連日、私は、政治家の傲慢さを批判してますが、
   その思想の根源にあるのが・・・

 
1940年に公開された
喜劇王チャールズ・チャップリンの映画「独裁者」
その中の
ヒトラーを風刺する、
ユダヤ人のヒンケルの、最後の5分間の演説です。
https://www.youtube.com/watch?v=0bOLrMGKkfk

 
【チャップリンさん自らが書いたスピーチ全文です。】


申し訳ないが、私は皇帝などなりたくない。
それは私には関わりのないことだ。
誰も支配も征服もしたくない。
できることなら皆を助けたい、
ユダヤ人も、ユダヤ人以外も、黒人も、白人も。
私たちは皆、助け合いたいのだ。
人間とはそういうものなんだ。
私たちは皆、他人の不幸ではなく、
お互いの幸福と寄り添って生きたいのだ。
私たちは憎み合ったり、
   見下し合ったりなどしたくないのだ。
この世界には、
全人類が暮らせるだけの場所があり、
大地は豊かで、皆に恵みを与えてくれる。 
人生の生き方は自由で美しい。
しかし、
私たちは生き方を見失ってしまったのだ。
欲が人の魂を毒し、
    憎しみと共に世界を閉鎖し、
不幸、惨劇へと私たちを行進させた。

私たちはスピードを開発したが、
それによって自分自身を孤立させた。
ゆとりを与えてくれる機械により、
    貧困を作り上げた。

知識は私たちを皮肉にし、
知恵は私たちを冷たく、薄情にした。
私たちは考え過ぎで、感じなく過ぎる。

機械よりも、
私たちには人類愛が必要なのだ。
賢さよりも、
優しさや思いやりが必要なのだ。
そういう感情なしには、
世の中は暴力で満ち、全てが失われてしまう。

飛行機やラジオが私たちの距離を縮めてくれた。
そんな発明の本質は
人間の良心に呼びかけ、
世界がひとつになることを呼びかける。
今も、
私の声は世界中の何百万人もの人々のもとに、
絶望した男性達、女性達、子供達、罪のない人達を
拷問し、投獄する組織の犠牲者のもとに届いている。

私の声が聞こえる人達に言う、
「絶望してはいけない」。

私たちに覆いかぶさっている不幸は、
単に過ぎ去る欲であり、
人間の進歩を恐れる者の嫌悪なのだ。

憎しみは消え去り、独裁者たちは死に絶え、
人々から奪いとられた権力は、
人々のもとに返されるだろう。
決して人間が永遠には生きることがないように、
自由も滅びることもない。

兵士たちよ。獣たちに身を託してはいけない。
君たちを見下し、奴隷にし、人生を操る者たちは、
君たちが何をし、何を考え、何を感じるかを指図し、
そして、
君たちを仕込み、食べ物を制限する者たちは、
君たちを家畜として、単なるコマとして扱うのだ。

そんな自然に反する者たち、
機械のマインド、機械の心を持った機械人間たちに、
身を託してはいけない。

君たちは機械じゃない。君たちは家畜じゃない。
君たちは人間だ。
君たちは心に人類愛を持った人間だ。

憎んではいけない。愛されない者だけが憎むのだ。
     愛されず、自然に反する者だけだ。

兵士よ。奴隷を作るために闘うな。
自由のために闘え。
『ルカによる福音書』の17章に、
「神の国は人間の中にある」と書かれている。
一人の人間ではなく、一部の人間でもなく、
全ての人間の中なのだ。君たちの中になんだ。

君たち、人々は、
機械を作り上げる力、幸福を作り上げる力があるんだ。
君たち、人々は
人生を自由に、美しいものに、
この人生を素晴らしい冒険にする力を持っているんだ。

だから、
民主国家の名のもとに、その力を使おうではないか。 
         皆でひとつになろう。 
新しい世界のために、
皆が雇用の機会を与えられる、
君たちが未来を与えられる、
老後に安定を与えてくれる、
        常識のある世界のために闘おう。

そんな約束をしながら
獣たちも権力を伸ばしてきたが、
奴らを嘘をつく。約束を果たさない。
     これからも果たしはしないだろう。
独裁者たちは自分たちを自由し、人々を奴隷にする。

今こそ、約束を実現させるために闘おう。
世界を自由にするために、
国境のバリアを失くすために、
憎しみと耐え切れない苦しみと一緒に
      貪欲を失くすために闘おう。
理性のある世界のために、
科学と進歩が
全人類の幸福へと導いてくれる世界のために闘おう。
兵士たちよ。
民主国家の名のもとに、皆でひとつになろう。


      若い人にも知って頂きたく、またご紹介しました。

~~~~~~~~
※ このブログで、
チャップリンさんに触れた号です。
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 突然のようですが、ずっと脳内に温めて居た記事です。

今から、半世紀以上前、
当時高校生だった私は、   
さっきまで見ていた映画・・・
独裁者
   の感動に打ち震えて、 
 
   京都の夜道を
     帰宅の途についていました。
  
1940年に公開された映画で
絶頂にあったアドルフ・ヒトラーを風刺・批判した
権力者ヒンケルの名演説です。
ユダヤ人の床屋ヒンケルが、
間違われて、権力者に上り詰め、
   心に残る名演説をしました。

その名演説が、以後の私に大きな影響を与え、
演じた、またこの演説文を書いた
チャップリンさんに、今も畏敬の念を持って居ます。

このブログでも、チャップリンさんに、
      多く触れています。 

http://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=cb867db2488441e8dd0669a803f40e8d0c023224&search=%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3

  
今、自衛隊の駆けつけ警護、
    とかの問題点が、
      懸念されています。

平和を保つために、どう在るべきか?!
   チャップリンさんが、訴えたかったことを、
    彼の没後39年に成りますが、
     噛みしめたい、と思います。
m(_ _)m

  

   私が政治に関心を持った理由は、
   1943(昭和18)年に生まれて、
   物心ついた頃から、
   戦後の「世相を目撃して、生きて来て、
   様々、親や地域の大人に教えて貰ったり、
   映画好き少年だったので、スクリーンからも一杯学びました。



民主主義とは、
平和とは、
軍備拡張競争の愚かしさ、
人間の幸せ実現の為に、
しなければならない事、
    等々、一杯、学びました。

あの喜劇王チャップリンさんの
映画「独裁者」を、映画館で見た
帰途、すっかり日が暮れて、
感動の涙目で、夜空の星が、キラキラ光っていました。
    半世紀前、高校生の時の想い出です。

>喜劇王チャップリンさんの映画で、
民主政治と平和、庶民の幸せ、等々、
一杯学び、
このブログでも、一杯、書いています。  
  ぜひクリックして見て下さい。
m(_ _)m 

http://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=1797d225c54869162ae62233261e7836278d7c2e&search=%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3

  


今から半世紀少し前、
映画好きだった高校生の私は、
星空の下、京都の夜道を、
映画館から家まで、感激に震えて歩きました。そう、

映画 
チャップリンの独裁者 
特に、最後の6分の演説にです。



YouTube と
チャップリンが、自ら書いたと言われる、
演説草稿です。

https://www.youtube.com/watch?v=0bOLrMGKkfk

チャップリンが全世界の人々へ伝えたかったこと。そして母ハンナへのメッセージも…。


【独裁者 - ラストの演説】

I'm sorry but I don't want to be an Emperor. That's not my business.
I don't want to rule or conquer anyone.
I should like to help everyone if possible, Jew, gentile, black man, white.

申し訳ない 私は皇帝になりたくない
支配はしたくない
できれば援助したい ユダヤ人も黒人も白人も

We all want to help one another, human beings are like that.
We all want to live by each other's happiness, not by each other's misery. We don't want to hate and despise one another.
In this world there is room for everyone and the earth is rich and can provide for everyone.

人類はお互いに助け合うべきである
他人の幸福を念願として お互いに憎しみあったりしてはならない
世界には全人類を養う富がある

The way of life can be free and beautiful. But we have lost the way.
Greed has poisoned men's souls has barricaded the world with hate, has goose-stepped us into misery and bloodshed.

人生は自由で楽しいはずであるのに
貧欲が人類を毒し 憎悪をもたらし 悲劇と流血を招いた

We have developed speed but we have shut ourselves in, machinery that gives abundance has left us in want.
Our knowledge has made us cynical, our cleverness hard and unkind.

スピードも意思を通じさせず 機械は貧富の差を作り
知識をえて人類は懐疑的になった

We think too much and feel too little,
more than machinery we need humanity,
more than cleverness we need kindness and gentleness,
without these qualities, life will be violent and all will be lost.

思想だけがあって感情がなく
人間性が失われた
知識より思いやりが必要である
思いやりがないと暴力だけが残る

The aeroplane and the radio have brought us closer together.
The very nature of these inventions cries out for the goodness in men, cries out for universal brotherhood for the unity of us all.
Even now my voice is reaching millions throughout the world, millions of despairing men, women and little children,
victims of a system that makes men torture and imprison innocent people.
To those who can hear me, I say "Do not despair".

航空機とラジオは我々を接近させ
人類の良心に呼びかけて 世界をひとつにする力がある
私の声は全世界に伝わり 失意の人々にも届いている
これらの人々は罪なくして苦しんでいる
人々よ 失望してはならない

The misery that is now upon us is but the passing of greed,
the bitterness of men who fear the way of human progress,
the hate of men will pass and dictators die,
and the power they took from the people will return to the people,
and so long as men die, liberty will never perish.

貧欲はやがて姿を消し
恐怖もやがて消え去り
独裁者は死に絶える
大衆は再び権力を取り戻し
自由は決して失われぬ!

Soldiers, Don't give yourselves to brutes,
men who despise you and enslave you - who regiment your lives,
tell you what to do, what to think and what to feel,
who drill you, diet you, treat you as cattle, as cannon fodder.

兵士諸君 犠牲になるな
独裁者の奴隷になるな!
彼等は諸君を欺き
犠牲を強いて家畜の様に追い回している!

Don't give yourselves to these unnatural men, machine men, with machine minds and machine hearts.
You are not machines. You are not cattle.
You are men.
You have the love of humanity in your hearts.
You don't hate, only the unloved hate. Only the unloved and the unnatural.
Soldiers! Don't fight for slavery, fight for liberty.

彼等は人間ではない! 心も頭も機械に等しい!
諸君は機械ではない!
人間だ!
心に愛を抱いてる
愛を知らぬ者だけが憎み合うのだ!
独裁を排し 自由の為に戦え!

In the seventeenth chapter of Saint Luke it is written "the kingdom of God is within man" -
not one man, nor a group of men - but in all men - in you, the people.

"神の王国は人間の中にある"
すべての人間の中に! 諸君の中に!

You the people have the power, the power to create machines, the power to create happiness.
You the people have the power to make life free and beautiful, to make this life a wonderful adventure.

諸君は幸福を生み出す力を持っている
人生は美しく 自由であり すばらしいものだ!

Then in the name of democracy let's use that power - let us all unite.
Let us fight for a new world,
a decent world that will give men a chance to work, that will give you the future and old age and security.

諸君の力を民主主義の為に集結しよう!
よき世界の為に戦おう!
青年に希望を与え 老人に保障を与えよう

By the promise of these things, brutes have risen to power, but they lie.
They do not fulfil their promise, they never will.
Dictators free themselves but they enslave the people.

独裁者も同じ約束をした
だが彼らは約束を守らない!
彼らの野心を満し 大衆を奴隷にした!

Now let us fight to fulfil that promise.
Let us fight to free the world, to do away with national barriers, do away with greed, with hate and intolerance.
Let us fight for a world of reason, a world where science and progress will lead to all men's happiness.
Soldiers! In the name of democracy, let us all unite!

戦おう 約束を果す為に!
世界に自由をもたらし 国境を取除き 貧欲と憎悪を追放しよう!
良心の為に戦おう 文化の進歩が全人類を幸福に導くように
兵士諸君 民主主義の為に団結しよう!

Hannah, can you hear me?
Wherever you are, look up Hannah.

ハンナ 聞こえるかい
元気をお出し

The clouds are lifting, the sun is breaking through.
We are coming out of the darkness into the light.
We are coming into a new world.
A kind new world where men will rise above their hate, their greed and their brutality.

ご覧 暗い雲が消え去った 太陽が輝いてる
明るい光がさし始めた
新しい世界が開けてきた
人類は貧欲と憎悪と暴力を克服したのだ

Look up Hannah.
The soul of man has been given wings - and at last he is beginning to fly.
He is flying into the rainbow - into the light of hope, into the future,
the glorious future that belongs to you, to me, and to all of us.
Look up hunna. Look up.

人間の魂は翼を与えられていた やっと飛び始めた
虹の中に飛び始めた 希望に輝く未来に向かって
輝かしい未来が君にも私にもやって来る 我々すべてに!
ハンナ 元気をお出し!



若い人にも、ぜひ、読んで欲しい!!!kao_01  

若い頃に観た、
喜劇王チャップリンの映画「独裁者」
のワンシーンが、蘇って来ます。
昨日号でも心配してました、
最近の、日本政治の迷妄を、
今、主権者の国民の使命を思う、老骨の詩(もどき)です。(>_<)


   愛するに足る「祖国」とは??!!
     誰が、選ぶ?!
     どちらを選ぶ?!


戦時中を生きた人、
戦後、戦争の影濃い社会を生きた人、
戦争体験から遠く、
観念で、戦争を見て居る人、
バーチャルで、戦争ゴッコを戯れる人、


生まれた世代により、
育った環境により、
戦争の惨、への理解・実感は、違ってる!!!


個人・個人の、捉え方の違いは、
話し合いで、溝、埋まることも在る!
埋まらないままに、推移することもある!
その時の、メディアの在り方、
教育の在り方、
権力者の締め付け・統制!!!


生まれた世代により、
育った環境により、
戦争の惨、への理解・実感は、違ってるし、
危機感も、
警戒心も、全く、違う!!!


だけど、
功名心にはやる権力者と、
戦争で、巨万の儲けを目論む、金力者は、
戦争への警戒心バラバラの大衆を束ねて、
戦争翼賛!
1億総玉砕辞さす!
の、
戦争翼賛、連帯責任、密告政治を、敷設する!!!
愛国心を奨励し、
だけど、
愛するに足る「祖国」とは何か??!!


権力の暴走を防ぐために、
民主政治が、世界に広がり、
憲法が、権力者を縛る仕組みが、広がった!!!


だけど、
功名心にはやる権力者と、
戦争で、巨万の儲けを目論む、金力者は、
戦争への警戒心バラバラの大衆を束ねて、
戦争翼賛体制への道を、虎視眈々と、狙ってる!!!


産軍複合体の強化、
メディアと教育を統制し、
大衆の口を押さえ込んで、
まことしやかな、スローガンで、
戦争を美化し、
対外戦争拡大で、大衆の眼を、外地に逸らす!!!


その過程で、
無数の人の命が奪われ、
山河が焼かれ、
人の人生をねじ曲げて、
人を、生涯、苦しめる!!!


戦争で、益する者は、誰か??!!
戦争で、苦しむ者は、誰か??!!
果てしなき、軍備拡張競争で、平和が保たれるのか??!!
それとも、不戦の誓い、
人類多年の努力の成果として到達した、
日本国憲法第9条の精神の普及が、
日本と世界の平和を、保つのか??!!


どちらを選ぶ?!
誰が、選ぶ?!
今は、発言権すらない、
子どもたちや子々孫々、未来世代の人たちのために、
どちらを選ぶ?!
誰が、選ぶ?!


人在ってこその、国!!!
祖国への愛を、ねじ曲げるな!!!
祖国への愛は、故郷の人たちへの愛!!!

人在ってこその、国!!!

どちらを選ぶ?!
誰が、選ぶ?!
今は、発言権すらない、
子どもたちや子々孫々、未来世代の人たちのために、
どちらを選ぶ?!
誰が、選ぶのか??!!
  

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夢想花
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 うれぴい! 「インフルエンザ予防絶交仮面の歌」に、曲がつきました~! 
 このブログの2009年6月12日号を見て下さ~い!

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