八王子で、また、通り魔殺傷事件が起こりました。思い詰め、一瞬の短気が、絶望的な不幸を招いています。思い詰め、一瞬の短気について、恥ずかしさを超えて、少しでもお役に立ちたく、下手な未完、詩(もどき)を捻り出しましたので、辛抱して、おつき合い下さいますよう・・・。


“風景”の女神・プロデューサー

前へ行く
前へ進む
自分が動く


私が前へ進まなければ
私が動かなければ
私のまわりの風景は 変わってこない
例えば
じっとしていて 相手にされないと 人恨むよりは
自分から 「おはよう」と声かけて・・・

私が動いて 変わる風景
風景には 都合のよいもの わるいもの
     うれしいものや 不快なもの
     温かいものや 冷たいもの
取っ替えひっかえ 出てくる でてくる


みんな 私の教師と思い定めて
反面教師 正面教師
ときに 見過ごし
ときに 居直り
ときに 学んで
私は 風景と つき合ってきた


私にとって “大切なもの”
私にとって “守りたいもの”
人にとって “大切なもの”
人にとって “守りたいもの”
それを しっかりと見定めて


だけど やっぱり “失敗”の連続
だけど“失敗”も 「成功の母」と思い直して
敢えて挑戦 それでも挑戦
だけど退散するときは 
   ひたすら退散 タイサン そして、たいさん


あの手 この手で 人生ページ
だけど やっぱり 命あっての物種
命慈しみ 人慈しみ 私を慈しむ

今も 人生の決算は 付かぬツカヌつかぬ 65歳
永遠に付かぬ 付いて欲しくない
付いてしまえば 私の“宿題”はなくなってしまう


短気は損気
命あっての物種
命あってこそ 失敗は明日につながる
自分が動き そして前へ 
挑戦する気概 転んでもタダでは起きぬ
いつか“風景”が 私にほほえみかけてくれるから
きっと キット 必ず 絶対
風景の女神・プロデューサーも 
       汗と涙と独創性には弱いもの・・・

  

Posted by 夢想花 at 01:34Comments(2)青年と子どもたちに
   『自灯明』  『法灯明』


  最近、20代のお母さんと話したとき、彼女は、秋葉原通り魔事件の容疑者について、「あの人も25歳やろ、すぐ事件の背景とか、いう風潮があっておかしいワ。悪いのは犯人の青年や!」と・・・。

  その通り。確かに、あんな行為をして、なんの罪もない人を巻き添えにして、命を奪った。決して許されることではない。と思いつつ、つい背景などを考えてしまう傾向というかクセのある私。

そんな私が、一昨日のブログで紹介した本「続・ほっとする禅語70」の中から、『自灯明』(釈尊)という言葉を、発見しました。これは、自分の人生行路の先を示すのは、自分自身の持つ灯り、すなわち、『自灯明』であると言うこと.


 ここから先は、自分流に解釈を加えると・・・。

  『自灯明』に対して、『法灯明』という言葉がある。これは、「仏の教えが灯火」になるということ。私が、ブログで言った「文殊の知恵」も『法灯明』なんだろう。作家の吉川英治という人が「我以外、皆、師なり」と言っている・・・。この言葉も、私以外の他人様の教えは、『法灯明』ということなのだろう。

人は、『自灯明』を確立するために、生涯、『法灯明』を学んでいく。謙虚に、感謝して、『法灯明』を学んでいく。加害の青年は、『法灯明』を学べることに感謝できず、『自灯明』も持てなかった(?)。貧しい国の子どもたちにとっては、学校へ行けて、勉強できること、大変な喜びであり、感謝であるとあるということ。


日本は、今、モノがあり過ぎて、学校があって当たり前で、他人様との関わりも減って、『法灯明』に鈍感になって、学べるコトへの感謝が薄らいで、『自灯明』を確立するための謙虚さがなくなってきている。そういう真っ只中に、大人も、子どもも住んでいる。


※ 生意気な言葉の数々、すみません。だけど、日本も、昔は、食べられるということや、学校へ行ける、今なら当たり前のことが大変な喜びでした。
  話変わりますが、歌手の松山千春さんが、急病で入院されました。不安定狭心症と診断され、すぐに緊急処置が行われたため一命を取りとめましたが、絶対安静が必要、このため7月までに予定されていた残りの公演をすべて中止して治療に専念されるということです。
  今まで、彼の歌に励まされて、彼の歌は、私にとっての『法灯明』でした。とくに、歌「君を忘れない」の歌詞は、このアドレスで、ぜひ。あの青年にも、聴かせてやりたい。
松山さん、十分療養されて、ご回復・カムバックをお祈りします。


http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/219971/Y010877   

Posted by 夢想花 at 00:02Comments(0)秋葉原通り魔殺傷事件

2008年06月21日

通り魔事件に思う

 友人が、秋葉原の通り魔事件についてコメントを寄せて下さいました。

         残念なのは・・・

  こんばんは。ご無沙汰しています。
秋葉原通り魔事件、あまりにも痛ましすぎますし、重すぎて、なかなか筆が進みません。何がかけるかもわかりませんが・・・・・

 私もちょうどその時間帯、新宿(普段は静岡にいるのに)に出かけていました。だから、今回は身近に感じて、背筋が寒くなる思いです。

 通り魔事件は、たまたま、偶然に、その時間に、その場に居合わせたがために、被害者になってしまう。被害者になられた方には本当にお気の毒としかいいようがありません。夢も希望もあった人生が、突然たたれてしまったわけですから。また、被害にあわれたの方々には、両親、家族、友人・・・・と関わった方々みんなを悲しませていることでしょうから、むごすぎます。被害にあわれたかたがたにご冥福をお祈りします。

  ところで、この事件に対して世間は、マスコミは理由付けをしたがっています。そして、社会(国、治安の悪さ、経済情勢、教育の歪・・・)のせいにしようとしている風潮があるように感じてしまうのは、私だけでしょうか?

  けど、そう短絡的、単純ではなく、いろんなものが絡みに絡みあって最終的に加害者にあのような行動をさせてしまったのだと思います。家族との間、高校、短大(教育者、学校の級友)との間、会社(組織、同僚)との間、社会(国家、法律、経済状況、あまい誘惑など)との間、加害者との友人との間・・・・・いろんなところで、ぐじゃぐじゃにからみあっているものと思います。残念なのは、加害者の孤独を誰一人として、感じとってやれなかったこと、思いやれなかったことです。誰彼か気づいてあげられれば、彼のことを認めてあげられる人がいたら、彼のよりどころとなるような人がいたら、こんなことは起こらなかったのではないかと、推察します(私は短絡的でしょうか)。   【ゆきひと】

                          (以下、つづきます)


※ 臨場感が伝わる記述で、恐らく、その瞬間、現場は阿鼻叫喚、そして周辺は、凍り付いたようになったのではないしょうか? 日常を切り裂く非日常の事件。しかし、その事件は、日常の積み重ねで生まれた。もちろん、加害の青年の短絡的思考による行動が事件の決定的要因ですが、それに繋がるさまざまな要因を、私たちの社会の日常のあり方を反省・点検することにより考えていくことも、同種事件の再発防止に大切なことではないでしょうか? 皆さまのご意見・ご感想をお待ちします。貴重なご意見有り難うございます。なお、先日来の記事本文の下欄の「コメント(数字)」をクリックして頂きますと、貴重なご意見・ご感想が載っています。よろしくお願いします。


※ なお、西山拓海くんの事件が風化しないことを願って、以前、「1」のつく日以外は、原則、“絵文字”を使わない旨申し上げましたが、当分は、通り魔事件も加わって“絵文字”を使うことをやめよう、と思っています。文字ばかりで、お見苦しい、と思いますが、ご容赦をお願いいたします。  

Posted by 夢想花 at 00:54Comments(0)秋葉原通り魔殺傷事件
 TVドラマ「CHJANGE」(第6話)を見ました。傑作。月曜日21時必見。昨日のブログのつづきでもあります。

      若者の出番ですヨ~!

  権謀術策渦巻く政界・・・裏切り、取り込み、野合、根回し、駆け引きの世界で、いつか政治を志した日の“初心”を忘れていく、多くの政治家。また、政治家をおだてつつ陰で操るエリート官僚の輩たち。
  それに対し、政治のド素人丸出しで、木村拓也さん扮する朝倉総理が頑張っている。その目線の先は、庶民。

面白い。大げさに描いている点はあろうかと思うけど、面白いし、納得できる。日常の、各種の議員族や官僚や外郭団体の職員の様子からも納得気味! 組織によるけれど、言葉はお上手だけれど、概ね庁舎から外の現場へ行こうとせず、朝倉総理のフットワークが斬新に見える。目線の先は、“弱い立場の庶民”ではなくて、“長いもの”のように見える組織もある。“強きに弱く、弱きに強い”その所業は、国定忠治も怒りそうだ。朝倉総理に快哉を叫んでいる視聴者の多くは、彼に“義人”を見ているのではないか?

  もちろん、マジメに市民のため、国民のために頑張っている議員さんや職員さんもいることも知っている。だけど、ひとつの職に長く居たり、組織の中に住んでいると、感性が鈍り、“慣れ”に走り、“シガラミ”に頼るのは、人間の常。


  だから、私は、次の提案をしたい。この提案は、恐らく、「泡沫候補」ならぬ「泡沫提案」になりそうなので、小さい字で書きます(本当は、目立つため? 笑)。
  例えば、せめて議会の議員や首長さんは、一定回数以上の「多選禁止」18歳以上の選挙権と被選挙権、例えばのたとえば、この区分は議論の分かれるところだろうけど、18歳~35歳、36~60歳、61歳~   それぞれの年齢区分による議員定数を設ける、そして、国政は、首相(大統領?)は、国民が直接選ぶ公選制。

  憲法も、法律も、その分、変えていかねばならないが、要するに、有権者の意思が反映されやすい、各世代から人を選出して多様な感性意見の採用、長期政権シガラミ体質からの脱却を目的とする。

もちろん、私の提案する制度にも、さまざま問題点があるだろう。だが、要するに、旧来からの政治や組織に風穴を開けたい思いは、朝倉総理に同じ。いつか、国民的議論が興ることを夢想。だが、私の改革案が“日の目”を見る可能性は、極めて薄い。。。


  制度は、ともあれ、政治や組織やしがらみに風穴を開ける確実な方法は、一つある。・・・それは、有権者が政治への関心を持つこと

  今の社会、享楽的文化に囲まれ、全般的に政治を見る眼鏡が曇らされているのではないか?・・・ファッションやグルメも大事だけれど、その陰で、旧来からの政治や行政の失敗のツケを背負わされる若い人や子どもたちに言いたい。。。今、日本は、経済大国になって、それはそれで先人の努力に感謝しつつ、今、噴出している諸矛盾、例えば、道路特定財源のムダ使い・防衛省の汚職・居酒屋タクシー・若者の不安定雇用・年金問題・医療問題・少子化・“自給率”も含めた食糧問題・環境問題・無差別通り魔殺人事件や自殺者の増加に見る社会の閉塞感等々放って置いたら、ファッションやグルメどころでない国になるかも知れない。   

  私の世代の人は、貧しい時代の生活も体験していて、それなりに少しの“耐性”を持っている。しかし、今の若い人や子どもたちは、ある日、突然に、食糧がなくなり、停電も初めて知って右往左往する事態がないとも限らない。

  どの人も、政治への関心は持って欲しいけど、とりわけ、ツケを全面的に背負わされる若者や子どもたちの政治参加の場を保障し、それ以前に、政治への関心を持って情報を収集し、、せめて、選挙の投票ぐらいは棄権しないで欲しい、と強く願う、老骨でございます。


  

Posted by 夢想花 at 00:45Comments(0)ドラマ「CHNGE]
  知人からメールで、秋葉原の通り魔事件について、意見が送られてきました。うまく、コメント欄に貼り付けられないので、ご本人の了解を得て、この場に、原文そのまま掲載させて頂きます。           


   秋葉原の通り魔事件に思う

  いつもタイムリーな話題の提供ありがとうございます。 加害者の両親の苦衷察するに余りあります。それに彼には弟もいます。強盗殺人者を兄に持つ弟が、進学、就職、結婚の度に「殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる過酷な運命を描いた東野圭吾の「手紙」という小説があります。最近、知人の子どもさん二人が痴漢容疑で逮捕されました。身近ににもいる加害者の家族、これからどういう人生が待っているのでしょうか。 
 話変りますが、これはまれに見る凶悪犯罪ですが、日本の治安が悪化した、青少年が凶暴化したと見るのは誤りです。「戦前の青少年犯罪」という本によると、少年の殺人件数は昭和35年の438件がピークで平成17年には73件に激減しています。東京がオリンピック候補に残ったのも治安のよいことが理由の一つになっています。治安の悪化を理由に次々と治安対策が強化されていく風潮には危惧を感じます。
・・・と。

 私(夢想花)は、秋葉原の事件について、文にすべく何度もトライしました。ですが、ことがらの重さに、筆が遅遅として進みません。上記の知人から寄せられた文も、街で出会った若い人の話も、事件の深刻さを深く心配するものでした。皆さまにお願いです。コメントをお寄せいただけないでしょうか? このような事件は、二度と起こって欲しくない、だけど事件の突きつけたものは重すぎる。二度と起こらない、起こりにくい社会を造っていくために、どう考えていけばよいのか? よろしくお願いします。
 日本では、今、年間3万人以上の人が自殺しています。個人の生き方の問題で収まらない深刻さを感じます。「死ねないから、生きてきた」という言葉は悲しすぎますし、私たちは、命を大事にしない人を特別視するだけで、次なる社会を造れるのでしょうか?



※ コメントをお求めして、注文をつけるようで申し訳ないのですが、人権上問題がある文は公開しないこともありますので、予め、ご了承をお願いします。


※ この事件と、その背景について、海外のメディアも報じています。このアドレスをクリックしてください。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/152383/  

Posted by 夢想花 at 00:16Comments(2)秋葉原通り魔殺傷事件
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夢想花
 うれぴい! 「インフルエンザ予防絶交仮面の歌」に、曲がつきました~! 
 このブログの2009年6月12日号を見て下さ~い!

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