CHANGE(第8話)・・・この国に住む・・・
フジテレビのドラマ「CHANGE」(第8話)を観ました。
この国のために、
この国に住む人のために
朝倉総理が失踪したことと、朝倉総理が意思表示していないのに神林官房長官が「罷免された」と記者会見をして内閣を去ることについては、ちょっと変、現実にはありえねぇ~と思いつい、つい、最後まで、魅せられて観てしまった。
官房長官の不可解な辞め方は、恐らく、エキセントリックな形で辞めることによって、総理への“求心力”を際立たせる狙いがあったのだろう。それと、美山秘書に自分自身への愛想づかしをさせるためだったのだろう、と、解釈している。また、「本音を見せるようでは、政治家として・・・」というセリフも、政治家の旧来型を象徴・示唆する言葉なのだろう。神林先生(選良・公僕を『せんせい』と持ち上げるのは、気にいらないケレド・・・)、彼は、陰の内閣総理大臣であったと共に、これまではドラマの陰の主役だった。だが、これほどまでに記者会見で、国民にあからさまな嘘をついた以上、政治的失脚もしくは引退を覚悟していたのだろうか? イギリス議会なら、まぁ失脚だろうけれど、政界も有権者も日本は無原則且つ甘いところもあるからなぁ。。。次回以降はどうなるのか・・・?。
どうもこのドラマは、何気ない言葉のやりとりに、何かの伏線が準備されている。総理のお母さんの総理と秘書を前にしての「自分のこころのままに、歩いていけたら・・・」趣旨の発言。そして、総理が官房長官に言う「この国のために、この国に住む人のために政治をしたい」など。とくに、後者の「この国のために、この国に住む人のために政治をしたい」は、ドラマ全体を流れる思想なのだろう。そしてキムタク首相の率直なもの言いと、一途な行動力も・・・。
俳優陣の演技、顔の表情は、それぞれ印象深い。ありえねぇ~では、なく、十分あり得るナットクづくしだった。それに、結果的に「暫定」となった主席秘書官の女性が美山秘書に言った「お帰り~!」のセリフに、ほっと安堵し、そんなことアンのかな~、と思ってしまった。それに、BGMが、ややハイカラでイイ! ブログを書いている今も、何度も、頭の中で、鳴っている!
話変わりますが、きのう昼間、某寺であった「後期高齢者医療制度」についての学習会に参加しました。生涯をマジメ素朴に“この国に住み”生きてこられたであろうご高齢の方約50人ほどの方と、一緒に、勉強しました。これからも、勉強を深めて、いつかブログでも、思いの一端でも述べられたら・・・と、思いました。しかし、この寺の、私の友だちだけれど、住職の取り組みやヨシ!
昔は、よく、お寺で、子どもたち対象に「日曜学校」「勉強塾」のようなものがありましたが、本来、お寺はそういう善男善女の勉強の場・思いを吐き出す場でもあって欲しい、ですヨネ。私が坊さんなら、ヤリタクルのに・・・と、思いつつ、残念ながら、私は、世俗の垢にまみれまくった人間ですので、それは、儚い夢でした!?(笑)
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