花・たからもの
朝、小学生登校時でのエピソードです。この詩(もどき)の中の「私」は、別にあやしいオッチャンではないデスヨ! ・・・と、こうことわらなくてはならないところに、日本社会の今日的課題が・・・、スクールガードが活動しなければならない、悲しい現実があるのですよネ・・・。でもソンナノカンケ~ね~、ということで、少女と私の朝のひとコマです。
花・たからもの
窓際のトットちゃんみたいに
多分 自分の世界に浸っていて
その行動が やや突飛な
小一かな小二かなの女の子と
私 スクールガードしてるおじさんとの話
朝 小学校への登校時
私 トットちゃんみたいな少女に
野に咲いている 白い小さな花をあげました
「根っこからかよ~」と言いながら
花の好きな少女は
「ありがとう はい お返し」と言って
別の場所に 小さく咲いていた赤い花を摘んで
私に くれました
うれしかった
花さんには 迷惑だったかも 知れない けれど
私にとって ちいさな小さな赤い花は 宝物
写真は撮らないけれど
私の心に 永遠に 撮っておく
トットちゃんの心にも
どうか 白い花が 残りますように
できれば 永遠に
そして 私のような
あなたと全国のトットちゃんのことを 見守っている
世の多くの大人のことも
ついでにちょっこっと 覚えていて欲しい・・・永遠に
そしていつか ずっと後輩のトットちゃんを見守る
そういう大人になってくれたら グ~ッ!
【補足・蛇足】 いつの時代も、ちょっとした“道草”は楽しい。“道草”を楽しめる社会にしていきましょう。
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