芋洗い坂係長状態の正倉院展、そして・・・。

夢想花

2008年10月31日 01:29


  昨日、天気もよく、急遽、奈良の正倉院展を、妻と見に行きました。会場の国立博物館での正倉院展示場では、大勢の人・・・まさに「芋洗い坂係長」状態(すみません、貴重な芸名をお使いして・・・。ですが、少しは“宣伝”になればと・・・!)でした。展示物は、あまりの人だかりで、よく分かんなかった。

芋洗い坂係長状態の正倉院展、               そして、こころ洗われて・・・。
          

 会場のそばの公園で、2匹の鹿が、鹿せんべいを巡ってでしょうか、既に安全のため、ほぼ根本から切り取られている角を突き合わせて、衝突していました。その歴史的一瞬を、シカとデジカメでパチリ・・・!



        クリックしてくださ~い。
     

  そこで、恒例の下手な一首。

根本から切られし角を突き合わせ
  がぶり四つの鹿どもの陣



  さらに、帰途の近鉄奈良線「西大寺駅」ホームで、電車を待っているとき、妻が、人混みにむれて咳き込みました。するたまたま居合わせた女性の方が、のど飴を妻と、そして私にまで下さいました。お陰様で、妻の咳は止まりました。私は、美味しかったです。世の中は、まだまだ捨てたものではない、親切はすたれていない。恐らく、昔も、遠くシルクロードの道を運ばれてきた正倉院の文物も、幾多の人の情けが行き交って、今日に繋がってきたのでしょう。

 その方は、別の電車に乗られて、お名前を聞くこともなく、そのままお別れしました。生涯で再び、お目にかかることはないと思いますが、もし、たまたまこのブログご覧になったら、ご連絡下さい。もし、そうなれば、ドラマチックやなぁ・・・。感慨一塩のご親切でした。深く、感謝です。


  また、電車の中で、私に席を譲ろうとしてくれた若い女性・・・ご親切、有り難う、うれしかった。ですが、少し譲られる年に? やや、トホホっ !

  どちらも、日本もまだ見捨てたものやナイ! 親切も、まだまだ廃れていない。有り難う、深く感謝! ここで、下手な一句。

 
人と人 こころ行き交い 世は動く 

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