~心のバリアフリー~(その4)
昨日に続き、お送りします。
乙武洋匡さん「心のバリアフリー」
バリアフリーとは、もともとは道の段差をなくすとか、スロープをつけるとか、物理的な“かべ”を取り除こうというものですが、ボクが目指しているのは、心のバリアフリー。
障害について、もっと聞いて欲しい。子どもは、手足のないことを聞きたがるが、親ごさんがとめてしまう。そうすると、子どもは、聞きたい気持ちをそのまま胸に閉じこめて、障害を持っている人への“かべ”をつくってしまう。
みなさんは、障害を持っている人を理解して欲しい。(障害者を)理解する心抜きにバリアフリーを進めれば、(障害者への)配慮の欠けたバリアフリーが進んでしまう。
(健常の人は、障害を持っている人に対して) 「何かお手伝いすることがありますか?」と声をかけてほしいし、非常に有り難い。<彼は、ほとんどのことを自分でしようとしますが、衣服の着脱(ちゃくだつ)などどうしても手助けが欲しいことについては、率直に助けを求めています。>
どうして障害者は、可哀想なのか!? 障害を持っても、楽しく過ごしている人がいるよという例として、本を書いた。
障害を持っているといって、何か制限をつけると言うのはもったいない。
社会的な制約があっても、まず自分自身のバリアーを打ち破ってほしい。
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《 ここで突然に、番組構成上、「夢想花放送局」のしゃ長 と しゃ員(社長・社員というには、私の頭の中だけの「会社」というにはややおこがましいモノですので、やや照れまして、以下「しゃ長」「しゃ員」と言います) が登場します。冗談っぽいですが、中身は、真面目なことを言おうとしていますので、辛抱しておつきあいください 》
しゃ員 しゃ長、乙武さんの話、どうでした? ご感想は?
しゃ長 それは、CM2 の あとで・・・。
しゃ員 引っ張りまんなぁ。どこに CM1 がありましたんねん?
しゃ長 あした、あした、あした、私はコクります。(明日につづく)
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