目から鱗~2桁の数字同士のかけ算の驚異の暗算法~
きのうNHKテレビ『もっともっと関西』で、2桁の数字のかけ算の仕方が紹介されていました。創案者は朝倉仁先生(塾経営者)。私も今まで出会ったことのない「目から鱗」の計算の仕方だったので、ぜひとも紹介したく、既にご覧になっているかも知れませんが、このブログでもご紹介します。お子さまも親御様も、共に、お楽しみになってはどうでしょうか?
理屈は こうです。
a×b = (a×2) × (b÷2)
= a×b×2÷2
= a×b
例えば
72×16= (72×2) × (16÷2)
=144× 8= (144×2) × ( 8÷2)
=288× 4= (288×2) × ( 4÷2)
=576× 2= 1152
のように、片方の数字を2倍にして、片方の数字を半分にして、掛け合わすのに暗算しやすい数字になるまで、それを繰り返して、掛け合わす暗算をするのです。
上の例は、もうひとつぱっとしませんので、別の例題をもう一つ。
50×16= 100×8 = 800
では、どうでしょうか?
それでは、もう一つ。
16×45 = 8×90= 720
ピンポーン! 大正解、 だいせいか~いです。
a×b = (a×2) × (b÷2) は当たり前といえば当たり前です。
それを実際の計算に取り入れて、簡単に暗算しやすい数字にまで持って行く柔軟さに、「ほう、納得!」と、すっかり「目から鱗」状態になってしまいました。
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