秋葉原の通り魔事件に思う
知人からメールで、秋葉原の通り魔事件について、意見が送られてきました。うまく、コメント欄に貼り付けられないので、ご本人の了解を得て、この場に、原文そのまま掲載させて頂きます。
秋葉原の通り魔事件に思う
いつもタイムリーな話題の提供ありがとうございます。 加害者の両親の苦衷察するに余りあります。それに彼には弟もいます。強盗殺人者を兄に持つ弟が、進学、就職、結婚の度に「殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる過酷な運命を描いた東野圭吾の「手紙」という小説があります。最近、知人の子どもさん二人が痴漢容疑で逮捕されました。身近ににもいる加害者の家族、これからどういう人生が待っているのでしょうか。
話変りますが、これはまれに見る凶悪犯罪ですが、日本の治安が悪化した、青少年が凶暴化したと見るのは誤りです。「戦前の青少年犯罪」という本によると、少年の殺人件数は昭和35年の438件がピークで平成17年には73件に激減しています。東京がオリンピック候補に残ったのも治安のよいことが理由の一つになっています。治安の悪化を理由に次々と治安対策が強化されていく風潮には危惧を感じます。・・・と。
私(夢想花)は、秋葉原の事件について、文にすべく何度もトライしました。ですが、ことがらの重さに、筆が遅遅として進みません。上記の知人から寄せられた文も、街で出会った若い人の話も、事件の深刻さを深く心配するものでした。皆さまにお願いです。コメントをお寄せいただけないでしょうか? このような事件は、二度と起こって欲しくない、だけど事件の突きつけたものは重すぎる。二度と起こらない、起こりにくい社会を造っていくために、どう考えていけばよいのか? よろしくお願いします。
日本では、今、年間3万人以上の人が自殺しています。個人の生き方の問題で収まらない深刻さを感じます。「死ねないから、生きてきた」という言葉は悲しすぎますし、私たちは、命を大事にしない人を特別視するだけで、次なる社会を造れるのでしょうか?
※ コメントをお求めして、注文をつけるようで申し訳ないのですが、人権上問題がある文は公開しないこともありますので、予め、ご了承をお願いします。
※ この事件と、その背景について、海外のメディアも報じています。このアドレスをクリックしてください。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/152383/
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