河野太郎外務大臣の記者会見での対応が 問題に。閣僚の??答弁にも、改めて改めて政治倫理綱領をを見直したいです。
昨日の、
河野太郎外務大臣の記者会見での対応が
問題になっています。
記者会見を報じる外務省動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=lg0AMY9_0HE
河野太郎大臣は
脱原発も訴えておられ、
気骨のある政治家と思っていたのですが、
日露交渉の機微に触れる面もあるとは言え、
質問拒否発言は、あまり
誠実な対応、とは言いかねる答弁態度でした。
他の閣僚の国会答弁を聞いても、
?? と見える答弁もあり、
貴重な国会審議時間が、情けない状況に
陥っていることも、
よく見ます。
ここで、また、
政治の在り方を糺す
我が国の国会で
昭和60年6月25日に議決された
政治倫理綱領
を、確認したいと思います。
【政治倫理綱領】
政治倫理の確立は、議会政治の根幹である。われわれは、主権者たる国民から国政に関する権能を信託された代表であることを自覚し、政治家の良心と責任感をもって政治活動を行い、いやしくも国民の信頼にもとることがないよう努めなければならない。
ここに、国会の権威と名誉を守り、議会制民主主義の健全な発展に資するため、政治倫理綱領を定めるものである。
一、われわれは、国民の信頼に値するより高い倫理的義務に徹し、政治不信を招く公私混淆を断ち、清廉を持し、かりそめにも国民の非難を受けないよう政治腐敗の根絶と政治倫理の向上に努めなければならない。
一、われわれは、主権者である国民に責任を負い、その政治活動においては全力をあげかつ不断に任務を果たす義務を有するとともに、われわれの言動のすべてが常に国民の注視の下にあることを銘記しなければならない。
一、われわれは、全国民の代表として、全体の利益の実現をめざして行動することを本旨とし、特定の利益の実現を求めて公共の利益をそこなうことがないよう努めなければならない。
一、われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもって疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない。
一、われわれは、議員本来の使命と任務の達成のため積極的に活動するとともに、より明るい明日の生活を願う国民のために、その代表としてふさわしい高い識見を養わなければならない。
テレビの向こうには、主権者国民の眼差しがあること、
私たち主権者国会の現状に嫌気がさして
政治に期待しない、
選挙の投票を棄権するという弊に陥らないよう、
議員・国民、ともに
政治倫理綱領を噛みしめたい!
とご提唱する次第です。m(__)m
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