市の財政健全化を目指して
最近の私のブログ、五輪ごりんと五輪づくしのように見えて、実は、私、地方自治のことも、意見を言ってきて、我が住む市への“愛”も発揮してきました。それは一昨日のことでした。きょうは、少し堅いことを言いますが・・・、選挙で選ばれた議員以外の一介の孤老にも、口もあれば耳もある、そして心もあるということを。。。。。これから、何回か折りに触れて、不十分ですが、その辺のことを申したい、と思います。恐らく、どの市町にも通じることが多く、ご参考になれば嬉しいです。
実は、私は、5年ほど前に、市当局の公募に応じて、「住民の、住民による、住民のための市の行政」というテーマで論文(?)らしきものを書き、公募の行政改革推進委員に採用されて、年に数回、行政改革推進委員会に出席して、意見を申してきました。
市の財政健全化を目指して
市行政当局の狙いは、ただ一つ・・・市の財政の健全化をどうして進めるか、そのためにどう入りを計り、出るを制するか。。。。。そのための市民の意見を、委員会で聞き、それを行政改革計画に反映させようとするものでした。
★ 入りは、現実的には、なかなか難しい状況があります。そこですぐに目につくのは、出るをどう制するか、です。限られた歳入の中で、どう歳出を制するか?!
★ そこで、出てくるのが、行政のスリム化。。。。。市の行政当局の人員を削減して、削減した分を、市民の参画を促して、これまで行政がしたきた事業に、市民や民間活力を導入していこうとする流れです。
★ この5年間で、この流れはかなり進められて、公民館など、市民生活に直結する出先の部分が、解体廃止されたり、民間委託や指定管理者制度という形で、行政から離されていきました。
解体廃止や民間委託や市民参加と言えば、聞こえはいいのですが、実はサービスが減少し、質が低下しかねない、という問題を絶えず孕んでいます。
★ 表向きの財政赤字は減っては来ているものの、サービスの質が低下しかねない、という事態。。。新しい体系の組織が金儲け・利潤追求になじむ事業のか、委託された指定者が必ずしも組織の維持をする上での力量を持っているのか、という面があったりします。そこへ、一般市民の無関心、なんでも行政に言えばよいとする「行政依存体質」、さらに現場感覚の乏しい前例踏襲の行政マンの体質等々、次の世代へ借金を持ち込まないためにも。。。。。さまざま委員会で語られ、私も文句を言ってきました。
(以下、あっちは行ったり、こっちに帰ったり、話しはジグザグしますが、思うままに、何回かこのブログでも、取り上げたいと思います。また理屈ぽいことでご不興かな、UPしようかどうか迷ったのですが、拙い私の話が地方自治をお考え頂く何かのご参考になれば、と思ってupします・・・!)
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