命の輝きを
どうか 命の輝きを
筆が突然に止まってしまいました。拓海くんの悲劇と詩に、このブログでいつものように冗談交じりの文を書く気も起こらず、数日を経てしまいました。しかしそれ以後も、悲劇は次々と起こっています。そうした中で私は考えました。私にできることは何か・・・やはり私は、以前にも言いましたが、「命の輝き」につながるメッセージを発信していこう。だから表面的には、冗談交じりの文もあるかも知れないけれど、拓海くんに象徴される多くの夢破られし人たちの思いを、いろいろな機会に、様々な表現で伝えていこうと、考えるに至りました。無数の「命の輝き」が持ち寄られて世を明るくすれば、少しでも、悲劇は少なくなるのではないか・・・そんな思いを込めて、このブログもいつまで続くか分からないけれど、書いていきます。
命奪われし者の声
命奪われし者の声
命奪われし者の悲鳴
命奪われし者の叫び
命奪われし者の抗議
憤怒
絶望
恐怖
暗澹
言葉なく
言葉発せず
言葉の無力に怯え
言葉の意味を失っていく
人は 今 命 奪われし者の
無念の思いに 気づいているか
封印された口惜しさに 気づいているか
人生を奪われ
人生をねじ曲げられ
未来を断ち切られ
過去や現在の織りなす綾が捨てられる
永遠の未来と
連綿たる過去と
遙か広がりを持つ現在が
断ち切られる
今 世界で 日本で 身の回りで
命奪われし
命絶たれし
命軽んぜられた 人の怨嗟が満ちている
立ち止まって 目を凝らそう
立ち止まって 耳を傾けよう
立ち止まって 考えよう
そして
立ち止まって 声を出し
声をかけ 声寄せ合って
人の 怨嗟を 語り継ごう
当たり前の笑いと
当たり前の喜びと
当たり前の感情の行き違いと
当たり前の前の悲しみを断ち切られた
人の哀しみに
気づいているか 気づこうとしているか
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