もしかすると
「心筋梗塞」や「狭心症」などの「心臓病」のサインかも
しれません。
12月から2月は、最も心臓病で亡くなる人が多い時期です。
患者は70代以上が多いのですが、
若くしてなる可能性もあるんです。
たとえば、
40代50代の更年期女性に多いという「微小血管狭心症」。
胸の痛みだけではなく、時に
背中やのど、奥歯、肩、胃など広範囲に痛みが出るのが特徴で、
死に至ることはありませんが、
生活に大きな支障をきたすこともあります。
さらには、命を脅かす「心筋梗塞」。
50代で発症したという女性は、動脈硬化の進みが早く、
心筋梗塞を引き起こしたことがわかりました。
その原因のひとつとなっていたのが、
「家族性高コレステロール血症」でした。
番組では、若くても発症する意外な心臓病について、その特徴的な症状や治療法、そして予防法まで、詳しくお伝えしました。
微小血管狭心症とは?
40代50代の更年期女性に多いとされる狭心症です。
下記のような特徴的な症状があります。
•胸が押されるような痛みがある
•時に広範囲な痛みがある(歯、あご、のど、胃、背中など)
•安静時に起こりやすい
•5分~半日続く
(以上はありがちな症状。
人によって当てはまるものは異なりますし、
違った症状が出る場合もあります)
心筋梗塞 サインは?
突然死を引き起こすこともある心筋梗塞。
下記のような症状があったら、すぐに受診してください。
•胸が押される痛みが15分以上続く
•強い不安感や冷や汗、吐き気や息苦しさを伴う
また、心筋梗塞が起こる数日~数か月前に
下記のような症状が起こることがあります。
•胸、胃、肩、腕、のど、歯の痛み
•胃のムカムカ、吐き気
•息切れしやすい
•めまいがする
•どうきや不整脈がたびたびある
•足のむくみがある
(以上はありがちな症状。
人によって当てはまるものは異なりますし、
違った症状が出る場合もあります)
狭心症や心筋梗塞の症状かも どこを受診したらよい?
番組では、
日本循環器学会が認定している
心臓病医療の専門家「循環器専門医」をご紹介しました。
最寄りの病院を調べたい場合、
日本循環器学会のホームページで検索することが出来ます。
生まれつきLDL(悪玉)コレステロールの数値が高く、
動脈硬化が進みやすい病気です。
下記のようなチェックポイントがあります。
•LDL(悪玉)コレステロール180以上
•血のつながった2親等以内の家族が狭心症・心筋梗塞
(男性は65歳未満 女性は55歳未満)
•アキレスけんが太い(目安は2センチ以上)
家族性高コレステロール血症かも どこを受診したらよい?
番組では、
日本動脈硬化学会のホームページに掲載されている
「家族性高コレステロール血症」について
塩分を控えめにすることで、高血圧を予防し、
食物繊維や青魚を多くとることで、
LDL(悪玉)コレステロールを低下させ、
動脈硬化が進みにくく、狭心症や心筋梗塞の
リスクを下げるそうです。
専門家ゲスト:天野惠子さん(静風荘病院 医師)、
神谷千津子さん(国立循環器病研究センター 循環器専門医)、
斯波真理子さん(国立循環器病研究センター研究所 病態代謝部 部長)
ゲスト:三田寛子さん、青木さやかさん
リポーター:佐々木彩アナウンサー
私は、男性おっさんですが、
性別問わず、すべての方に、
•目標 1日合計1時間歩く
•塩分6グラム未満
•食物繊維・青魚多め
を、お勧めしますし、
ウォーキングも頑張ってしています。
ですが、寒いので、
ウォーキングは、ご無理の無いように、
お勧めします。m(__)m