2008年11月11日
政界発ニュースの不思議?
最近、政界というより政府絡みのニュースが、国民生活に暗雲(と言ったら言い過ぎかな?)を投げかけています。本日も、その内のひとつが・・・。
政界発ニュースの不思議?
「村山談話は具体的にどこが侵略とは書いていない」「書いたものはいささかも間違っていない」・・・はと、田母神俊雄・前航空幕僚長の本日参議院外交防衛委員会での参考人招致での弁。こういう人物が、自衛隊のトップに任命されることの不思議? ・・・一私人としては、どういう歴史認識を持とうと自由ですが、自衛隊組織の一員としての公人としての現職時に外部に政府と違う見解を発表する自由があるか、ということについては問われるべきではないでしょうか?
しかも、定年退職扱いで退職金6000万円もらう不思議? 「公務員の信用失墜行為」?・・・国家公務員法で定める懲戒理由にならないのか?
「村山談話」を踏襲(とうしゅう・・・因みに麻生さん曰くの「ふしゅう」の読みで調べると「腐臭」「俘囚」「浮舟」が出てきます。何か暗示的)している政府の任命責任は? 政府のシビリアン・コントロールはどうなっているのか?
※ご参考までに、関係法令を載せます。
<国家公務員法>の抜粋です。
(法令及び上司の命令に従う義務並びに争議行為等の禁止)
第九十八条 職員は、その職務を遂行するについて、法令に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。
・・・第2項・第3項 (略)・・・
(信用失墜行為の禁止)
第九十九条 職員は、その官職の信用を傷つけ、又は官職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
<自衛隊法>
(内閣総理大臣の指揮監督権)
第7条 内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する。
(防衛大臣の指揮監督権)
第8条 防衛大臣は、この法律の定めるところに従い、自衛隊の隊務を統括する。ただし、陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の部隊及び機関(以下「部隊等」という。)に対する防衛大臣の指揮監督は、次の各号に掲げる隊務の区分に応じ、当該各号に定める者を通じて行うものとする。
1.統合幕僚監部の所掌事務に係る陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の隊務 統合幕僚長
・・・2号~3号 (略)・・・
4.航空幕僚監部の所掌事務に係る航空自衛隊の隊務 航空幕僚長
・・・以下、略・・・
(幕僚長の職務)
第9条 統合幕僚長、陸上幕僚長、海上幕僚長又は航空幕僚長(以下「幕僚長」という。)は、防衛大臣の指揮監督を受け、それぞれ前条各号に掲げる隊務及び統合幕僚監部、陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の隊員の服務を監督する。
(略) 前各号に掲げる隊務に関し最高の専門的助言者として防衛大臣を補佐する。
幕僚長は、それぞれ、前条各号に掲げる隊務に関し、部隊等に対する防衛大臣の命令を執行する。
<日本国憲法>
第六十六条【内閣の組織】
1 内閣は、法律)定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織する。
2 内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。
3 内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。
【お断り】法令の文言の赤字は、強調することと読みやすいということを念頭に、私の判断で付けました。
※ シビリアン・コントロール(文民統制)について一つの記述です。アドレをクリックして、読んでみて下さい。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/bunnminn.htm
政界発ニュースの不思議?
「村山談話は具体的にどこが侵略とは書いていない」「書いたものはいささかも間違っていない」・・・はと、田母神俊雄・前航空幕僚長の本日参議院外交防衛委員会での参考人招致での弁。こういう人物が、自衛隊のトップに任命されることの不思議? ・・・一私人としては、どういう歴史認識を持とうと自由ですが、自衛隊組織の一員としての公人としての現職時に外部に政府と違う見解を発表する自由があるか、ということについては問われるべきではないでしょうか?
しかも、定年退職扱いで退職金6000万円もらう不思議? 「公務員の信用失墜行為」?・・・国家公務員法で定める懲戒理由にならないのか?
「村山談話」を踏襲(とうしゅう・・・因みに麻生さん曰くの「ふしゅう」の読みで調べると「腐臭」「俘囚」「浮舟」が出てきます。何か暗示的)している政府の任命責任は? 政府のシビリアン・コントロールはどうなっているのか?
※ご参考までに、関係法令を載せます。
<国家公務員法>の抜粋です。
(法令及び上司の命令に従う義務並びに争議行為等の禁止)
第九十八条 職員は、その職務を遂行するについて、法令に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。
・・・第2項・第3項 (略)・・・
(信用失墜行為の禁止)
第九十九条 職員は、その官職の信用を傷つけ、又は官職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
<自衛隊法>
(内閣総理大臣の指揮監督権)
第7条 内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する。
(防衛大臣の指揮監督権)
第8条 防衛大臣は、この法律の定めるところに従い、自衛隊の隊務を統括する。ただし、陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の部隊及び機関(以下「部隊等」という。)に対する防衛大臣の指揮監督は、次の各号に掲げる隊務の区分に応じ、当該各号に定める者を通じて行うものとする。
1.統合幕僚監部の所掌事務に係る陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の隊務 統合幕僚長
・・・2号~3号 (略)・・・
4.航空幕僚監部の所掌事務に係る航空自衛隊の隊務 航空幕僚長
・・・以下、略・・・
(幕僚長の職務)
第9条 統合幕僚長、陸上幕僚長、海上幕僚長又は航空幕僚長(以下「幕僚長」という。)は、防衛大臣の指揮監督を受け、それぞれ前条各号に掲げる隊務及び統合幕僚監部、陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の隊員の服務を監督する。
(略) 前各号に掲げる隊務に関し最高の専門的助言者として防衛大臣を補佐する。
幕僚長は、それぞれ、前条各号に掲げる隊務に関し、部隊等に対する防衛大臣の命令を執行する。
<日本国憲法>
第六十六条【内閣の組織】
1 内閣は、法律)定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織する。
2 内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。
3 内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。
【お断り】法令の文言の赤字は、強調することと読みやすいということを念頭に、私の判断で付けました。
※ シビリアン・コントロール(文民統制)について一つの記述です。アドレをクリックして、読んでみて下さい。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/bunnminn.htm
presented by
パッヘルベルによろしく http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20100305001/1.htm"> presented by 地球の名言 http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20100305001/1.htm
蒸し暑い中、平和安寧のご近所をウォーキングの後、テレビ見たら、人間が人間を虐殺する矛盾が、放映されていました。
北朝鮮に家族を拉致されたこ家族:拉致議連のお訴えを、岸田政権も
今日は、午後、ウォーキング頑張りました。途中、スマホ見ながら自転車走行の少年・少女の危険?!が、気に成りました。
青年期京都府警警察学校で一年間起居を共にした同期生会から、隊長さんからお電話下さり近況を語り合える人生の貴重な宝!
人生勉強不足の私に、相田みつをさんのお言葉、どうかどうか、ご示唆を戴き、学ばせて下さい。m(__)m
目が覚め窓外の上空から、カラスの鳴き声‼️ 奇跡の天球地球で、地球の生き物の声に学びますよう。m(_ _)m
北朝鮮に家族を拉致されたこ家族:拉致議連のお訴えを、岸田政権も
今日は、午後、ウォーキング頑張りました。途中、スマホ見ながら自転車走行の少年・少女の危険?!が、気に成りました。
青年期京都府警警察学校で一年間起居を共にした同期生会から、隊長さんからお電話下さり近況を語り合える人生の貴重な宝!
人生勉強不足の私に、相田みつをさんのお言葉、どうかどうか、ご示唆を戴き、学ばせて下さい。m(__)m
目が覚め窓外の上空から、カラスの鳴き声‼️ 奇跡の天球地球で、地球の生き物の声に学びますよう。m(_ _)m
Posted by
夢想花
at
20:00
│Comments(
3
) │
名もなき孤老の訴え
この記事へのコメント
朝日新聞読者として歴史は村山談話が至極当然であると思っていました。
田母神さんの論文から私の知らない事が色々あると分りました。議論をしてあのような歴史の見方もあることを多くの人に知らせるべきではないか。
田母神さんの論文から私の知らない事が色々あると分りました。議論をしてあのような歴史の見方もあることを多くの人に知らせるべきではないか。
Posted by 山田太郎 at 2008年11月11日 20:31
山田太郎さん、有り難うございます。私人としては、暴力や犯罪や明白な人権侵害を誘発する以外の言論は自由だと思います。ただ、公務員組織にあるものは、職務の遂行に関係あったり、組織の公正さを疑わせるような発言については、一定、「言論の自由」という人権も制約を受けるのも当然だと思います。そうでないと国民や市民は、公務員組織の何を信頼して依拠して生活すればよいか分からないと思います。だから、議論の自由はありますが、田母神氏も辞職してから論文を外部に発表することは、何ら問題はないと思いますし、押さえるべきではない、大いに議論あって然るべきだと思うのですが・・・。
Posted by 夢想花 at 2008年11月11日 21:11
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