街で、聴覚障害者は分からない。

夢想花

2009年02月11日 00:48

  一昨日のつづきです。フォーラムで、聴覚障害の方が健常の方と対談されました。・・・は、健常の方の発言です。


街で、聴覚障害者は分からない。

・・・皆さん、この方が障害を持っておられると分かりますか? 聴覚障害者は、街では分かってもらえないのです。 

★ 車を運転していると、後ろの車がクラクションを鳴らしているような感じ。その車が、追い越して横を通りすぎる時、「コラー!」と怒っているような顔でこちらを向いています。

・・・街には、聞こえない、聞こえにくい人がいるのですよ。

★ 手話を知らない人は、私から、離れてしまう。
★ 駅で、「電車が遅れる」という放送が分からなくて、ずっと待っていたことがありました。

・・・スーパーでのタイム・バーゲンの店内放送が、聴覚障害の方には聞こえなくて、損したような経験もされているようです。

・・・気付かない・気付けないということが、命に関わることもあるのです。 

・・・「手話」が、母語になっている。だから、長い文は分かりにくい。ちょっとの身振りも有り難い。 



※ 以上、私、まだまだ勉強不足の上、遅刻参加してメモった内容でした。さらに、勉強勉強です! 人は、つい、自分を基準に考えがちですが、健常者には何でもないようなことでも、障害者にとっては大変な負担がかかっていること、若い人には何でもないようなことでも、高齢者にとっては大変な負担がかかっていること、一人では何でもないことでも、ベビーカーに子どもを乗せている人にとっては大変な負担がかかっていること、日本語を話せる人には何でもないことでも、話せない人にとっては困ってしまうことがあることに気づくことの大切さ、そしてまた、ちょっとした声掛けや心配りが人を助け励ますことの喜びを学ばせて頂きました。謝謝!


関連記事