それにしても
   すごい スゴイ 凄い!


  最近、ほんの少しですが、平日の朝の小学生の登校の際の、交差点での安全のための活動のお手伝いをしています。その交差点には、ご高齢のおじさんがずっと活動されていて、おじさんに聞きますと、「24年間、自治会のことで、1日だけ休んだ以外は、平日の朝は毎日立っている」とのことでした。おじさんは言います。「休んだ翌日に、子どもから、きのう来いひんやったやろう、と言われた」、と。 「わ~、すごい。とても真似できひんワ! 24年前の子どもが、挨拶しますやろ」と私。「さぁ、どうやろう」とおじさん。いつも「ああ、きょうも立ったはるなぁ」と遠目に見ていましたが、まさか、24年とは、しかもたった1日しか休んだことがないやなんて・・・、と絶句しました。

  青信号で、子どもたちが渡り、「おはようさん」と声をかけますと、照れくさそうに挨拶する子、そうでない子、さまざまです。

  それにしても、おじさんはすごい。スゴイ! 凄い! 私は、と言うと、仕事の合間しかできないとかその他言い訳尽くしの、俗っぽい理由がさまざま頭の中を駆け巡る、凡俗・凡庸な私ですが、それは置いといて、地域社会には、他にも朝・放課後と「スクール・ガード」をしておられる多くの高齢者の方がおられます。私の妻も、3年ほど「スクール・ガード」をしています。自身の生き甲斐もあるけれど、子どもたちへの愛情が、凄いのでしょうね。慈悲の化身・・・言葉を尽くしても表現し切れないので、きょうは、この辺で筆を置きます。

実はブログに書こうかどうか悩んだのですが、目立たないところで貢献されている方を知っていただきたく、だけど大きな喧噪が起こるとご迷惑をかけますので、どうか、静かに、淡々と、ボランティア活動に専念できる環境維持のため、見守っていただきますようお願いします。 


【お詫びとお断り】 おとといときのうのブログで、木村拓哉さん主演のドラマの番組名を「チェンジ」とか「Change」と表記しましたが、正しくは「CHANGE」でした。お詫びして、訂正します。
・・・ト言ウヨウナコトヲ、テレビ局気取リデ言ウヨウデ、少し妙な気持ちです。妙だけれど、「お詫び」の気持ちは、本当です。


※ 日本の小さな町で人々の日常の平穏な生活が刻まれていく一方、国内では、人々の目が届かない地域社会のエアー・ポケットのような地点で陰惨な事件や事故が起こり、世界では、ミャンマーに続いて、中国でも自然大災害が起こっています。事件や事故や災害は、「まさか」と思うような瞬間と場所で起こっています。有事にどう備え、日常の生活をどう守り、取り戻していくか・・・ 有事の予防予測・有事即応・危機管理の体制・・・国の施策もそうですが、私たちのつくっている地域社会のあり方(連帯・協力・助け合い体制)も、「まさかの時」に対応できるものになっているでしょうか?  

Posted by 夢想花 at 01:25Comments(0)元気印・生きる

2008年05月14日

Change

 きのう、テレビで派遣社員やワーキング・プアーのことを報じていました。格差の広がりはすさまじく、「ネット・カフェ難民」と言われる若者も出てきています。

 Change そして Revolution

 そこで突然、キムタクさんにお願いですが、総理大臣役のドラマの次には、格差に苦しむ若者役、ワーキング・プアーの渦中にいる若者の役をして頂けないでしょうか? ドラマ「チェンジ」・・・「Change」の表記が正しいのかな・・・の、高視聴率も報じられていました。若者に、絶大な人気と、それ故に影響力を持つ木村拓哉さんであるが故に、今の日本の社会の断面をえぐるドラマの企画を、お願いしたいのです。

 今まで、どっちかと言うと、いわゆる世評ではカッコヨイ職業役が多かったキムタクさん。彼が脱皮するためにも、また、社会の現実へのみんなの理解を深めるためにもためにも、キムタクさんに期待するのです。

 若者の、惨状と言ってよい現状をみんなで見詰め、知って、改善・解決の方途を考えていかなければ、日本の未来は惨たるものになっていきます。このブログが、ドラマ関係者の目に留まり、老骨の淡い“夢想”が実現しますよう、敢えて、ブログにたわけ言を述べる次第でございます。

 かつて、あのチャーリー・チャップリンは、街の片隅でひっそりと生活している庶民に光を当てる映画「街の灯り」や「ライムライト」などを創りました。

 チャップリンも問うたもの、それは・・・現状からの「Change」では、なかったでしょうか? 自らの“体現”を「Change」してこそ、アーチストの表現は、人の心に届けられます。自らの“体現”を「Change」して、人の心に「Revolution」を起こして欲しい。      


 街の片隅で生きる、七光りとは無縁な人間の淡い勝手生意気な“夢想”“妄想”でございます。


※ チャップリンについては、このアドレスをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3  

Posted by 夢想花 at 02:05Comments(0)ドラマ「CHNGE]
 2時間ほど前、木村拓哉さん主演のドラマ「チェンジ」を、つい、最後まで見てしまいました。「つい、最後まで見てしまい・・・」なんて言い方は、何か、ひっかかるような言い方ですが、初めは、どうせキムタク人気におぶさった、キムタク持ち上げドラマだろうと懐疑的に見ていましたが、最後の方のシーンで、亡くなった国会議員の父親の不正を率直に認めるあたりから、けっこう面白いドラマじゃん、と思い直し、急遽、この文を書くことにしました。


     シンデレラからトンデレラへ

 基本的には、国会議員の世襲化には、疑問どころか大きな不満を持っている。世襲議員が幅をきかし、政権にまでたどり着く現状は、日本の不幸とまで思っている。

 議員を選ぶ選挙には、「選挙の3バン」 という言葉がある。当選するための3バン、すなわち「地盤・看板・カバン」・・・と。
 「地盤」 とは、文字通り選挙区での地盤・支持組織。 「看板」 とは、知名度。 「カバン」 とは、本当に悲しいことですが、カバンの中身、すなわち現金・資金のこと。この構造の前では「名もなく、貧しく、美しい」庶民の当選は、事実上、難しい、 いわゆるタレント候補には看板があるし、世襲候補は、特に、地盤・看板で、時にはカバンで有利な立場に立つ。

 世襲議員が当選しやすい背景には、選挙民の中の有力者が、地元の利益を実現してもらうために、親の議員が亡くなったら、奥さんや子どもを身代わりに立てて、弔い合戦で、選挙民に情緒的に訴えて、という構造があるように思います。「義理人情」や一昔前によくあった「土下座選挙」・・・「一部の奉仕者ではなく、全体の奉仕者たる」(日本国憲法第15条)議員を選ぶには、極めて、変なことが、現実的には、まだまだあるようです。

 このドラマが、課題山積の折、国民が、政治や選挙のあり方に関心を持ち、考えていくことに繋がっていけば素晴らしい。キムタク演じる2世政治家は、親の不正を認め、親の七光りを否定することから始まった。だから、心にストンと落ちる。

 ドラマやん、と言われればそれまでだが、このシンデレラ・ストーリーで、有権者の心==政治や選挙への関心==も「トンデレラ(飛んでれら・・・飛翔)」しますように。。。次回も、見るよう努力します(つい、寝てしまったら別ですが・・・。見るよう努力します)。シンデレラからトンデレラへ。信ジラレナ~イ現実から、トンデレラしますように・・・。
やや、余韻に興奮気味です。見出しは、おフザケのようですが、中身はマジメに日本の未来を考えてオリマス。

【補足? 蛇足?】 ドラマの中で、深津絵里さん扮する秘書らしき人が、選挙の候補者のルックスがよいから、女性票が入るだろうというセリフを言っていました。思わず笑ってしまいましたが、現実はそうだ、と言ってよい状況があるようです。悲しいけれど・・・。だから「看板」の中には
候補者の「ルックス」も入ってくるんだなあぁ!???  

Posted by 夢想花 at 00:15Comments(0)ドラマ「CHNGE]
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