QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 27人
プロフィール
夢想花
夢想花
 うれぴい! 「インフルエンザ予防絶交仮面の歌」に、曲がつきました~! 
 このブログの2009年6月12日号を見て下さ~い!

クリックで救える命がある。     
オーナーへメッセージ

2010年08月13日

『一番若い、一番最後の兵隊からのメッセージ』を聴いて・・・

  昨日号からの続きです。8月9日夜、会場への道へうろうろ迷って到着したら、すでに、講演は始まっていました。


一番若い、
一番最後の兵隊からのメッセージ                                              を聴いて・・・




  講師は、「戦争を語り継ぐ会」代表宮川進さん(80歳)。テーマは、『一番若い、一番最後の兵隊からのメッセージ』。


  昭和5年生まれ。全戸数17戸の小さな村に生まれ、先生が一人の分教場で村の子どもたちが勉強していた、寺子屋みたいな学校で育ち、その後、旧制中学校に入り、そこで、兵に志願した。


  後から思うと、誰でもよかった。昭和20年、戦況の悪化で入隊年齢が引き下げられた海軍甲種飛行予科練習生(予科練)に志願、父の思いを受け、叔父が特高警察に勤めていたという環境もあって、15歳、最年少の軍人となった。


  鳥取県の美保海軍航空隊に入隊し、月月火火木金金と休み無く訓練され、ただ、夜の境港の海はきれいだった記憶がある。やがて京都海軍基地・舞鶴へ陸戦隊員として配置換えされ、そこで、玉音放送を聞いたがよく分からず、翌16日、「何者かが舞鶴市内の糧食倉庫を襲撃する。阻止せよ」との命令を受けた。軍の命令系統はまだ生きていた。


  襲撃阻止のため倉庫へ向かう兵の列に、窃盗団とみられるトラックが突っ込んできて、。同僚が亡くなり、自分も頭に大けがをして死線をさ迷い、2日後に、失っていた意識が回復した。


  「ルーズベルト(米大統領)の上に爆弾を落として、ワシントンの桜となって散ります」と、1945(昭和20)年春、「祝・出征」「武運長久」の旗を持って神社に集まった村人の前で、少年は、国に殉じる決意を述べた。


  自分が日本を救わないかん、のやと勝手に思い込んでいた。旧制中学校から応召した連中も、男と生まれたからは当然や、国のため、天皇陛下のため命を捧げるは当然だと、恐らく90%以上は、そう思っていた、と思う。


  道を誤り、国は悲劇を味わった。「だからこそ、国民が正しく物事を判断できる国にしなければ。同じ失敗を繰り返さないために、私たちがあの戦争を語り継ぐことが大切」と、宮川さんは、会を興し、戦争を知らない世代の人に、戦争体験を語り継いでいる。




講演の後の意見交換で・・・】 私は、昭和18年生まれ、戦争の記憶はほとんどないけれど、終戦直後のの記憶は幼いなりに残っていますと、言いました。講師先生は、それも、立派な戦争体験だ、と仰有って下さいました。

  実は、私自身、戦争や原爆のことが、もう一つ分からず、戦争時の惨状をブログに書く上で“引け目”みたいなものがあったのですが、ぼつぼつながら、脳みそに入れて、自分が見知した範囲で、こうしてお伝えできれば、と、思っています。それでも、当時の少年が、どういう心境だったのか、家族がどうだったのか、今ひとつ分かりにくい、と思っています。
 


  実は、少年や家族の心情の理解につながるだろうドラマが、8月15日(日)夜9時から、NHKTVで放映される予定です。『15歳の志願兵』です。宮川さんのお話と併せて、ぜひ、見ようと思っています。皆さまも、ご覧下さい。

※ 私の、乏しい戦争体験については、このブログの2007年12月19日号に載せていますので、ご覧下さいkao11


presented by
パッヘルベルによろしく
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20100305001/1.htm"> presented by 地球の名言 http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20100305001/1.htm
同じカテゴリー(生きる)の記事画像
昨日より もっと寒くッて、外へ出てウォーキング 儘ならず、ひたすらテレビと睨めっこ!頭の体操俳句もどきを認めマシタ。
ノーベル賞が日本の被団協に。世界で唯一の被爆国日本。世界の権力者各位はどうか、核兵器の惨事を起こされませぬよう。。
イケずって言葉、京都人についてだけの事、でしょうか?! 人間の悲しい性、かも❔ そこから、どう立ち直り、学んでいくか?!
真夜中に目が覚めて、マツコデラックスさんとさかなクンの、対談に感激、そして、夜が明けて・・・
秋の交通安全旬間。交通事故は、被害者・加害の側の人達を生涯の苦!に追い込みます。どうか交通安全を、交通事故防止を!
テレビで線状降水帯!の報道がされています。ウェザーニューズで線状降水帯、災害予防の為、少しでもお勉強したいです。
同じカテゴリー(生きる)の記事
 真夜中に、目が覚めて、今日は土曜日、楽しみの吉本新喜劇の舞台放送の日! 人生行路の意味を、噛み締めなくちゃ~~~~~! (2025-05-24 02:42)
 高齢者の転倒骨折問題注意点をブログに載せてよろしいか?と医療法人様に問い合わせたら認めますとのご返信、有難うございます。 (2025-05-23 16:30)
 戦時中ネット通信に無縁の時期に生まれた私、ネット社会との付き合い方に、戸惑い、しかし興味ある高齢の私デス。 (2025-05-22 16:22)
 雨模様の今日、老人の生き方につての、素晴らしい、お医者様の動画に出会えました。有難うございます。頑張ります。 (2025-05-21 14:59)
 ネット音痴で知人に奇跡のブロガーと揶揄されてる私。暑くてウォーキングもできず、テレビと睨めっこ&ブログの脳内編集会議を! (2025-05-20 15:47)
 吃驚!江藤農相は佐賀市の党県連で、私はコメを買ったことは無い。支援者に貰って売るほどあると講演、への思いに??デス。 (2025-05-19 17:44)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。