ふと気づけば“青息吐息”

夢想花

2009年03月07日 08:23

世間の感覚と違う政治のありかた・・・しかし、政治のあり方も、結局は、私たちの造っている世間のあり方に密接に結びついているのではないか、という思いを、詩もどきにしました。。  


 ふと気づけば“青息吐息”



選挙の時だけ「ご主人様」
選挙の時は「国民主権」

だけど平素は
お金でつながり
人でつながり
酒酌み交わす人の方に耳が行ってる!


高級料亭が政治の舞台?
りゅうと背広を着こなして
上品? 尊大? 持ち上げ? 迎合?
「先生」という言葉が行き交って
大物(?)政治家に人が集まり金が集まる
大衆の感覚と遠い話が飛び交って
政治の針路が語られる?!



だけど法的には
国会での多数決
選挙でご主人様に「票」を入れて貰わなくちゃ
そこで、突然、「国民主権」!
そこで、突然、「国民世論」!



国民大衆はどうかと言えば
生活に追われ仕事に追われて
     「政治どころじゃないですヨ!」
趣味が忙しくて
     「政治なんて野暮なこと!」
どうせ誰がやっても同じヤ、と
シラケた眼差し
私には、無縁の世界!


政治を言う奴 理屈っぽい!
理屈こく奴 鬱陶しい!
身の程わきまえ
文句もいわずにニコニコ笑顔!
政治への無関心・・・
その方が生きやすい!
その方が楽だモン!
その方が嫌われない!
「眠ってくれた方がいい」と言った政治家も
享楽快楽、政治離れ大いに歓迎!


そうしてる内に
“笑顔”が奪われ
自分の首が締まってる!
国会議員にシコタマ税金!
高級官僚、渡る世間は“銭”ばかり!
享楽快楽、政治への無関心・・・
ふと気づけば“青息吐息”!



世襲の政治家はびこって
選挙区に利益誘導
それでいいいんです!
どうか先生、“大物”になって
打算と欲が相乗りして
“笑顔”が凍てつき
国民不在の政治の進行!



「法の下の平等」は遠いかも?
「全体の奉仕者」より“一部の奉仕者”!
選挙の時だけ「国民主権」!
どっちもどっち
ふと気づけば“青息吐息”!
片一方は“呵々大笑”!


自分の世代だけでない!
子々孫々に、ツケの相続! 
ご主人様が、政治を取り戻そう!


このままでいいんですか?
放っておけば、大変なことになりますよ!



【あとがき】 ブログに出そうか出すまいか 発信するにあたり、夢想花、逡巡しました。こんな心情です。
  もの言えば唇寒し秋の空
   だけど春迎えたくて老いの愛国
 




関連記事