2009年05月06日
子どもの命とプライバシーの尊重?
きのうの続きで、童謡「シャボン玉」について、ご存知かも知れませんが、少しお話ししますと・・・。
子どもの命と
プライバシーの尊重?
「シャボン玉」の作詞者野口雨情は、生後7日で亡くなったわが子を悲しみ、この歌を作ったと言われています。昔は、医学や衛生水準も低く、食糧事情の悪さもあって、子どもが幼くして亡くなることも多く、「七五三」のお祝いは、子どもの成長を願い祝う切実な行事でした。
シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こはれて消えた
シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こはれて消えた
風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ
※「シャボン玉」の歌詞は、著作権法の規定により、1995年に著作権が失効したそうです。
切ない事情が背後にあります。子どもの命の危険性・・・人々にとっては、切迫した大変な問題だったでしょう。私の子どもの頃の昭和20年代も、そうした時代だったように覚えていますし、映画もありました。風吹くな、との切なる願いをうたった雨情の気持ち!
この歌が、今の社会でも提起をしています
。
今の時代、医学や衛生、食糧事情によって、未来絶たれる子どもは減りました。しかし、大人の身勝手や虐待によって、未来を奪われる子どもの悲劇が跡を絶ちません。
人権意識の向上もあって「プライバシーの尊重」が、主張されます。これ自体は大事なことですが、
保護者にあたる大人の「プライバシーの尊重」が叫ばれる陰で、子どもが虐待され、子どもの大切な「生存する権利」が脅かされ奪われている現実があるのではないでしょうか? 付近の住民や学校・関係機関の当該保護者への遠慮や配慮の陰で、子どもの命が脅かされ奪われています。
勇み足でもいいから、通報すべきではないか! それを勇気づけ、保障する法整備をすべきでは? 子どもは、声を出せないのです。
野口雨情の願った、シャボン玉が天高く、風吹かれることなく、舞い上がれるよう、もう一度、子どもの日、子どもの成長を願う社会全体の眼を考えましょう! 命に勝る「プライバシーの尊重」はありません!
児童虐待防止法、民法818条の「親権」規定のあり方、関係機関の権限の強化と体制の増強・・・現実の矛盾に即対応することが求められています
私も、願いを込めて、詠みました
。
風を止め 風にあらがい やよ飛べよ
シャボン玉強く高く 高く強くと
子ども、そして人間は、か細い! ですが、凄い力強さ
も持っています
。
【余談】 きのうは、マイ夫婦の結婚記念日でもアリマシタ。柄にもなく、フランス料理に行っちゃいマシタ
。
子どもの命と
プライバシーの尊重?
「シャボン玉」の作詞者野口雨情は、生後7日で亡くなったわが子を悲しみ、この歌を作ったと言われています。昔は、医学や衛生水準も低く、食糧事情の悪さもあって、子どもが幼くして亡くなることも多く、「七五三」のお祝いは、子どもの成長を願い祝う切実な行事でした。
シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こはれて消えた
シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こはれて消えた
風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ
※「シャボン玉」の歌詞は、著作権法の規定により、1995年に著作権が失効したそうです。
切ない事情が背後にあります。子どもの命の危険性・・・人々にとっては、切迫した大変な問題だったでしょう。私の子どもの頃の昭和20年代も、そうした時代だったように覚えていますし、映画もありました。風吹くな、との切なる願いをうたった雨情の気持ち!



今の時代、医学や衛生、食糧事情によって、未来絶たれる子どもは減りました。しかし、大人の身勝手や虐待によって、未来を奪われる子どもの悲劇が跡を絶ちません。
人権意識の向上もあって「プライバシーの尊重」が、主張されます。これ自体は大事なことですが、
保護者にあたる大人の「プライバシーの尊重」が叫ばれる陰で、子どもが虐待され、子どもの大切な「生存する権利」が脅かされ奪われている現実があるのではないでしょうか? 付近の住民や学校・関係機関の当該保護者への遠慮や配慮の陰で、子どもの命が脅かされ奪われています。
勇み足でもいいから、通報すべきではないか! それを勇気づけ、保障する法整備をすべきでは? 子どもは、声を出せないのです。
野口雨情の願った、シャボン玉が天高く、風吹かれることなく、舞い上がれるよう、もう一度、子どもの日、子どもの成長を願う社会全体の眼を考えましょう! 命に勝る「プライバシーの尊重」はありません!


私も、願いを込めて、詠みました

風を止め 風にあらがい やよ飛べよ
シャボン玉強く高く 高く強くと
子ども、そして人間は、か細い! ですが、凄い力強さ


【余談】 きのうは、マイ夫婦の結婚記念日でもアリマシタ。柄にもなく、フランス料理に行っちゃいマシタ


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パッヘルベルによろしく http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20100305001/1.htm"> presented by 地球の名言 http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20100305001/1.htm
高齢者の転倒骨折問題注意点をブログに載せてよろしいか?と医療法人様に問い合わせたら認めますとのご返信、有難うございます。
戦時中ネット通信に無縁の時期に生まれた私、ネット社会との付き合い方に、戸惑い、しかし興味ある高齢の私デス。
雨模様の今日、老人の生き方につての、素晴らしい、お医者様の動画に出会えました。有難うございます。頑張ります。
ネット音痴で知人に奇跡のブロガーと揶揄されてる私。暑くてウォーキングもできず、テレビと睨めっこ&ブログの脳内編集会議を!
吃驚!江藤農相は佐賀市の党県連で、私はコメを買ったことは無い。支援者に貰って売るほどあると講演、への思いに??デス。
テレビでは、明暗様々な行為が報道されています。大切な人生行路に誤りなきよう、美空ひばりさんの名曲を、お聴き下さい。
戦時中ネット通信に無縁の時期に生まれた私、ネット社会との付き合い方に、戸惑い、しかし興味ある高齢の私デス。
雨模様の今日、老人の生き方につての、素晴らしい、お医者様の動画に出会えました。有難うございます。頑張ります。
ネット音痴で知人に奇跡のブロガーと揶揄されてる私。暑くてウォーキングもできず、テレビと睨めっこ&ブログの脳内編集会議を!
吃驚!江藤農相は佐賀市の党県連で、私はコメを買ったことは無い。支援者に貰って売るほどあると講演、への思いに??デス。
テレビでは、明暗様々な行為が報道されています。大切な人生行路に誤りなきよう、美空ひばりさんの名曲を、お聴き下さい。
Posted by
夢想花
at
00:55
│Comments(
4
) │
名もなき孤老の訴え
この記事へのコメント
おはようございます。
悲しいニュースが流れる度に、胸が痛みますね。
その虐待を受けて亡くなるまでの、その子供の毎日が、どんなものだったのか、
どうして守ってあげられなかったのか、
コメント書いていても涙が流れます。
私の住んでる町内でも、二年前に、虐待で幼い命が消えてしまいました。
親が守ってあげなきゃ、誰が守ると言うのでしょう…
やるせない気持ちだけで、どうすれば虐待がなくなるのか、
私の力では…
過保護でも、どうかと思いますけど、
せめて、家に一緒に住んでる孫には、優しい気持ちで暖かく見守りたいと思います。
悲しいニュースが流れる度に、胸が痛みますね。
その虐待を受けて亡くなるまでの、その子供の毎日が、どんなものだったのか、
どうして守ってあげられなかったのか、
コメント書いていても涙が流れます。
私の住んでる町内でも、二年前に、虐待で幼い命が消えてしまいました。
親が守ってあげなきゃ、誰が守ると言うのでしょう…
やるせない気持ちだけで、どうすれば虐待がなくなるのか、
私の力では…
過保護でも、どうかと思いますけど、
せめて、家に一緒に住んでる孫には、優しい気持ちで暖かく見守りたいと思います。
Posted by アツ姫 at 2009年05月06日 10:38
アツ姫さん、有り難うございます。
何かあると、親が何をしてるんだ、という意見が多いのですが、その親も、未成熟なまま親にならざるを得なかった、事情・・・それは、環境だったり、経済状況だったり、文化に恵まれず、人間不信に陥り、鬱屈した状況の中で生きてる人もいると思います。
決して、子どもを虐待する親の行為を肯定する訳ではありません。ただ、社会全体で子どもを見守る、孤立しがちな親に声をかけてあげる。私のような高齢者は、昔の日本の人付き合いの濃さ、地域社会のお節介の中で、救われる人があると思うのです。自治会とか子育て支援とか、自治体や国の施策だけでなく、地域の人たちの連携・連帯が大切だと思うのです。私の住む町でも、自治会活動や子育て支援の活動が活発に行われています。私のブログでも、載せています。
子どもは親を選べません。子どもは社会の宝、国の宝です。優しいことを大人にしてもらった子どもたちが、やがて次の子どもたちに優しいことをしてあげる大人に成長してくれる・・・こんな社会や国ができないでしょうか?
何かあると、親が何をしてるんだ、という意見が多いのですが、その親も、未成熟なまま親にならざるを得なかった、事情・・・それは、環境だったり、経済状況だったり、文化に恵まれず、人間不信に陥り、鬱屈した状況の中で生きてる人もいると思います。
決して、子どもを虐待する親の行為を肯定する訳ではありません。ただ、社会全体で子どもを見守る、孤立しがちな親に声をかけてあげる。私のような高齢者は、昔の日本の人付き合いの濃さ、地域社会のお節介の中で、救われる人があると思うのです。自治会とか子育て支援とか、自治体や国の施策だけでなく、地域の人たちの連携・連帯が大切だと思うのです。私の住む町でも、自治会活動や子育て支援の活動が活発に行われています。私のブログでも、載せています。
子どもは親を選べません。子どもは社会の宝、国の宝です。優しいことを大人にしてもらった子どもたちが、やがて次の子どもたちに優しいことをしてあげる大人に成長してくれる・・・こんな社会や国ができないでしょうか?
Posted by 夢想花
at 2009年05月06日 12:21

本当につらいニュースが次から次へと流れ、
かけがえのない宝が失われていく事に、胸が痛みます。
今は何でも捨てる時代になり、子どもまでも・・・つらいです。
ご結婚記念おめでとうございます。
フランス料理はいかがでしたか・・・?
マイ・ダーリンは食べた気がしないと言うが、夢想花さんは奥様に合わせて喜んだのでしょうね。
かけがえのない宝が失われていく事に、胸が痛みます。
今は何でも捨てる時代になり、子どもまでも・・・つらいです。
ご結婚記念おめでとうございます。
フランス料理はいかがでしたか・・・?
マイ・ダーリンは食べた気がしないと言うが、夢想花さんは奥様に合わせて喜んだのでしょうね。
Posted by ノンノン at 2009年05月06日 21:45
ノンノンさん、有り難うございます。 あなたのブログにあった、お寺での子ども会の「花祭り」・・・私は、こうした地域社会の取り組みの積み重ねが、子どもたちの幸福につながっていくと思うのです。地域の行事を通して、人々が睦み、子どものこととや子育てのことが話し合われる。素晴らしい! 親はもちろん、みんなで、宝を慈しみ育てて行きたいですね。 フランス料理は、美味しかったですけど、お客さんも多く、時間がかかりました。あんなに妻の顔を見たことはここ数年ありませんでした。しかも、会話はぽつりぽつり。時間も、雰囲気も料理の中味や、と冗談言っていました(笑)。
Posted by 夢想花
at 2009年05月07日 03:04

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