WBC監督・・・選手がよい思い出を残せる人に
昨日のつづきです。
WBC監督
・・・選手がよい思い出を残せる人に
翻って、北京オリンピックの選手たちは、よい思い出を心に残したのだろうか? ファンは、苦々しい想いを多く持ったようだ。
星野指揮官の「金メダル以外は要らない」との事前の発言。この発言は、彼我の実力を冷静に分析したものだっただろうか? 宮本主将が、大会後、いみじくも語った、韓国チームの選手の五輪にかける思いに負けたと実感した、という言葉。宮本主将は、日本対韓国戦でウイニングボールを掴んだ韓国チームの右翼手が、ボールをグラウンドに頭を擦りつけて拝む仕草をするのを見て、韓国選手の五輪への思いが、日本より遙かに強いと実感したという。日本チームの五輪にかける姿勢の甘さは、大会後も、各所からよく指摘された。
因みに、五輪後、宮本主将(ヤクルト)と上原投手(巨人)は、以後、日本チームと名の付くものには入らないことを言明している。慣れないポジションで何度もエラーをした西武の佐藤外野手。リリーフでKO状態になってベンチへ帰った岩瀬投手(中日)。そのとき、ベンチに居る他の選手が、彼をねぎらうような選手が全くいなかった光景がテレビ画面に映っていた。このとき、チームに一体感がないなぁ~、と私は実感。選手たちは、五輪チームに入ってよかった、幸せだったと思えたのだろうか?
エエ加減な、出来レースで、監督を決めるようなことをしていると、ファンからしっぺ返しを食らうかも知れない。他にも、人材があるだろう~~~、ということを声を大にして言いたい!
敢えて、夢想花も推薦せよ、ということであるならば、私は、楽天の野村監督を強く推したい。73歳、まだまだ体力はある。現役監督という問題点はあるにせよ、野村監督の野球理論と用兵は凄い! 野村監督に多くの選手が接することによって、選手たちは多くのものを得るだろう。それを各選手が、各チームに持ち帰って、普及・実践する。このことによって、プロ野球界のレベルアップに繋がっていく効果は大きいと考えている。野村さん、WBC監督をやって~~~、と言うことを声を大にして言いたい!!!それと、北京五輪の反省と総括もきちんとやれ~~~!
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