大谷翔平選手の苦衷、や
元マネージャー水原一平氏の
状況を思うと、
辛い思いを、抱いています。
一平氏は、ギャンブル依存症に、陥って、
ご本人の、撒いた種!と、云えども
辛い状況に、追い込まれていますし、
翔平選手も、辛い状況に追い込まれています。
そこで、人が陥りやすい癖! として、
ギャンブル依存症 について検索しました。
誰でも、陥りやすい、ギャンブル依存症 について
讀賣新聞オンライン です。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240326-OYT1T50058/?ref=webpush#google_vignette
~ここには、次のように、記述されています。~
「誰でもなり得る」ギャンブル依存症、勝ち組だった人生暗転「昨日の後悔と明日の不安で…今日が存在しなかった」
2024/03/26 14:19
スクラップ
ギャンブル依存症の回復支援を行う一般社団法人「グレイス・ロード」(山梨県)は、東北で初となる支援施設「岩手サポートセンター」を岩手県矢巾町に開所する。アルコールや薬物など他の依存症も含め、専門の支援施設は岩手県内で初めて。依存症の経験者や県警の元刑事らが職員としてサポートし、ボランティア活動などの回復プログラムを提供する。(広瀬航太郎)
自立支援
開所予定の岩手サポートセンターのミーティングルームで、依存症から回復した経験を語る田村さん(25日、岩手県矢巾町で)
同センターは同法人として全国で3拠点目。矢巾町藤沢の国道4号沿いに開設予定で、ほかの施設と同様、ボランティア活動やスポーツを通じた自立支援を行う方針。入所者25~30人を受け入れるという。
[PR]
現在は5月頃の開所を見据え、県から障害福祉サービスとしての指定を受けるための申請を進めている。先月には、施設の運営元となる一般社団法人「東北グレイス・ロード」を新たに設立。県精神保健福祉センターによると、県内では依存症者を対象とした自助グループなどの集会はあるものの、専門の支援施設が開所すれば初めてとなる。
借金で暗転
センター長を務める田村仁さん(36)は、ギャンブル依存症から回復した当事者だ。大学時代に友人からパチンコに誘われ、初めて賭け事に手を出した。卒業後、東京都内の大手電機メーカーに就職。給料を手にすると、パチンコにのめり込んだ。クレジットカードの請求が月100万円単位で届き、借金は多い時で約400万円に上った。
同居の両親に口座を管理されるようになってからは、自社の製品500万円相当を横領し、売却して得た資金でパチンコに興じた。「昨日やってしまった後悔と明日への不安に押しつぶされ、『今日』が存在しなかった」。約1年後に会社に発覚し、自主退職を求められた。「勝ち組だ」と思っていた人生は暗転した。
2017年、両親から「施設に入らないなら縁を切ってくれ」と言われ、山梨にあるグレイス・ロードの施設に入所。日々のグループミーティングで自身の体験を赤裸々に語り、正直に語る他の入所者には拍手を送った。プログラムの一環でゴミ拾いや警備員などの仕事をボランティアで行い、手伝った農家からは「頑張れよ」と激励された。
「人とのつながり」を取り戻したことが、回復への第一歩になった。
19年に退所し、同法人の職員に。昨年には精神保健福祉士の資格も取得した。今度は支える側として、「自分が楽しそうに生きている姿を見てもらうのが一番」と語る。
元刑事も
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岩手県警の生活安全部門で薬物犯罪の捜査を担当し、同年に退職した菅原和弘さん(64)も生活支援員としてバックアップする。「県内ではこれまで依存症に悩む人の受け皿がなく、理解も進んでいない。自分が地域とのパイプ役になれれば」と語る。
ギャンブル依存症への関心は高まっている。米大リーグ・ドジャースで大谷翔平選手の通訳を20日に解雇された水原一平氏の違法賭博疑惑を巡り、水原氏はチームに「自分はギャンブル依存症だ」と説明したと米国で報じられている。
田村さんは「依存症は誰でもなり得る『病気』で、適切なケアが必要。当事者の社会復帰が進むよう、施設を通じて理解を広げたい」と話している。
~~~~~~~~~~~~~~
大谷翔平選手の野球での活躍を、
期待すると共に、
一平氏の再起・・・!
を、はじめ、
ギャンブル依存症に陥った方々の、
健康復活、を願って、
この号を,アップさせて下さい。m(__)m
※ このブログで、
環境の生き物と言われる
人間に触れた号です。
クリックをお願いします。m(__)m
https://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=0777c031e14ac7e3ddcab196703b275541a83bd6&search=%E7%92%B0%E5%A2%83
元マネージャー水原一平氏の
状況を思うと、
辛い思いを、抱いています。
一平氏は、ギャンブル依存症に、陥って、
ご本人の、撒いた種!と、云えども
辛い状況に、追い込まれていますし、
翔平選手も、辛い状況に追い込まれています。
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ギャンブル依存症 について検索しました。
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讀賣新聞オンライン です。
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「誰でもなり得る」ギャンブル依存症、勝ち組だった人生暗転「昨日の後悔と明日の不安で…今日が存在しなかった」
2024/03/26 14:19
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ギャンブル依存症の回復支援を行う一般社団法人「グレイス・ロード」(山梨県)は、東北で初となる支援施設「岩手サポートセンター」を岩手県矢巾町に開所する。アルコールや薬物など他の依存症も含め、専門の支援施設は岩手県内で初めて。依存症の経験者や県警の元刑事らが職員としてサポートし、ボランティア活動などの回復プログラムを提供する。(広瀬航太郎)
自立支援
開所予定の岩手サポートセンターのミーティングルームで、依存症から回復した経験を語る田村さん(25日、岩手県矢巾町で)
同センターは同法人として全国で3拠点目。矢巾町藤沢の国道4号沿いに開設予定で、ほかの施設と同様、ボランティア活動やスポーツを通じた自立支援を行う方針。入所者25~30人を受け入れるという。
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借金で暗転
センター長を務める田村仁さん(36)は、ギャンブル依存症から回復した当事者だ。大学時代に友人からパチンコに誘われ、初めて賭け事に手を出した。卒業後、東京都内の大手電機メーカーに就職。給料を手にすると、パチンコにのめり込んだ。クレジットカードの請求が月100万円単位で届き、借金は多い時で約400万円に上った。
同居の両親に口座を管理されるようになってからは、自社の製品500万円相当を横領し、売却して得た資金でパチンコに興じた。「昨日やってしまった後悔と明日への不安に押しつぶされ、『今日』が存在しなかった」。約1年後に会社に発覚し、自主退職を求められた。「勝ち組だ」と思っていた人生は暗転した。
2017年、両親から「施設に入らないなら縁を切ってくれ」と言われ、山梨にあるグレイス・ロードの施設に入所。日々のグループミーティングで自身の体験を赤裸々に語り、正直に語る他の入所者には拍手を送った。プログラムの一環でゴミ拾いや警備員などの仕事をボランティアで行い、手伝った農家からは「頑張れよ」と激励された。
「人とのつながり」を取り戻したことが、回復への第一歩になった。
19年に退所し、同法人の職員に。昨年には精神保健福祉士の資格も取得した。今度は支える側として、「自分が楽しそうに生きている姿を見てもらうのが一番」と語る。
元刑事も
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ギャンブル依存症への関心は高まっている。米大リーグ・ドジャースで大谷翔平選手の通訳を20日に解雇された水原一平氏の違法賭博疑惑を巡り、水原氏はチームに「自分はギャンブル依存症だ」と説明したと米国で報じられている。
田村さんは「依存症は誰でもなり得る『病気』で、適切なケアが必要。当事者の社会復帰が進むよう、施設を通じて理解を広げたい」と話している。
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外は、寒くって、
とても、ウォーキング出来る
状態では。ありません。
そこで、テレビを見ると、
人間の行為の数々・・・・・・
地球上の、動物たちの生きざま・・・・・・
等々、嚙み合って、
なかかな、
今号の
ブログ夢想花、の内容が、
決められません。、
そこへ、働くワイフが、置いてくれている、
食べ物を、食べると、
眠気、が射して来て、
つい、ウトウト、寝てしまう、高齢の私です。
情報の氾濫に、混乱し、
眠気の下で、
思考が、中断、される。
このサイト
東洋大学のhpも、
参考にさせて戴いて、
https://www.toyo.ac.jp/link-toyo/life/shinrigaku
ボケを、進行させない為にも、
滋賀咲くブログさんに、
このブログ夢想花を、発信するチャンス!
世間様と繋がれる喜びを下さった事を、
大切にする為にも
ボケ頭の、不十分な情報量、デスが、
このブログの今号を
発信、したいし、
ご了承戴きたいのです。
すみません。m(__)m
※ このブログで。
思いあちこち、に触れた号です。
クリックをお願いします。m(__)m
https://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=077bc524d02eebe3a749a3a54fffb416876e3814&search=%E6%80%9D%E3%81%84
とても、ウォーキング出来る
状態では。ありません。
そこで、テレビを見ると、
人間の行為の数々・・・・・・
地球上の、動物たちの生きざま・・・・・・
等々、嚙み合って、
なかかな、
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決められません。、
そこへ、働くワイフが、置いてくれている、
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眠気、が射して来て、
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眠気の下で、
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ボケを、進行させない為にも、
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今日、1月8日は、成人の日、で、
成人祝賀会が行われている
市町村も多いです。
昭和18年生まれの私が、
成人式の祝賀行事に
出席したのは、
昭和38年で、
当時、
全寮制の警察学校に居た事で、
その警察学校の
祝賀会に出席し
母親と神戸市在住の叔母も
出席してくれて、
成人を祝賀・祝ってくれました。
あれから60年
今は、
成人に成るのは、18歳、
成人祝賀会は、
多くの市町村で、
今日1月8日に
行われているようです。
成人と
成人祝賀会についての
NHKニュース・ウェブ です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230109/k10013944551000.html
私が、成人に成った昭和38年頃は
行き過ぎもありましたが、
若者の政治への関心も高く、
学生運動が、頻繁に行われていて、
様々な事件を起こし、
私も、京都市立の高校で、
授業ボイコット運動に参加したり、
巡査の非番の夜に通った
立命館大学夜間学部では
過激派学生に因る
授業ボイコット運動もあって、
私たち授業を享けたい学生は、
立命館大学の有料の給食室で、
当時の末川博学長さんから、
給食室で、
語りかけて貰ったり、
特別授業をして貰ったりしました。
その所為か、
私を含め、多くの若者は
政治への関心は高く、
私は、20歳で選挙権を獲得して以来
ずっとずっと、選挙権行使をして来ました。
それに対して
今の若い有権者の、政治への関心は、どうか・・・?!
今、政治家の金銭を巡る疑惑の報道が
渦巻いています。
若い有権者の方々に、
日本国の主権者として、
どう考え、選挙権を行使するか・・・?!
これからの日本を担うのは、
若い有権者であり、
今は未だ、選挙権を持たない、子ども達です。
日本のこれからの為に
どう政治に関心を持って、
有権者として、行動するか・・・?!
1月8日の 今日の日、改めて、考え
て欲しい!
という事を、提起したいです。m(__)m
※ このブログで、
若者、について、触れた号です。
クリックをお願いします。m(__)m
https://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=ef6d1d07142caede94b2fa1d284aa5a52f03f1f4&search=%E8%8B%A5%E8%80%85
成人祝賀会が行われている
市町村も多いです。
昭和18年生まれの私が、
成人式の祝賀行事に
出席したのは、
昭和38年で、
当時、
全寮制の警察学校に居た事で、
その警察学校の
祝賀会に出席し
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出席してくれて、
成人を祝賀・祝ってくれました。
あれから60年
今は、
成人に成るのは、18歳、
成人祝賀会は、
多くの市町村で、
今日1月8日に
行われているようです。
成人と
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NHKニュース・ウェブ です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230109/k10013944551000.html
私が、成人に成った昭和38年頃は
行き過ぎもありましたが、
若者の政治への関心も高く、
学生運動が、頻繁に行われていて、
様々な事件を起こし、
私も、京都市立の高校で、
授業ボイコット運動に参加したり、
巡査の非番の夜に通った
立命館大学夜間学部では
過激派学生に因る
授業ボイコット運動もあって、
私たち授業を享けたい学生は、
立命館大学の有料の給食室で、
当時の末川博学長さんから、
給食室で、
語りかけて貰ったり、
特別授業をして貰ったりしました。
その所為か、
私を含め、多くの若者は
政治への関心は高く、
私は、20歳で選挙権を獲得して以来
ずっとずっと、選挙権行使をして来ました。
それに対して
今の若い有権者の、政治への関心は、どうか・・・?!
今、政治家の金銭を巡る疑惑の報道が
渦巻いています。
若い有権者の方々に、
日本国の主権者として、
どう考え、選挙権を行使するか・・・?!
これからの日本を担うのは、
若い有権者であり、
今は未だ、選挙権を持たない、子ども達です。
日本のこれからの為に
どう政治に関心を持って、
有権者として、行動するか・・・?!
1月8日の 今日の日、改めて、考え
て欲しい!
という事を、提起したいです。m(__)m
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若者、について、触れた号です。
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https://mag.nhk-book.co.jp/article/38371
運動はわたしたちをストレスから守り、脳の老化を後戻りさせる
読む その他
2023/10/01
運動 健康 認知機能 PMS ストレス 認知症 老化
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ストレス、不安、うつ、ホルモンバランス、PMS、認知症などに運動が良い影響をもたらすことを明らかにしたロングセラー『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』。運動が脳を育ててよい状態を保ち、心身の様々な悩みを解決するという研究は、これまでに数多くの読者を勇気づけてきました。当記事では、本書の15万部突破を記念して、本文の一部を公開します。
人類の脳の回路には、体の活動と学習とのつながりが組み込まれている
運動すると気分がすっきりすることはだれでも知っている。けれども、なぜそうなるのかわかっている人はほとんどいない。ストレスが解消されるから、筋肉の緊張がやわらぐから、あるいは、脳内物質のエンドルフィンが増えるから――たいていの人はそんなふうに考えている。でも本当は、運動で爽快な気分になるのは、心臓から血液がさかんに送り出され、脳がベストの状態になるからなのだ。わたしに言わせれば、運動が脳にもたらすそのような効果は、体への効果よりはるかに重要で、魅力的だ。筋力や心肺機能を高めることは、むしろ運動の副次的効果にすぎない。わたしはよく患者に、運動をするのは、脳を育ててよい状態に保つためだと話している。
科学技術に支配され、世界のどこの様子もプラズマ画面ですぐに見られる現代にあって、人間が動くように生まれついていること、つまり動物だということは忘れられがちだ。それはわたしたちが動かなくていい生活を築いてきたからだ。皮肉なことに、生物として当然の活動さえしなくてすむ社会を夢想し、計画し、実現した人間の能力は、運動をつかさどる脳の領域に根ざしている。人類は過去50万年にわたって、絶えず変化する環境に適応するために、身体能力を磨き、思考する脳を進化させてきた。ともすればわたしたちは狩猟採集生活をしていた祖先を、もっぱら体力に頼って生きていた野蛮な人間と見なしがちだが、彼らにしても長く生き延びるには、知恵をはたらかせて食物を見つけ、蓄えなければならなかった。人類の脳の回路には、食物と体の活動と学習とのつながりがもともと組み込まれているのだ。
運動はわたしたちをストレスから守り、脳の老化を後戻りさせる
しかし、わたしたちはもはや狩りも採集もしていない。そこに問題がある。動くことの少ない現代の生活は人間本来の性質を壊し、人類という種の存続を根底から脅かしている。証拠はあちこちに見られる。アメリカのおとなの65パーセントが太りすぎで、国民の10パーセントがⅡ型糖尿病を患っている。運動不足と栄養の偏りが原因の破滅的な疾病だが、生活習慣によって十分予防できるはずだ。かつては中高年の病気と言われていたこの疾病が、今では若い人たちにも広まりつつある。わたしたちは自分で自分の首を絞めているようなもので、しかもそれは生活のすべてが特大サイズのアメリカに限った話ではなく、先進国全体の問題となっている。もっと気がかりで、しかも、ほとんどだれも気づいていないのは、動かない生活は脳も殺してしまうということだ。実際に脳は縮んでいくのである。
脳を最高の状態に保つには、体を精一杯はたらかせなければならない。本書では、体の活動がわたしたちの考え方や感じ方にとって、なぜ、そしていかに大切なのかを説明していこう。運動すると、脳の学習機能を支える基本要素にどんな指示が出されるのか。運動は、気分や不安や注意力にどんな影響を及ぼすのか。どうやってわたしたちをストレスから守り、脳の老化をいくぶんでも後戻りさせるのか。そして女性に関して、ホルモンの変調がもたらす厄介な症状を運動がどのように阻止するのか。そういったことを科学的に説明していきたい。ランナーズハイのような、あいまいな概念について語るつもりはない。そもそも、ここで語るのは概念ではない。実験室のラットで計測し、人間において確認した具体的な変化なのだ。
運動をすると、脳の機能がその根元から強化される
運動をすると、セロトニンやノルアドレナリンやドーパミン――思考や感情にかかわる重要な神経伝達物質――が増えることはよく知られている。読者の皆さんも、セロトニンについては耳にされたことがあるだろうし、その不足が抑うつに関係していることもご存じかもしれないが、わたしが会ってきた多くの精神科医でさえ、それ以上のことはあまり知らないようだ。強いストレスを受けると脳の何十億というニューロンの結合が蝕まれることや、うつの状態が長引くと脳の一部が萎縮してしまうこと、しかし運動をすれば神経化学物質(神経伝達物質のほか、ニューロンの成長や機能調節などさまざまな役割を担っている化学物質の総称)や成長因子がつぎつぎに放出されてこのプロセスを逆行させ、脳の基礎構造を物理的に強くできること、そういったことをほとんどの人は知らないのだ。実際のところ脳は筋肉と同じで、使えば育つし、使わなければ萎縮してしまう。脳の神経細胞(ニューロン)は、枝先の「葉」を通じて互いに結びついている。運動をすると、これらの枝が生長し、新しい芽がたくさん出てきて、脳の機能がその根元から強化される。
神経科学者たちは、運動が脳細胞の内部――遺伝子そのもの――に及ぼす影響を研究し始めたところだ。生物の基礎である遣伝子レベルでも、体の活動が心に影響することを示す兆候が見つかっている。また、筋肉を動かすとタンパク質が作り出され、血流に乗って脳にたどり着き、高次の思考メカニズムにおいて重要な役割を果たすことがわかってきた。そうしたタンパク質群にはインスリン様成長因子(IGF-1)や血管内皮成長因子(VEGF)などがあり、その発見により、心と体の結びつきを新たな角度から見られるようになった。神経科学者がこうした因子の機能に注目し始めたのはここ数年のことだが、続々と新しい発見がなされ、驚異的な事実が明かされている。脳のミクロの環境でなにが起きているかについては、わからないことの方がはるかに多いが、すでにわかっていることだけでも人々の生活は変えられる。そして、おそらく社会も変えることができるはずだ。
運動は、認知能力と心の健康に強い影響力をもっている
わたしが願うのは、運動が脳のはたらきをどれほど向上させるかを多くの人が知り、それをモチベーションとして積極的に運動を生活に取り入れるようになることだ。もっとも、それを義務だとは思ってほしくない。運動はもちろんするべきなのだが、無理強いするつもりはない(おそらく、そんなことをしても無駄だ。ラットの実験により、強制された運動では自発的な運動ほどの効果が出ないことがわかっている)。運動をしたいと心から思えるようになれば、そのとき、あなたは違う未来へ向かう道を歩み始めている。それは生き残るための道ではなく、成長するための道なのだ。
わたしが目指すのは、運動と脳をつなぐ驚きに満ちた科学をわかりやすい言葉で語り、それが人間の生活にどのような形で現れるかを示すことだ。そして、運動が認知能力と心の健康に強い影響力をもっているという認識を確かなものにしたい。運動は、ほとんどの精神の問題にとって最高の治療法なのだ。
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
15万人の生き方を変えたロングセラー!ストレス、不安、認知症、ホルモンバランス――あなたの悩みはこれで解決!
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著者
ジョン J. レイティ
医学博士。ハーバード大学医学部臨床精神医学准教授。マサチューセッツ州ケンブリッジで開業医としても活躍。著書に『へんてこな贈り物』(インターメディカル)、『シャドー・シンドローム~心と脳と薬物治療』(河出書房新社)(キャサリン・ジョンソン博士との共著)、『脳のはたらきのすべてがわかる本』(角川書店)など。
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運動はわたしたちをストレスから守り、脳の老化を後戻りさせる
読む その他
2023/10/01
運動 健康 認知機能 PMS ストレス 認知症 老化
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ストレス、不安、うつ、ホルモンバランス、PMS、認知症などに運動が良い影響をもたらすことを明らかにしたロングセラー『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』。運動が脳を育ててよい状態を保ち、心身の様々な悩みを解決するという研究は、これまでに数多くの読者を勇気づけてきました。当記事では、本書の15万部突破を記念して、本文の一部を公開します。
人類の脳の回路には、体の活動と学習とのつながりが組み込まれている
運動すると気分がすっきりすることはだれでも知っている。けれども、なぜそうなるのかわかっている人はほとんどいない。ストレスが解消されるから、筋肉の緊張がやわらぐから、あるいは、脳内物質のエンドルフィンが増えるから――たいていの人はそんなふうに考えている。でも本当は、運動で爽快な気分になるのは、心臓から血液がさかんに送り出され、脳がベストの状態になるからなのだ。わたしに言わせれば、運動が脳にもたらすそのような効果は、体への効果よりはるかに重要で、魅力的だ。筋力や心肺機能を高めることは、むしろ運動の副次的効果にすぎない。わたしはよく患者に、運動をするのは、脳を育ててよい状態に保つためだと話している。
科学技術に支配され、世界のどこの様子もプラズマ画面ですぐに見られる現代にあって、人間が動くように生まれついていること、つまり動物だということは忘れられがちだ。それはわたしたちが動かなくていい生活を築いてきたからだ。皮肉なことに、生物として当然の活動さえしなくてすむ社会を夢想し、計画し、実現した人間の能力は、運動をつかさどる脳の領域に根ざしている。人類は過去50万年にわたって、絶えず変化する環境に適応するために、身体能力を磨き、思考する脳を進化させてきた。ともすればわたしたちは狩猟採集生活をしていた祖先を、もっぱら体力に頼って生きていた野蛮な人間と見なしがちだが、彼らにしても長く生き延びるには、知恵をはたらかせて食物を見つけ、蓄えなければならなかった。人類の脳の回路には、食物と体の活動と学習とのつながりがもともと組み込まれているのだ。
運動はわたしたちをストレスから守り、脳の老化を後戻りさせる
しかし、わたしたちはもはや狩りも採集もしていない。そこに問題がある。動くことの少ない現代の生活は人間本来の性質を壊し、人類という種の存続を根底から脅かしている。証拠はあちこちに見られる。アメリカのおとなの65パーセントが太りすぎで、国民の10パーセントがⅡ型糖尿病を患っている。運動不足と栄養の偏りが原因の破滅的な疾病だが、生活習慣によって十分予防できるはずだ。かつては中高年の病気と言われていたこの疾病が、今では若い人たちにも広まりつつある。わたしたちは自分で自分の首を絞めているようなもので、しかもそれは生活のすべてが特大サイズのアメリカに限った話ではなく、先進国全体の問題となっている。もっと気がかりで、しかも、ほとんどだれも気づいていないのは、動かない生活は脳も殺してしまうということだ。実際に脳は縮んでいくのである。
脳を最高の状態に保つには、体を精一杯はたらかせなければならない。本書では、体の活動がわたしたちの考え方や感じ方にとって、なぜ、そしていかに大切なのかを説明していこう。運動すると、脳の学習機能を支える基本要素にどんな指示が出されるのか。運動は、気分や不安や注意力にどんな影響を及ぼすのか。どうやってわたしたちをストレスから守り、脳の老化をいくぶんでも後戻りさせるのか。そして女性に関して、ホルモンの変調がもたらす厄介な症状を運動がどのように阻止するのか。そういったことを科学的に説明していきたい。ランナーズハイのような、あいまいな概念について語るつもりはない。そもそも、ここで語るのは概念ではない。実験室のラットで計測し、人間において確認した具体的な変化なのだ。
運動をすると、脳の機能がその根元から強化される
運動をすると、セロトニンやノルアドレナリンやドーパミン――思考や感情にかかわる重要な神経伝達物質――が増えることはよく知られている。読者の皆さんも、セロトニンについては耳にされたことがあるだろうし、その不足が抑うつに関係していることもご存じかもしれないが、わたしが会ってきた多くの精神科医でさえ、それ以上のことはあまり知らないようだ。強いストレスを受けると脳の何十億というニューロンの結合が蝕まれることや、うつの状態が長引くと脳の一部が萎縮してしまうこと、しかし運動をすれば神経化学物質(神経伝達物質のほか、ニューロンの成長や機能調節などさまざまな役割を担っている化学物質の総称)や成長因子がつぎつぎに放出されてこのプロセスを逆行させ、脳の基礎構造を物理的に強くできること、そういったことをほとんどの人は知らないのだ。実際のところ脳は筋肉と同じで、使えば育つし、使わなければ萎縮してしまう。脳の神経細胞(ニューロン)は、枝先の「葉」を通じて互いに結びついている。運動をすると、これらの枝が生長し、新しい芽がたくさん出てきて、脳の機能がその根元から強化される。
神経科学者たちは、運動が脳細胞の内部――遺伝子そのもの――に及ぼす影響を研究し始めたところだ。生物の基礎である遣伝子レベルでも、体の活動が心に影響することを示す兆候が見つかっている。また、筋肉を動かすとタンパク質が作り出され、血流に乗って脳にたどり着き、高次の思考メカニズムにおいて重要な役割を果たすことがわかってきた。そうしたタンパク質群にはインスリン様成長因子(IGF-1)や血管内皮成長因子(VEGF)などがあり、その発見により、心と体の結びつきを新たな角度から見られるようになった。神経科学者がこうした因子の機能に注目し始めたのはここ数年のことだが、続々と新しい発見がなされ、驚異的な事実が明かされている。脳のミクロの環境でなにが起きているかについては、わからないことの方がはるかに多いが、すでにわかっていることだけでも人々の生活は変えられる。そして、おそらく社会も変えることができるはずだ。
運動は、認知能力と心の健康に強い影響力をもっている
わたしが願うのは、運動が脳のはたらきをどれほど向上させるかを多くの人が知り、それをモチベーションとして積極的に運動を生活に取り入れるようになることだ。もっとも、それを義務だとは思ってほしくない。運動はもちろんするべきなのだが、無理強いするつもりはない(おそらく、そんなことをしても無駄だ。ラットの実験により、強制された運動では自発的な運動ほどの効果が出ないことがわかっている)。運動をしたいと心から思えるようになれば、そのとき、あなたは違う未来へ向かう道を歩み始めている。それは生き残るための道ではなく、成長するための道なのだ。
わたしが目指すのは、運動と脳をつなぐ驚きに満ちた科学をわかりやすい言葉で語り、それが人間の生活にどのような形で現れるかを示すことだ。そして、運動が認知能力と心の健康に強い影響力をもっているという認識を確かなものにしたい。運動は、ほとんどの精神の問題にとって最高の治療法なのだ。
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
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著者
ジョン J. レイティ
医学博士。ハーバード大学医学部臨床精神医学准教授。マサチューセッツ州ケンブリッジで開業医としても活躍。著書に『へんてこな贈り物』(インターメディカル)、『シャドー・シンドローム~心と脳と薬物治療』(河出書房新社)(キャサリン・ジョンソン博士との共著)、『脳のはたらきのすべてがわかる本』(角川書店)など。
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Posted by 夢想花 at
21:04
│Comments(0)
先ほど、
青年期に、
京都市伏見区での、
全寮制警察学校での、
同期生が、
隊長さんと呼んでる
大学卒で、私より4歳年上の
隊長に電話し、
その後、
長く認知症を患っている、
同期生宅にお電話し、
介護に頑張ってる奥さんと、
電話でお話し、しました。
奥さんは、電話口で
明るい声で、対応して下さり、
奥さんも、運動しいや!
と励まして、
電話を、切りました、
隊長さんから、
同期生の消息を聞き、
同期生を介護している
奥さんから、
同期生の様子が、聞ける!
青年期の思い出と仲間が、
今も、喜びと思い出を届けて下さる!!!
幸せです。幸せです、幸せです。m(__)m
※ このブログで、
警察官時代の思い出を、述べた号です。
クリックをお願いします。m(__)m
https://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=1dce1d2688e7ece3f4fff46f32be64481bc510f7&search=%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%AD%A6%E6%A0%A1
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