サプライズ人事のおススメ!
昨日の続きで、絡む訳ではありませんが、同質性の強い集団に、異質・異端の注入をすることの大切さ、ということを申し上げたいのです・・・。
サプライズ人事のおススメ!
庶民感覚の代弁者・異質・異端の
登用を・・・
18人中、11人が親が国会議員で、2人が県会議員の子どもたち(今は、いい大人ですが・・・)、議員初代は5人という、俗に言うお殿様・お坊ちゃま・お嬢ちゃま(失礼!当たらずと雖も遠からず??)が圧倒的に多い人たちの集団は、どんな雰囲気で、言葉を交わしているのでしょうね? ケンケンがくがく、口角泡を飛ばして、時には相手を罵倒してでも、本音をブッチャケて、話し合っているのでしょうか? 大阪弁で、ぶっちゃけおばさんの、本音丸出し風で、しゃべっているのでしょうか?
私の人生で、県会議員に会ったことはありますが、国会議員といった“高位高官” (えっ?) なお方との付き合いなんて、まぁ、ありません。ひがんでいるように見えると思いますが、私のまわりの人たちの圧倒的大多数が、そんな人たちと無縁の生活をしているようです。私も、私のまわりの人たちの圧倒的大多数の人たちも、言ってみれば「庶民」そのものです。
庶民の中では、日常的に喧嘩もあるし、悪口もあるし、「ざーマス」とか「○○先生」なんて言葉は、冗談やからかい以外にはあまり耳にすることはナイ! まして、権謀術数・上品な言葉遣いだけれど持って回った言い方をする人は、庶民の世界では「腹が黒い」と言って敬遠されるし、親の権威を傘に着る人は「虎の威を着る狐」とバカにされる。
要するに、何が言いたいのかというと、冒頭の人間集団は、庶民の世界から縁遠いのじゃないか? 極論すれば、大根一本の値段に一喜一憂する「経済苦」「生活苦」なんてことから無縁の人々が主流の、極度の「挫折」のない、そいれでいて幼い頃から結構持ち上げられて育って“自尊心”と、自尊心を脅かす者への“嫌悪”の強い、従って、自尊心が傷つく前にスタコラすたこら退散したがる、そういう人たちの“同質集団”と言ったら言い過ぎでしょうか?
同質集団の危険性・・・それは、異質・異端なものへの極度の怯えと本能的防御。それが、反転攻勢になると、排除・いじめ・弾圧・抑圧につながる危険性を秘めてイル 、と私は思います。
人間の集団には、異質なものを受け容れ、異端なものに寛容であればあるほど、その集団は発展する可能性を持ち、民主的と言えるのではないでしょうか? だから、私がもし組閣できるチャンスを億兆万分の一でも与えられれば、きっと、市井に隠れている庶民を登用し、既成政治家の体質と異質・異端な人を登用するでしょう。その方が“サプライズ”! 今、ラッキー(?)にも、暴言・失言3連発で、罷免されかねない閣僚が居らっしゃいますので、その後任とか首相補佐官に、庶民感覚の代弁者・異質・異端それでいてまっとうな考え方をしている人(真の愛国者)を、登用されてはどうでしょうか? 内閣支持率がUPするかも・・・? すぐ、祖父のあの宰相吉田茂さんのことを言いたがる麻生さん!
※ 話は変わりますが、昨日、わが町自治会で「敬老祝賀会」があり、不肖私は、キーボード持参で、約20分演奏とちょぼっとおしゃべりしました。場数を踏むにつれ、途中でややトチってもそのまま押し通すテクと心臓強さを身につけつつありますが、まだまだ課題の残るステージ(? )でした。それにしても、ほぼ一日、人によってはずっと前から、そして前日と“企画”“前日準備”“当日作業”と役員さんはご苦労様でした。私は、拍手を貰える“幸せ”の瞬間を与えて貰って、その上役員さんに「ご苦労さん」と言って頂いて、やや恐縮の心境でした。
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