでいましたが、ここ数日、なんとなしに、立ち上がるようになってきたのです。食欲は旺盛で、ドッグフードはよく食べます。少しイヤらしいやり方ですが、屋外で、人間がドッグフードの袋を持って、犬を誘導しますと、犬は、よろよろしながら歩いてきます。暖かくなって、一種のリハビリです。ただ少し歩くと、はぁはぁ言います。気温の高い屋外は苦手なようで、はぁはぁ言って、家の中に入りたがります。今は、ほとんど屋内生活犬です。
水は、おいしそうに、ピチャピチャと舐めるように飲みます。生命力というか、その気力には、驚かされるというよりは勇気を与えられます。鼻は、いつもしめっていて、何かの病気に苦しんでいる、という風でもないのです。妻は、病院へ連れて行ったら痛い思いをして可哀想だから、連れて行かない、と言います。人間様の保険料も上がるご時勢、我が家のお犬様は、病気そうでもないので、病院へ連れて行けません。毎日、ビミョーな変化に一喜一憂しています。頭をなでたら、もっともっと、とせがみます。寝ている風な時も、尻尾だけは振ってくれます。あまり寝ていて動かないと、心臓は動いているのかな、と心配したり、立ち上がり歩こうとする姿に励まされたりしています。犬は、毛の色は茶と少しの黒でこれは変わらないのですが、中肉中背・精悍の面影はなくなってきて、痩せこけてはきていますが、それでも立ち上がろうとしています。 ~~以上、ご迷惑顧みず、我が家の愛犬情報でした。~~
※ 上野動物園のリンリンちゃんに、謹んで、哀悼の意を表します。天国でも、笹の葉をいっぱい食べてください。リンリンちゃんのことについては、下のアドレスをクリックしてみてください。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=ueno&link_num=9050
それから、一週間ほどイワナの背中にべた~とついていた、イワナに恋したカエルは、イワナと一緒に死んでいたのを発見されて、一緒に葬られるそうです。イワナとかえるのご両人(?)にも哀悼の意を表します。ご両人のことについては、下のアドレスをクリックしてください。
http://www.nhk.or.jp/otsu/lnews/05.html
※ この記事は、本日の朝に更新されて、別の記事になってしまいました。すみません。
ご迷惑だと思いますが、我が家歴17年の犬についての自己満足or自己陶酔気味の詩(もどき)を書きました。
なぁ 同志エル
立とうとする 立とうとする
エル
おしっこがしたいんだネ エル
前足を踏ん張って
だが後ろ足が なかなか踏ん張れない
だから前足だけで 這ったまま 前へ行こうとする
エサの欲しいときもそう
立とうとする 立とうとする
エル
前足を踏ん張って
だが後ろ足が なかなか踏ん張れない
だから前足だけで 這ったまま 前へ行こうとする
だけど行けない
すぐにへたってしまう
人間の顔を すがるような眼で 見上げる
「エル 頑張って がんばって」
励ましはするけれど
「仕様がない奴やなぁ」、とぶつくさ言いながら
人間は エルの腰を持ち上げる
エル 歩き出す あるきだす
ヨロヨロと ヨタヨタと
腰を揺らし ヨロヨロと ヨタヨタと
こんな状態で この冬を越して
いま 春になって
少しずつ すこしずつ
立ち上がりにくく
歩きにくく
その度合いが増している
中肉中背 だけど すっかり痩せこけて
かつて 過剰な番犬ぶりに 飼い主達を悩ませた
吠え声は 今は もうない いまは もうない
女の子のように細い声でなく
野太い声で お前にとっての“不審人物”を
限りなく 吠えつづけた
番犬勤務に忠実だった エル
いまは もう鳴かない
我が家に来て 17年
2年前に天国へ行った
もう一匹の犬サンタの上に 君臨して
サンタのエサを 横取りしていた エル
人間さまは ずっと お見通しだったんだゾ!!
エルも サンタも雑種
捨て犬 または捨てられ寸前に 子どもが 拾ってきて もらってきて
その時の 子どもも 今は もういい大人
飼い主夫婦の奥さんには 優しくされたけど
亭主の私には そのしつこい吠え声に
「うるさ~い!」と怒鳴られたことも しばしば
今は 誰も お前を怒鳴らない
「エルちゃん」
そして お前の怪妖ぶりについたあだ名
「エルギラくん」と 人間さまに 声かけられて
ずいぶんと穏やかになった眼で 人間を見上げる
エル
今まで いろんなことがあった
病気で 入院 そして 手術
我が家から脱走を企てて
だから 塀を高くしたけれど
別のルートから 逃げ出したエル
自由を求めて 行動したエル
だけど 今は いつも寝ているエル
飼い主夫婦と 近所にいる孫 を見たら
シッポだけ振って 愛想を振りまくエル
それだけでいい それだけでいい
飼い主 とくに 亭主は 今は すっかり“猫”なで声
「エルちゃん」「エルギラくん」と・・・
猫と犬の共存
これが ずっと続きますように
そして 共に老いていけますように なぁ同志エル
なぁ 同志エル
立とうとする 立とうとする
エル
おしっこがしたいんだネ エル
前足を踏ん張って
だが後ろ足が なかなか踏ん張れない
だから前足だけで 這ったまま 前へ行こうとする
エサの欲しいときもそう
立とうとする 立とうとする
エル
前足を踏ん張って
だが後ろ足が なかなか踏ん張れない
だから前足だけで 這ったまま 前へ行こうとする
だけど行けない
すぐにへたってしまう
人間の顔を すがるような眼で 見上げる
「エル 頑張って がんばって」
励ましはするけれど
「仕様がない奴やなぁ」、とぶつくさ言いながら
人間は エルの腰を持ち上げる
エル 歩き出す あるきだす
ヨロヨロと ヨタヨタと
腰を揺らし ヨロヨロと ヨタヨタと
こんな状態で この冬を越して
いま 春になって
少しずつ すこしずつ
立ち上がりにくく
歩きにくく
その度合いが増している
中肉中背 だけど すっかり痩せこけて
かつて 過剰な番犬ぶりに 飼い主達を悩ませた
吠え声は 今は もうない いまは もうない
女の子のように細い声でなく
野太い声で お前にとっての“不審人物”を
限りなく 吠えつづけた
番犬勤務に忠実だった エル
いまは もう鳴かない
我が家に来て 17年
2年前に天国へ行った
もう一匹の犬サンタの上に 君臨して
サンタのエサを 横取りしていた エル
人間さまは ずっと お見通しだったんだゾ!!
エルも サンタも雑種
捨て犬 または捨てられ寸前に 子どもが 拾ってきて もらってきて
その時の 子どもも 今は もういい大人
飼い主夫婦の奥さんには 優しくされたけど
亭主の私には そのしつこい吠え声に
「うるさ~い!」と怒鳴られたことも しばしば
今は 誰も お前を怒鳴らない
「エルちゃん」
そして お前の怪妖ぶりについたあだ名
「エルギラくん」と 人間さまに 声かけられて
ずいぶんと穏やかになった眼で 人間を見上げる
エル
今まで いろんなことがあった
病気で 入院 そして 手術
我が家から脱走を企てて
だから 塀を高くしたけれど
別のルートから 逃げ出したエル
自由を求めて 行動したエル
だけど 今は いつも寝ているエル
飼い主夫婦と 近所にいる孫 を見たら
シッポだけ振って 愛想を振りまくエル
それだけでいい それだけでいい
飼い主 とくに 亭主は 今は すっかり“猫”なで声
「エルちゃん」「エルギラくん」と・・・
猫と犬の共存
これが ずっと続きますように
そして 共に老いていけますように なぁ同志エル
哀しくも切ない会話
最近の妻との切ない会話。 それは、我が家の犬についての話。
我が家歴16年の犬は、最近めっきり衰えてきて、歩くのも危なっかしいほど、ヨロヨロしている。ずっと、雑種のたくましさで、食べることにも貪欲で、見知らぬ人をあれほどまでに吠えまくっていたエネルギッシュさは、今はもう影もない。
背中をさすれば、こつんと骨に突き当たり、栄養満点風だった腰回りも、すっかり凹んでしまった。
2年前に、我が家には、もう一匹メス犬がいた。それはクリスマスイブに、当時高校生だった娘が、近くの公園で拾ってきた雑種犬がいた。拾ったのがクリスマスイブだったから、その犬は「サンタ」と名付けた。しばらく後に、この我が家歴16年の犬を、いずれかの元飼い主から捨てられる寸前のところで、これまた、娘がもらってきて、体が大きかったから、LargeのLをとって「エル」と名付けた。だから、14年間ほど、サンタとエルの2匹の犬が我が家に同居することになった。16年前、小学生だった息子も、青春期を2匹の犬と共に過ごした。
エルは大きく、「ウウッ」と、見つかったら叱られるものだから、人間の我々に分からないように、実は我々人間は分かっていたけど、サンタにうなって、体の小さいサンタの餌を取ったり、夏は日差しのきつい所にサンタを追いやって、自分は涼しい所で休んでた。長い年月の中で、サンタの上にエルという「力関係」が、厳にできあがってしまっていた。そういう、ストレスがたたったのか、それでも結構長命だったけど、サンタは2年前に他界した。そして、その2年後の今、エルもすっかり衰えてきている。
だから、不謹慎だけれど、「ポスト・エル」についての、最近、次のような妻と私の会話があった。
エルが居んようになったら、また犬飼おう。と、妻。
犬、飼うたら、旅行もどこにも行けへんぞ。と私。
飼わな、不用心やし、寂しいし。
そら、そうやけど、これから犬飼うたら、14~5年以上生きること考えならん。その時、我々も75から80歳ぐらい以上、どういう状態になっているか? 我々が、病気したり、ボケたりしたら、面倒みられんようになったら、その犬可哀想やんけ。

日頃は、娘ん家で飼うてもろうて、寂しい時だけ、うちに引き取ろうか?
と、虫のよい、一応の結論が出ました。まだ、娘には、その結論のことは言っていません。「流動的」だし、娘ん家も、子育て真っ最中で忙しいからです。
いま、パソコンを打っている部屋のドアーの向こうで、エルは、ひたすら寝ています。
犬と我々の生涯をめぐっての、哀しくも切ない最近の我が夫婦の会話でした。・・・おつきあいしてもらってスミマセン。
最近の妻との切ない会話。 それは、我が家の犬についての話。
我が家歴16年の犬は、最近めっきり衰えてきて、歩くのも危なっかしいほど、ヨロヨロしている。ずっと、雑種のたくましさで、食べることにも貪欲で、見知らぬ人をあれほどまでに吠えまくっていたエネルギッシュさは、今はもう影もない。
背中をさすれば、こつんと骨に突き当たり、栄養満点風だった腰回りも、すっかり凹んでしまった。
2年前に、我が家には、もう一匹メス犬がいた。それはクリスマスイブに、当時高校生だった娘が、近くの公園で拾ってきた雑種犬がいた。拾ったのがクリスマスイブだったから、その犬は「サンタ」と名付けた。しばらく後に、この我が家歴16年の犬を、いずれかの元飼い主から捨てられる寸前のところで、これまた、娘がもらってきて、体が大きかったから、LargeのLをとって「エル」と名付けた。だから、14年間ほど、サンタとエルの2匹の犬が我が家に同居することになった。16年前、小学生だった息子も、青春期を2匹の犬と共に過ごした。
エルは大きく、「ウウッ」と、見つかったら叱られるものだから、人間の我々に分からないように、実は我々人間は分かっていたけど、サンタにうなって、体の小さいサンタの餌を取ったり、夏は日差しのきつい所にサンタを追いやって、自分は涼しい所で休んでた。長い年月の中で、サンタの上にエルという「力関係」が、厳にできあがってしまっていた。そういう、ストレスがたたったのか、それでも結構長命だったけど、サンタは2年前に他界した。そして、その2年後の今、エルもすっかり衰えてきている。
だから、不謹慎だけれど、「ポスト・エル」についての、最近、次のような妻と私の会話があった。
エルが居んようになったら、また犬飼おう。と、妻。
犬、飼うたら、旅行もどこにも行けへんぞ。と私。
飼わな、不用心やし、寂しいし。
そら、そうやけど、これから犬飼うたら、14~5年以上生きること考えならん。その時、我々も75から80歳ぐらい以上、どういう状態になっているか? 我々が、病気したり、ボケたりしたら、面倒みられんようになったら、その犬可哀想やんけ。
日頃は、娘ん家で飼うてもろうて、寂しい時だけ、うちに引き取ろうか?と、虫のよい、一応の結論が出ました。まだ、娘には、その結論のことは言っていません。「流動的」だし、娘ん家も、子育て真っ最中で忙しいからです。
いま、パソコンを打っている部屋のドアーの向こうで、エルは、ひたすら寝ています。
犬と我々の生涯をめぐっての、哀しくも切ない最近の我が夫婦の会話でした。・・・おつきあいしてもらってスミマセン。

