QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 27人
プロフィール
夢想花
夢想花
 うれぴい! 「インフルエンザ予防絶交仮面の歌」に、曲がつきました~! 
 このブログの2009年6月12日号を見て下さ~い!

クリックで救える命がある。     
オーナーへメッセージ

2008年08月09日

ナガサキの願い、そして・・・

 今から63年前のきょう午前11時2分、長崎に原爆が投下されました。昨夜の日本時間午後9辞からきょうの早朝にかけて、「平和の祭典」たるべき“北京オリンピック”の開会式の実況テレビ中継が行われています。

           ~~~~~~~~~~~~
1945年8月9日、午前11時2分、米軍爆撃機から投下された1発の原子爆弾が、地上500メートルで炸裂しました。
 猛烈な熱線や爆風、大量の放射線。
 7万4千人の生命が奪われ、7万5千人の方々が深い傷を負い、廃墟となった大地も、川も、亡骸で埋まりました。平和公園の丘に建つ納骨堂には、9千もの名も知れない遺骨が、今なお、ひっそりと眠っています。
          2007年(平成19年)8月9日 
          長崎市長 田 上 富 久

          ~~~~~~~~~~~~
この文は、昨年発表された長崎平和宣言の一節です。




  原爆が投下された数年後の、1949(昭和24)年にこの歌が発表されました。木製の箱のラジオから流れてくるこの歌を、また、町でもよく流れていて、私は、小学校へ入る前年でしたが、なんども聞いて覚え、回り切らぬ舌でよく歌っていました。子どもたちを含め、当時の人たちにとっては、犠牲者を思い、悲劇を再び繰り返さない「ノー・モア・ナガサキ」の平和を願う、切実な、その時代を象徴する歌だった、と思っています。その歌を、若い世代の人たちにも知ってもらいたく、ご紹介します。



     長崎の鐘

こよなく晴れた 青空を
悲しと思う せつなさよ
うねりの波の 人の世に
はかなく生きる 野の花よ
なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の鐘が鳴る

召されて妻は 天国へ
別れて一人 旅立ちぬ
かたみに残る ロザリオの
鎖に白き 我が涙
なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の鐘が鳴る

つぶやく雨の ミサの音
たたえる風の 神の歌
耀く胸の 十字架に
ほゝえむ海の 雲の色
なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の鐘が鳴る

こころの罪を うちあけて
更け行く夜の 月すみぬ
貧しき家の 柱にも
気高く白き マリア様
なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の鐘が鳴る
 


【作詞】サトウ・ハチロー 【作曲】古関裕而



※ なお、この歌が誕生したいきさつが書かれたアドレスです。

http://www.news.janjan.jp/column/0611/0611295556/1.php

※ 「長崎平和宣言」のアドレスです。
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/abm/heiwasengen/sengen_j.htm


presented by
パッヘルベルによろしく
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20100305001/1.htm"> presented by 地球の名言 http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20100305001/1.htm
この記事へのコメント
はじめまして、こんにちは。
KAIMIOLAと申します。
長崎の鐘の歌詞を見つけて、思わずコメントしました。
この詩は、自らも被爆しながら、被爆者救済に尽力した、永井隆博士が書かれたものです。
長崎出身の僕には忘れられない詩です。
あの日から63年。故郷長崎に想いを馳せながら、核兵器廃絶を訴え続けたいと思います。
Posted by KAIMIOLA at 2008年08月09日 10:49
KAIMIOLAさん、有り難うございます。子どものころ、よく聞いて育ったこの歌を、若い世代の人は知っておられるだろうか?、それに、若い頃平和祈念式典に参加した時の思いや、それに最近の風潮など、いろいろな思いから載せました。日本国憲法の精神から、安直に遠ざかりつつある最近の風潮を心配しています。戦争や被爆の風化を防ぎ、語り継ぎ、呼びかけるため、拙い経験の私ですけど、お役に立てればと思っています。共に、折を捉えて、声を出していきましょう。
Posted by 夢想花夢想花 at 2008年08月09日 14:52
昨日、「戦争体験を語りあう会」に、初めて出席し、当時のことを聞き、戦争は2度と起こしてはいけないと、思いました。

今の幸せは、戦争の犠牲者、ご先祖様の生きる力につながってきたが、若者達は、そういうことを、知らないで、平気で、殺伐たる、事件を起こしています。

若い方たちに、戦争とはを、しっかり考えて、欲しいなと、思いました。
Posted by ノンノンノンノン at 2008年08月10日 18:58
ノンノンさん、有り難うございます。今、日本は「何でもあって、希望がない社会」と私の知人が言っていました。私たちは、何もないのを知っている世代なのですが、違った課題に直面している若い世代の人たちと、いろいろな場を捉えて、意見を聞き、思いを伝えて、いろいろな世代の人たちが手を結んで行かなければ、日本の未来は危ない、と思います。煙たがられても、話しかけていきましょう。また、若い人たちと話すと、「脳」がリフレッシュします。がんばりマッショウ!
Posted by 夢想花夢想花 at 2008年08月11日 02:21
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。