吐 息

夢想花

2011年11月29日 05:10

  真夜中に、訳分かりにく~~い、突然の詩ごころです。恥ずかしながら・・・“感じ”だけでも汲み取ってつか~さい


     吐 息


真夜中に陶然
空を見る
漆黒の天空に
薄ぼんやりと星のまたたき


音ひとつなく
遠き交差点信号の赤の点滅
ときが停まり
わが思惟も一点を凝視する


そは過ぎし日の数限りなき悔恨か
残されし時への慈しみか
漆黒と静寂と
この大地の営み命あるものの秘やかな吐息


ただ陶然と立ち尽くし
無限の広涼に
おのが微力が
ただ溶融されるを知る


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