経営者の真実、って?
経営者の真実、って?
私は、考えが行き詰まれば、松下電器産業を一代で築き上げた苦労人経営者松下幸之助さんの言葉を参考にします。松下さんの言葉に、次のようなのがあります。
真実に立つというのは、まことに強いもので、
経営者が真実に立っていれば
社員やお得意先からの信頼が、
おのずと集まってくる。
真実に立っての言動は、
やはり人の心に通じるし、
そのことがまた、
自分の行き詰まりを打開する上でも
極めて大きな力になると思うのである。
経営者にとって「真実」とは、何でしょうか?
★ 企業の「利潤の追求」?・・・確かに、これもありますよね。それは誰のため? 株主のため、従業員や企業に関わる人や企業の発展のため?
★ 企業の「社会への貢献」? これもありますよね。日本には。「損して得とれ」と言う諺もありますし、近江商人の「自分よし、客よし、世間よし」の“三方よし”の考え方もあります。「世間よし」の考え方からは、企業の「社会的責任」という考え方も当然に出てきます。
★ 何でもアメリカ型資本主義の真似をして、労働者を景気の調節弁みたいに首を切っていたら、短期的には企業は生き残るかも知れんけど、行き着く所まで行ってしまったら、「企業栄えて、人枯れる、そしてやがては企業も国も枯れてしまった」ということになりはしないいでしょうか?
★ 日本には、日本型の資本主義のよさもあったのでしょうに・・・。それが、日本の高度経済成長を支えたかも知れないのに・・・?
★ 一部の人の金儲けばかりが肥大してしまうと、カネは乱舞するけれど、人が枯れ、企業どころか、国も枯れて、お金の亡者も枯れてしまうのではないか・・・と強く懸念してしまう最近です。
いつの時代も「共存共栄」ですよね。自分だけ、イイ思いをしようとしたら、アカン!
利己主義は「天につばする」行為、結局は自分に返って来る!
お互い様、お陰様、人の“力”とそれを裏付ける“心”を粗末にしたら勿体ない!
※
話変わりますが、アース・マラソン途上の間寛平さんが、大阪から千葉鴨川へ走破、1日に鴨川からヨットでロサンゼルスへ出航しました。
このことに関する記事のアドレスです。
http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/nikkansp-f-et-tp0-090101-0012/1.htm
http://golog.nifty.com/cs/catalog/golog_article/catalog_004290_1.htm
関連記事