マイ・ワンパターン詩吟「宝船」を選ぶ理由・・・?
吠えたいことは、喉元まで上がって来ているのですが、心穏やかに、今日も、喉元から出て来たのは明るい話題!
・・を選ばせて下さい。
マイ・ワンパターン
詩吟「宝船」を選ぶ理由・・・?
まず、詩吟「宝船」とは・・・
きょうは気分を変えて、心がお金持ちになる歌をお送りしたく・・・。
数年前に詩吟を習って、途中で棒を折ってやめ、最近、、さぼりさぼりつつ再開習っています。先生や仲間の人にも辛抱強くつき合っていただいて、今の時点、唯一、私が人様の前で吟じられる歌が「宝船」です。大きな声で歌うと、ストレ ス発散! 因みに、私は、犬を散歩に連れて、一面畑の真ん中の農道で、よく唸って、ストレス発散、発声練習をシテオリマス(^^;)。
詞が素晴らしく、心をリッチにしてくれる・・・
世の人も、心をリッチに。。。。。そんな願いを込めて、お送りします。
さらに、
他の圧倒的多数派の詩吟は、「忠孝」とか、縦の秩序、人間の上下関係を歌った詞が多いのですが、
「宝船」の詞は、そんなの、関係ねぇ~~、とばかりに、
私は、敬老祝賀会の場でも、席が上や下・・・、なんてことは、抵抗ありますぅ~~、
と吟じてから、注釈入れるクセを発揮シチャイマシタ~~。
以下、「宝船」のご紹介をします。
★ ☆ ○ ◎ ● ◇ ◆
宝 船
・・・たからぶね
寿海波平紅旭鮮
じゅかい~~なみたいらかにして~~ こうぎょく~~~あざやかなり
遙看宝字錦帆懸
はるかにみるほうじ きんぱんのかかるを~~
同乘七福皆笑含
どうじょうの~~しちふく~ みな笑いをふくむ
知是金銀珠玉船
しるこれきんぎん しゅぎょくのふね~~
※ 作者の藤野君山は、1863(文久3)年幕末生まれ、明治元(1868)年の5年前です。そして、太平洋戦争さ中の1943年(昭和18年)に他界しました。因みに、昭和18年は私の生まれた年・・・どうでもいいことですが・・・。明治・大正・昭和時代の漢学者・演劇評論家でした。千葉県の人です。少年時代に依田学海から漢学を学び、詩の才能を磨き、日露戦争に従軍したのち漢学者・評論家として活躍。世に知られるようになったのは昭和10年、報知新聞の創作漢詩コンクールで1位となってからで、昭和16年には朝鮮総督府に招かれたり、満州へ吟遊旅行に出かけたりしながら多くの漢詩を残しました。
もうこれ~、著作権失効~、宝の船~ぇ
それにしても、
選ぶ理由も、こだわりあって、不器用な生き方、夢想花やねぇ。
もう一つ、因みに、を言いますと、
人を分け隔てしたらアカン!
とは、亡き母の教えです。
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