2010年08月04日
勇み足の許される行政を・・・
どう考えていけばよいのか、悩みながら、ネットを検索していたら、次のようなニュースに着きました。きょうは、私たち市民の意識をも問う、市民と行政が手を結ばなければ、子どもの命は救えない、という観点から、提起したいと思います。
行政の狭間で・・・
・・・泣き声だけの通報では、張り込みや聞き込みなどはしていません・・・
この事件では、3度も通報がありながら、下村早苗容疑者らが姿を見せるまで張り込んだり、マンションの近隣の部屋などに聞き込んだりしていなかった。なぜ、こうした対応をしなかったのか。
大阪市こども相談センターの相談支援担当課長代理は、こう釈明する。
「今回は、泣き声の通報でしたが、こうした通報は、非常に多いんです。調べてみて、夜泣きだったり、子どもがぐずついていたりすることもあります。近所から疑われてショックを受ける人もいますので、風評を流さないよう、泣き声だけの通報では、張り込みや聞き込みなどはしていません。そうするのは、親が大声で怒鳴ったり、子どもを叩いている音がしたりといった場合です。今回は、こうした情報がありませんでした」
虐待通報は、2009年には300件ほどあったが、その2割が泣き声だけの通報だった。
ところが、通報した女性は、最初の通報で、泣き声のことばかりでなく、2人の子どもがインターホン越しに「ママー、ママー」などと夜中の長時間にわたって叫んでいたことをセンター側に伝えていた。これは、部屋から泣き声が漏れてくるような状況ではないが、それでも異常だとは思わなかったのか。
担当課長代理は、これに対して、こう言うのみだ。
「確かに、こういうことはあまりありません。今となっては、そう言われますと、確認できていなかった、申し訳ありませんとしか言いようがないです。ご指摘の件につきましては、深く受け止めています」
最後の通報日以降に、何もフォローしなかったのは、様子を見ていたからだという。
厚労省の虐待防止対策室では、張り込みや聞き込みについて、「確からしさや重要度に応じて、ケース・バイ・ケースで判断するものと考えています」と言っている。強制立ち入りについては、親子が特定されない状況では、憲法上難しいという。
(以上、「JCastニュース」 より)
※ 太字や色つきは、強調のため、私の判断でつけました。
~~~~~~~~~~~~~~~~
【皆さんは、こうした現状をどう考えられますか? 私は・・・】
「間違ってもいいから、通報・相談して欲しい! 通報者の秘密は、守ります」というのが、法や行政の市民への要請です。いわば、
勇み足でも通報を・・・!という要請です。
それならば、行政も
勇み足でも、虐待やDVについては、
行政は、踏み込む
ことを、行政機関も掲げ、私たち一般市民も、容認していくことが必要なのではないでしょうか?
子どもの命、被害者の命は、何ものにも優先するはずです。こうした件については、よしんば、手続き上、若干の問題ありとしても、緊急避難行為・正当業務行為の延長として、容認される・・・そういう、社会風土も求められているのではないでしょうか?
行政の狭間で・・・
・・・泣き声だけの通報では、張り込みや聞き込みなどはしていません・・・
この事件では、3度も通報がありながら、下村早苗容疑者らが姿を見せるまで張り込んだり、マンションの近隣の部屋などに聞き込んだりしていなかった。なぜ、こうした対応をしなかったのか。
大阪市こども相談センターの相談支援担当課長代理は、こう釈明する。
「今回は、泣き声の通報でしたが、こうした通報は、非常に多いんです。調べてみて、夜泣きだったり、子どもがぐずついていたりすることもあります。近所から疑われてショックを受ける人もいますので、風評を流さないよう、泣き声だけの通報では、張り込みや聞き込みなどはしていません。そうするのは、親が大声で怒鳴ったり、子どもを叩いている音がしたりといった場合です。今回は、こうした情報がありませんでした」
虐待通報は、2009年には300件ほどあったが、その2割が泣き声だけの通報だった。
ところが、通報した女性は、最初の通報で、泣き声のことばかりでなく、2人の子どもがインターホン越しに「ママー、ママー」などと夜中の長時間にわたって叫んでいたことをセンター側に伝えていた。これは、部屋から泣き声が漏れてくるような状況ではないが、それでも異常だとは思わなかったのか。
担当課長代理は、これに対して、こう言うのみだ。
「確かに、こういうことはあまりありません。今となっては、そう言われますと、確認できていなかった、申し訳ありませんとしか言いようがないです。ご指摘の件につきましては、深く受け止めています」
最後の通報日以降に、何もフォローしなかったのは、様子を見ていたからだという。
厚労省の虐待防止対策室では、張り込みや聞き込みについて、「確からしさや重要度に応じて、ケース・バイ・ケースで判断するものと考えています」と言っている。強制立ち入りについては、親子が特定されない状況では、憲法上難しいという。
(以上、「JCastニュース」 より)
※ 太字や色つきは、強調のため、私の判断でつけました。
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【皆さんは、こうした現状をどう考えられますか? 私は・・・】
「間違ってもいいから、通報・相談して欲しい! 通報者の秘密は、守ります」というのが、法や行政の市民への要請です。いわば、
勇み足でも通報を・・・!という要請です。
それならば、行政も
勇み足でも、虐待やDVについては、
行政は、踏み込む
ことを、行政機関も掲げ、私たち一般市民も、容認していくことが必要なのではないでしょうか?
子どもの命、被害者の命は、何ものにも優先するはずです。こうした件については、よしんば、手続き上、若干の問題ありとしても、緊急避難行為・正当業務行為の延長として、容認される・・・そういう、社会風土も求められているのではないでしょうか?
presented by
パッヘルベルによろしく http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20100305001/1.htm"> presented by 地球の名言 http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20100305001/1.htm
愚かさを、多く持っている 私が、提起するのも 気が引けマスが、この地球の権力者の、幾多の人権抑圧行為に、不審を持ちます。
高齢者の転倒骨折問題注意点をブログに載せてよろしいか?と医療法人様に問い合わせたら認めますとのご返信、有難うございます。
戦時中ネット通信に無縁の時期に生まれた私、ネット社会との付き合い方に、戸惑い、しかし興味ある高齢の私デス。
雨模様の今日、老人の生き方につての、素晴らしい、お医者様の動画に出会えました。有難うございます。頑張ります。
ネット音痴で知人に奇跡のブロガーと揶揄されてる私。暑くてウォーキングもできず、テレビと睨めっこ&ブログの脳内編集会議を!
吃驚!江藤農相は佐賀市の党県連で、私はコメを買ったことは無い。支援者に貰って売るほどあると講演、への思いに??デス。
高齢者の転倒骨折問題注意点をブログに載せてよろしいか?と医療法人様に問い合わせたら認めますとのご返信、有難うございます。
戦時中ネット通信に無縁の時期に生まれた私、ネット社会との付き合い方に、戸惑い、しかし興味ある高齢の私デス。
雨模様の今日、老人の生き方につての、素晴らしい、お医者様の動画に出会えました。有難うございます。頑張ります。
ネット音痴で知人に奇跡のブロガーと揶揄されてる私。暑くてウォーキングもできず、テレビと睨めっこ&ブログの脳内編集会議を!
吃驚!江藤農相は佐賀市の党県連で、私はコメを買ったことは無い。支援者に貰って売るほどあると講演、への思いに??デス。
Posted by
夢想花
at
06:21
│Comments(
2
) │
名もなき孤老の訴え
この記事へのコメント
行方不明老人もそうですが、個人情報のナントカやら、個人のプライバシーやら、個人の権利やら、そうした下らない理由で踏み込みしないっていってます
個人情報保護法が出来てから、行政の怠慢を保護する理由にもなってます
悪法は、即時に廃止するべきです
個人の権利より、公共の安全を優先する社会にしなければ、こうした事件は無くならないでしょう
個人情報保護法が出来てから、行政の怠慢を保護する理由にもなってます
悪法は、即時に廃止するべきです
個人の権利より、公共の安全を優先する社会にしなければ、こうした事件は無くならないでしょう
Posted by いつもの奴 at 2010年08月04日 11:47
いつもの奴さん、有り難うございます。
あなたのご意見に同感の部分もあり、私の慨嘆・考えは、8月5日号の記事にしましたので、ご覧下さい。
あなたのご意見に同感の部分もあり、私の慨嘆・考えは、8月5日号の記事にしましたので、ご覧下さい。
Posted by 夢想花
at 2010年08月05日 02:33

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