最近の辛いニュースに、
高校三年生の少年が、同級生の少女の、自殺願望を受け入れて、
嘱託殺人を犯して、
少女の命が絶たれた、という事件があります。
ヤフーニュースによると、
高校長が記者会見をして、
少女は、自殺願望を担任には打ち明けて、いた、とのことです。
ここで、私の思うことは、打ち明けられて、
担任は、そのことを、学年団なり、教職員集団なり、管理職なりに伝えて、
教職員集団で、少女の思いへの、対処の仕方や保護者への連絡、
平素の少女や少年への指導、
生徒全体への指導、
PTAへの、思春期の子ども理解の学習、
は、どうだったんだろう?!
と、疑念が湧いて来ます。
各地で起こっている、
子どもの世界のイジメについても、
教職員集団内部は、どうなっているのか?!
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私が、高校教師現役の頃は、
勤務時間外に、お酒を飲んだり、談笑する機会も多く、
教職員が、議論・激論を交わして、
時には、喧嘩腰にでも、教育を、人生を学び合えました。
それに、教職員組合も強く、上からの『管理統制』を排除し、
教育委員会と、教育を巡って、激論し、学校現場充実の施策を勝ち取ることが、よくありました。
然るに、今はどうか?!
教職員組合は弱く、
管理統制はきつく、
保護者の目線が、高学歴化も手伝って、
また、高齢者に叱られる経験も少なく成った環境で育って、
プライドが肥大化し、
ともすれば、モンスターペアレント化、しかねない!!!
状況も、あるようです。
そうした中で、教職員も“萎縮“し、そこへ、安定への“保身“意識も働いて、
激論を恐れ、“火中の栗“を拾う、覚悟が、
弱まって、子どもたちの、苦しみ、悩みに、手を、打てない???!
昔の親は、教師に文句を言うような風潮は、殆ど、ありませんでした。
〜長くなりますので、以下、次号以降に、思いを述べたい、と思います。
iPadからの投稿は、不便な点も多くて、表現が滞りがちです。~_~; 〜