昨日号で、イジメについて触れました。
ですが、説明が少なすぎて
分かって貰いにくい
と、昨日から反省して来ました
。
そこで、
今まで、このブログで、いっぱい書いていますので、
クリックをお願いします。m(__)m
http://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=9e99e8d75136b374966f878f2b942f1398babd58&search=%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81
ですが、説明が少なすぎて
分かって貰いにくい
と、昨日から反省して来ました

そこで、
今まで、このブログで、いっぱい書いていますので、
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巡査時代や教員時代の経験
部落問題学習で学んだこと
そして、
夜回り先生の水谷修先生の考え方
部落問題学習で学んだこと
そして、
夜回り先生の水谷修先生の考え方
に共鳴して、自分なりにイジメについての
理論・理屈を作って来ました。
理論・理屈を作って来ました。
とくに、
2017年3月7日号を、ご熟読下されば、嬉しいです。
理屈っぽい私のブログですが、
イジメに悩む子も大人も多く、
良い方向に解決することを願って、
自分の理論を、再度・再々度、
ご披露する次第です。
よろしくお願いします。m(__)m
ブログのあちらこちらで触れていますが、
イジメについての私の思いです。
イジメについての私の思いです。
子どもの世界のイジメについて、
深刻な報道がされています。
イジメに遭って辛い思いをしている子も、
イジメる側に立ってる子も、
命にかかわる悲劇的な結末を迎える事態になると、
深刻な報道がされています。
イジメに遭って辛い思いをしている子も、
イジメる側に立ってる子も、
命にかかわる悲劇的な結末を迎える事態になると、
保護者相互・学校・子ども同士・地域社会に
大きな“禍根”“苦しみ”を残します。
大きな“禍根”“苦しみ”を残します。
私は、微力ながら、自分の人生経験、
さらに、
水谷修夜回り先生のお考えからも学んで考察した事を
人権学習会などで、話させて頂いてます。
そのレジメの一部をお示ししますので
イジメはどうして防げるか?
イジメの端緒を、どう発見するか?
学校だけでなく、
地域社会の大人がイジメを見抜き、
連携して、解決するか?
恥ずかしいのですが、ご参考に、
私の立てた考えをご参考にして下ればと。
思い切って、お示しします。
長いですが、お読み下されば嬉しいです。
よろしくお願いします。
~~~~~~~
【子どもの世界のイジメについて】
※イジメ発見の端緒
(問)もし、あなたが、学校の教職員なら、どう思われますか?
① 学校で、昼休みに、職員室の前を、一人の生徒が、ジュース瓶を持ってウロウロしています。
② 階段を、子どもAが、子どもBを背負って、昇ったり降りたりしています。
【子どもの世界のイジメについて】
※イジメ発見の端緒
(問)もし、あなたが、学校の教職員なら、どう思われますか?
① 学校で、昼休みに、職員室の前を、一人の生徒が、ジュース瓶を持ってウロウロしています。
② 階段を、子どもAが、子どもBを背負って、昇ったり降りたりしています。
AとBの上下関係が、いつも同じか?
↓↓
★それを、別の子どもC、D、E、Fが見て居た場合
★ その生徒は、買わされているか?
使い(パシリ)をさせられているか?
★ 力関係に縛られているか?
↓↓
★それを、別の子どもC、D、E、Fが見て居た場合
★ その生徒は、買わされているか?
使い(パシリ)をさせられているか?
★ 力関係に縛られているか?
↓↓
Aを見下したグループが出来て、
恒常的にAをいちびり始めて、
イジメのグループが出来て、
グループによるイジメが恒常化する
危険性もあります。
③ 放課後、道端で、一人の子どもに、
数人がからかったり暴力を振るってる場合、
地域社会の大人はよく観察して注意したり、
そして、学校にも連絡・相談し
学校も、教職員集団で、平素から報告・連絡・相談の徹底を!!!
Aを見下したグループが出来て、
恒常的にAをいちびり始めて、
イジメのグループが出来て、
グループによるイジメが恒常化する
危険性もあります。
③ 放課後、道端で、一人の子どもに、
数人がからかったり暴力を振るってる場合、
地域社会の大人はよく観察して注意したり、
そして、学校にも連絡・相談し
学校も、教職員集団で、平素から報告・連絡・相談の徹底を!!!
イジメは、
学校の教職員だけでは、無くなりませんし、発見できません。
子どもたちの声に敏感な
地域社会の大人の協力が、不可欠です。
冗談やがな、友だちやろう?!
そして、イジメられてる子に、たまに、
優しい言葉をかける。
イジメられてる子は、それが嬉しくて辛抱
する DVに似た構造 です。
イジメられてる子は、それが嬉しくて辛抱
する DVに似た構造 です。
また、自分のプライドもあって、
親や近所の大人に知られたくない、
学校の先生にチクるのはイヤだ、
という思いで、不登校状態に陥ったり
相手に復讐するか、
最悪の場合自死を選択する事もあり得ます。
学校の教職員だけでは、無くなりませんし、発見できません。
子どもたちの声に敏感な
地域社会の大人の協力が、不可欠です。
冗談やがな、友だちやろう?!
そして、イジメられてる子に、たまに、
優しい言葉をかける。
イジメられてる子は、それが嬉しくて辛抱
する DVに似た構造 です。
イジメられてる子は、それが嬉しくて辛抱
する DVに似た構造 です。
また、自分のプライドもあって、
親や近所の大人に知られたくない、
学校の先生にチクるのはイヤだ、
という思いで、不登校状態に陥ったり
相手に復讐するか、
最悪の場合自死を選択する事もあり得ます。
イジメなければ、自分がイジメらるれる、
人をおちょくるのは面白い、とかの理由で、
イジメ行為を加速して行きます。
ますます、イジメの危険性が増大化しかねません。
④ イジメる子も、様々なストレス・課題を抱えている場合も多く、
じっくり話すと、涙を流して、自己の行為を反省することも、あります。
⑤ 教師が、まず、自分の責任を認めて、
人をおちょくるのは面白い、とかの理由で、
イジメ行為を加速して行きます。
ますます、イジメの危険性が増大化しかねません。
④ イジメる子も、様々なストレス・課題を抱えている場合も多く、
じっくり話すと、涙を流して、自己の行為を反省することも、あります。
⑤ 教師が、まず、自分の責任を認めて、
イジメられている子と親に話し、次に、
イジメる子と親に話し、両者を引き合わせてイジメ問題を解決する。
水谷修先生の教えです。
⑥ 人間は、本来、イジメをする、しがちな動物です。
イジメの窮極は、 暴力を揮っての戦争・殺戮そして抑圧です。
生き抜くために、暴力で相手を押さえ付け、
1651年、イギリスの哲学者トマス・ホッブズは、その著「リヴァイアサン」で、
自然状態にあっては、万人の万人による闘争状態が生まれ、
こうした中で、弱者の命と人生が蹂躙されました。
これを放置したら、自分自身も危うい!
と言うことから、 『社会契約説』や
『人権思想』や
『民主主義思想』が生まれ、
それらの考えが、
市民革命や社会運動で、
世界の大きな“潮流”に成って来ました。
こういう理性的なことを踏まえた人は、
大人であれ、子どもであれ、
他者に、イヤなことしたとしても、
ある程度のところで、自分の行為を【抑制】しますが、
そういう、
理性がまだ不十分な人は、
まわりの雰囲気に乗って、
面白がって、
他者をいたぶって、
力による【上下関係】を作っていきます。
加害の方は、たまに、被害の方に“優しい言葉”を懸けたりする!
被害の方は、それが、妙に嬉しくて、
また、親に心配掛けたくない。
自分自身のプライドのために、
親にも言わず【平気な顔】を“装って”対応して、
ますます、【土壺】にハマっていく!!!
イジメは、そういう【構造】を持っているのでは、ないでしょうか?!
それを、糺していく為にも、
学校の教職員や地域社会の大人の眼差し、
さらにマスメディアの反省が、
不可欠なのではないでしょうか?!
⑦ 逆説的に言うと、
人間は、苛められて鍛えられ、優しさを身につける事も多く、
イジメで自死を選ぶのでは無く、人間的成長のバネに成ることもあります。
以上、イジメについて、特に、子どもの世界のイジメについて、
高卒前の母子家庭による企業の就職差別に遭った事、
高卒後、7年間の巡査時代に学んだ事、
40年余の教員生活で経験して来た事、
教員生活時に、部落差別・人権問題学習で学んだ事、を基に、
イジメ問題、その解決について、縷々、述べました。
★ 昭和40年代、部落差別を苦に自殺した女子高生、
★ そして、
今も、イジメを苦にして、辛い選択をする子どももいます。
さらに、
★ 今の、テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮がかなり有り、
その時に、発せられた言葉や行為の数々が、
イジメの技に使われ、
人々の人権感覚を麻痺させている現実にも、
きちんと向き合う必要があります。
重複したり、前後錯綜したりする点もありますが、
イジメの窮極は、 暴力を揮っての戦争・殺戮そして抑圧です。
生き抜くために、暴力で相手を押さえ付け、
1651年、イギリスの哲学者トマス・ホッブズは、その著「リヴァイアサン」で、
自然状態にあっては、万人の万人による闘争状態が生まれ、
こうした中で、弱者の命と人生が蹂躙されました。
これを放置したら、自分自身も危うい!
と言うことから、 『社会契約説』や
『人権思想』や
『民主主義思想』が生まれ、
それらの考えが、
市民革命や社会運動で、
世界の大きな“潮流”に成って来ました。
こういう理性的なことを踏まえた人は、
大人であれ、子どもであれ、
他者に、イヤなことしたとしても、
ある程度のところで、自分の行為を【抑制】しますが、
そういう、
理性がまだ不十分な人は、
まわりの雰囲気に乗って、
面白がって、
他者をいたぶって、
力による【上下関係】を作っていきます。
加害の方は、たまに、被害の方に“優しい言葉”を懸けたりする!
被害の方は、それが、妙に嬉しくて、
また、親に心配掛けたくない。
自分自身のプライドのために、
親にも言わず【平気な顔】を“装って”対応して、
ますます、【土壺】にハマっていく!!!
イジメは、そういう【構造】を持っているのでは、ないでしょうか?!
それを、糺していく為にも、
学校の教職員や地域社会の大人の眼差し、
さらにマスメディアの反省が、
不可欠なのではないでしょうか?!
⑦ 逆説的に言うと、
人間は、苛められて鍛えられ、優しさを身につける事も多く、
イジメで自死を選ぶのでは無く、人間的成長のバネに成ることもあります。
以上、イジメについて、特に、子どもの世界のイジメについて、
高卒前の母子家庭による企業の就職差別に遭った事、
高卒後、7年間の巡査時代に学んだ事、
40年余の教員生活で経験して来た事、
教員生活時に、部落差別・人権問題学習で学んだ事、を基に、
イジメ問題、その解決について、縷々、述べました。
★ 昭和40年代、部落差別を苦に自殺した女子高生、
★ そして、
今も、イジメを苦にして、辛い選択をする子どももいます。
さらに、
★ 今の、テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮がかなり有り、
その時に、発せられた言葉や行為の数々が、
イジメの技に使われ、
人々の人権感覚を麻痺させている現実にも、
きちんと向き合う必要があります。
重複したり、前後錯綜したりする点もありますが、
よろしくお読み下さいますようお願いします。m(_ _)m
いじめによる悲しい事件事象が頻発しています。
教育関係者の二転三転の釈明が、
問題・事態を深刻化させています。また、
イジメの発見や改善・解決には、
地域社会の大人の眼差しや関わりが不可欠です。
警察官時代の経験や教員に成ってから、
高校部落研や社研の仲間や、
教職員組合の研修や職員会議で激論した事、
等から、イジメについて、私なりに纏めた考えです。
水谷修夜回り先生や
一時のヤンキー先生にも共鳴しました。
いままで、このブログで、様々、触れて来ましたが、
2016年9月10日号を、再度、載せます。
少し、長く成りますが、
じっくりと、お読み下さいますようお願いします。m(_ _)m
【子どもの世界のイジメについて】
※イジメ発見の端緒
(問)もし、あなたが学校の教職員なら、どう思われますか?
① 学校で、昼休みに、職員室の前を、
一人の生徒が、ジュース瓶を持ってウロウロして居ます。
↓↓
★ その生徒は、買わされているか?
使い(パシリ)をさせられているか?
② 階段を、子どもAが、子どもBを背負って、
昇ったり降りたりしています。
★AとBの上下関係が、いつも同じか?
★それを、別の子どもC、D、E、Fが見て居た場合、
↓↓
Aを見下したグループが出来て、
恒常的にAをいちびり始めて、
イジメのグループが出来て、
グループによるイジメが恒常化 する
危険性もあります。
③ 放課後、道端で、一人の子どもに、
数人がからかったり暴力を振るってる場合、
地域社会の大人はよく観察して注意したり、
声をかけたり、
その場合は、学校にこういうことがあった
と、報告・連絡・相談をして下さい。
イジメは、学校の教職員だけでは、無くな
りませんし、発見できません。
地域社会の大人の協力が、不可欠です。
イジメてる子が、イジメられてる子に言う
常套語は、
冗談やがな、友だちやろう?!
そして、イジメられてる子に、たまに、
優しい言葉をかける。
イジメられてる子は、それが嬉しくて辛抱
する【DVに似た構造、です。】
また、自分のプライドもあって、
親や近所の大人に知られたくない、
学校の先生にチクるのはイヤだ、
という思いで、
益々、イジメられてる事を、
自己の内に籠めて、益々、悪循環し、
挙げ句、不登校状態に成るか、
相手に復讐するか、
最悪の場合自死する事もあり得ます。
イジメる側の子も、
イジメられる奴が悪い、とか、
イジメなければ、自分がイジメらるれる、
人をおちょくるのは面白い、とかの理由で、
イジメ行為を加速して行きます。
④ 学校の先生の前では、“良い子”を演じる可能性も大きく、
先生も、クラス内で、元気の良い子に眼が行きがちで、
さらに、学校の教職員集団で、
平素から、協議が、緊密に行われていない場合、
教職員集団内部で、イジメに関する感覚が磨かれず、
子どもの世界のイジメを、見逃しがちに成る。また、
権力機構の上からの統制が強く、
教職員は昼夜を問わず、また
土日祝日もクラブ指導に忙殺され、
ブラック産業化しているかもと、懸念し
モンスターペアレントへの気遣い、また、
子どもたちの脅し、等に因り、
個々の教職員のイジメ対応への指導が及び腰に成り、
ますます、
イジメを、結果的に放置する危険性も増大化しかねない。
また、かつては、教職員組合も強く、
教職員組合の活動を通して、
上からの過度の権力統制に異議を唱え、
組合内部の研修会によって、人権・イジメへの感性を磨き合った。
また、地域社会の各種団体や、大人達との連携も頻繁にあり、
学校と地域社会との連携も進んだ。
しかし、近年は、教職員の組合加入率も下がり、
結果的に、イジメへの対応も、弱化 して来ている。
⑤ イジメる子も、様々なストレス・課題を抱えている場合も多く、
じっくり話すと、涙を流して、自己の行為を反省することも、あります。
⑥ 教師が、まず、自分の責任を認めて、
イジメられている子と親に話し、次に、
イジメる子と親に話し、
両者を引き合わせてイジメ問題を解決する。
⑦ 人間は、本来、イジメをする、しがちな動物です。
イジメの窮極は、 暴力を揮っての戦争・殺戮そして抑圧です。
生き抜くために、暴力で相手を押さえ付け、
1651年、イギリスの哲学者トマス・ホッブズは、その著「リヴァイアサン」で、
自然状態にあっては、万人の万人による闘争状態が生まれ、
の中で、弱者の命と人生が蹂躙されました。
これを放置したら、自分自身も危うい!
と言うことから、 『社会契約説』や
『人権思想』や
『民主主義思想』が生まれ、
それらの考えが、
市民革命や社会運動で、
世界の大きな“潮流”に成って来ました。
こういう理性的なことを踏まえた人は、
大人であれ、子どもであれ、
他者に、イヤなことしたとしても、
ある程度のところで、自分の行為を【抑制】しますが、
そういう、
理性がまだ不十分な人は、
まわりの雰囲気に乗って、
面白がって、
他者をいたぶって、
力による【上下関係】を作っていきます。
加害の方は、たまに、
被害の方に“優しい言葉”を懸けたりする!
被害の方は、それが、妙に嬉しくて、
また、親に心配掛けたくない。
自分自身のプライドのために、
親にも言わず【平気な顔】を“装って”対応して、
ますます、【土壺】にハマっていく!!!
イジメは、
そういう【構造】を持っているのでは、
ないでしょうか?!
それを、糺していく為にも、
学校の教職員や
地域社会の大人の眼差し、
さらにマスメディアの反省が、
不可欠なのではないでしょうか?!
⑦ 逆説的に言うと、
人間は、苛められて鍛えられ、
優しさを身につける事も多く、
イジメで自死を選ぶのでは無く、
人間的成長のバネに成ることもあります。
以上、イジメについて、特に、子どもの世界のイジメについて、
高卒前の母子家庭による企業の就職差別に遭った事、
高卒後、7年間の巡査時代に学んだ事、
40年余の教員生活で経験して来た事、
教員生活時に、部落差別・人権問題学習で学んだ事、を基に、
イジメ問題、その解決について、縷々、述べました。
★ 昭和40年代、部落差別を苦に自殺した女子高生、
★ そして、
今も、イジメを苦にして、辛い選択をする子どもも大人も居ます。
特に、近年は、
ネットへの投稿等によって、深刻化しています。
★ 今の、テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮がかなり有り、
その時に、発せられた言葉や行為の数々が、
イジメの技に使われている現実にも、きちんと向き合う必要があります。
テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮が有り、
その時に、
発せられた言葉や行為の数々は、人々の人権感覚を麻痺させ、
人間蔑視の風潮を加速するのではないでしょうか?!
重複する点もありますがお汲み取りお願いします。
※ イジメについて、このブログで触れた号です。
クリックお願いします。m(_ _)m
http://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=99f4a3be554e5b3cdeb8db3f3f34214a042d7e8f&search=%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A1
http://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=e112ae228a61f3b01b2c0464578bbadc309f7ddf&search=%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81
教育関係者の二転三転の釈明が、
問題・事態を深刻化させています。また、
イジメの発見や改善・解決には、
地域社会の大人の眼差しや関わりが不可欠です。
警察官時代の経験や教員に成ってから、
高校部落研や社研の仲間や、
教職員組合の研修や職員会議で激論した事、
等から、イジメについて、私なりに纏めた考えです。
水谷修夜回り先生や
一時のヤンキー先生にも共鳴しました。
いままで、このブログで、様々、触れて来ましたが、
2016年9月10日号を、再度、載せます。
少し、長く成りますが、
じっくりと、お読み下さいますようお願いします。m(_ _)m
【子どもの世界のイジメについて】
※イジメ発見の端緒
(問)もし、あなたが学校の教職員なら、どう思われますか?
① 学校で、昼休みに、職員室の前を、
一人の生徒が、ジュース瓶を持ってウロウロして居ます。
↓↓
★ その生徒は、買わされているか?
使い(パシリ)をさせられているか?
② 階段を、子どもAが、子どもBを背負って、
昇ったり降りたりしています。
★AとBの上下関係が、いつも同じか?
★それを、別の子どもC、D、E、Fが見て居た場合、
↓↓
Aを見下したグループが出来て、
恒常的にAをいちびり始めて、
イジメのグループが出来て、
グループによるイジメが恒常化 する
危険性もあります。
③ 放課後、道端で、一人の子どもに、
数人がからかったり暴力を振るってる場合、
地域社会の大人はよく観察して注意したり、
声をかけたり、
その場合は、学校にこういうことがあった
と、報告・連絡・相談をして下さい。
イジメは、学校の教職員だけでは、無くな
りませんし、発見できません。
地域社会の大人の協力が、不可欠です。
イジメてる子が、イジメられてる子に言う
常套語は、
冗談やがな、友だちやろう?!
そして、イジメられてる子に、たまに、
優しい言葉をかける。
イジメられてる子は、それが嬉しくて辛抱
する【DVに似た構造、です。】
また、自分のプライドもあって、
親や近所の大人に知られたくない、
学校の先生にチクるのはイヤだ、
という思いで、
益々、イジメられてる事を、
自己の内に籠めて、益々、悪循環し、
挙げ句、不登校状態に成るか、
相手に復讐するか、
最悪の場合自死する事もあり得ます。
イジメる側の子も、
イジメられる奴が悪い、とか、
イジメなければ、自分がイジメらるれる、
人をおちょくるのは面白い、とかの理由で、
イジメ行為を加速して行きます。
④ 学校の先生の前では、“良い子”を演じる可能性も大きく、
先生も、クラス内で、元気の良い子に眼が行きがちで、
さらに、学校の教職員集団で、
平素から、協議が、緊密に行われていない場合、
教職員集団内部で、イジメに関する感覚が磨かれず、
子どもの世界のイジメを、見逃しがちに成る。また、
権力機構の上からの統制が強く、
教職員は昼夜を問わず、また
土日祝日もクラブ指導に忙殺され、
ブラック産業化しているかもと、懸念し
モンスターペアレントへの気遣い、また、
子どもたちの脅し、等に因り、
個々の教職員のイジメ対応への指導が及び腰に成り、
ますます、
イジメを、結果的に放置する危険性も増大化しかねない。
また、かつては、教職員組合も強く、
教職員組合の活動を通して、
上からの過度の権力統制に異議を唱え、
組合内部の研修会によって、人権・イジメへの感性を磨き合った。
また、地域社会の各種団体や、大人達との連携も頻繁にあり、
学校と地域社会との連携も進んだ。
しかし、近年は、教職員の組合加入率も下がり、
結果的に、イジメへの対応も、弱化 して来ている。
⑤ イジメる子も、様々なストレス・課題を抱えている場合も多く、
じっくり話すと、涙を流して、自己の行為を反省することも、あります。
⑥ 教師が、まず、自分の責任を認めて、
イジメられている子と親に話し、次に、
イジメる子と親に話し、
両者を引き合わせてイジメ問題を解決する。
⑦ 人間は、本来、イジメをする、しがちな動物です。
イジメの窮極は、 暴力を揮っての戦争・殺戮そして抑圧です。
生き抜くために、暴力で相手を押さえ付け、
1651年、イギリスの哲学者トマス・ホッブズは、その著「リヴァイアサン」で、
自然状態にあっては、万人の万人による闘争状態が生まれ、
の中で、弱者の命と人生が蹂躙されました。
これを放置したら、自分自身も危うい!
と言うことから、 『社会契約説』や
『人権思想』や
『民主主義思想』が生まれ、
それらの考えが、
市民革命や社会運動で、
世界の大きな“潮流”に成って来ました。
こういう理性的なことを踏まえた人は、
大人であれ、子どもであれ、
他者に、イヤなことしたとしても、
ある程度のところで、自分の行為を【抑制】しますが、
そういう、
理性がまだ不十分な人は、
まわりの雰囲気に乗って、
面白がって、
他者をいたぶって、
力による【上下関係】を作っていきます。
加害の方は、たまに、
被害の方に“優しい言葉”を懸けたりする!
被害の方は、それが、妙に嬉しくて、
また、親に心配掛けたくない。
自分自身のプライドのために、
親にも言わず【平気な顔】を“装って”対応して、
ますます、【土壺】にハマっていく!!!
イジメは、
そういう【構造】を持っているのでは、
ないでしょうか?!
それを、糺していく為にも、
学校の教職員や
地域社会の大人の眼差し、
さらにマスメディアの反省が、
不可欠なのではないでしょうか?!
⑦ 逆説的に言うと、
人間は、苛められて鍛えられ、
優しさを身につける事も多く、
イジメで自死を選ぶのでは無く、
人間的成長のバネに成ることもあります。
以上、イジメについて、特に、子どもの世界のイジメについて、
高卒前の母子家庭による企業の就職差別に遭った事、
高卒後、7年間の巡査時代に学んだ事、
40年余の教員生活で経験して来た事、
教員生活時に、部落差別・人権問題学習で学んだ事、を基に、
イジメ問題、その解決について、縷々、述べました。
★ 昭和40年代、部落差別を苦に自殺した女子高生、
★ そして、
今も、イジメを苦にして、辛い選択をする子どもも大人も居ます。
特に、近年は、
ネットへの投稿等によって、深刻化しています。
★ 今の、テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮がかなり有り、
その時に、発せられた言葉や行為の数々が、
イジメの技に使われている現実にも、きちんと向き合う必要があります。
テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮が有り、
その時に、
発せられた言葉や行為の数々は、人々の人権感覚を麻痺させ、
人間蔑視の風潮を加速するのではないでしょうか?!
重複する点もありますがお汲み取りお願いします。
※ イジメについて、このブログで触れた号です。
クリックお願いします。m(_ _)m
http://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=99f4a3be554e5b3cdeb8db3f3f34214a042d7e8f&search=%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A1
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昨日の午後、
京都新聞湖灯塾に参加し、
岡地勝二龍谷大学名誉教授のご講演を聴きました。
演題は「トランプ政権とアベノミクスの行方」・・・
経済的な側面と
これからの世界や日本の行方、というお話しでした。
講師先生の具体的なお話しに、
日頃チマチマと生活して居て
株式の上昇・下降とか、経済に
不得手な私もアップアップしながら、
1時間半の講演時間も
あっという間に、過ぎました。
最後の質問時間に、私は手を上げて質問・・・
先行き不安な世界と日本の情勢下、
子どもたちや若い人の未来は、どうなりますか?!
と質問しました。
先生は、
我が国の若い人が、結婚しない風潮が増していること、
雇用不安定、
昔のように、高齢者が、結婚を勧めにくい、社会の風潮、
等を、お答え下さいました。
会場は、
高齢者の方が多く、講演会終了後に
会場で交流出来た何人かの方々は、
今の日本の社会風潮の変化・・・
結婚を勧めたら、セクハラとと捉えかねなれない、
テレビ番組やお笑い番組で、
老若世代の“分断”が進んで、
子どもたちや若い人に、口出しし憎い、
とのことを仰有ってました。
私は、
子どもの世界のイジメについても、
地域社会の大人・高齢者眼差しが必要なこと、
学校と、批判しつつ協力する大切さ、
スクールガードや自治会の取り組みで、
高齢者と若い親御さんの信頼が深まること、
等を、生意気ながら申し上げる、
講釈癖を出しちゃいマシタ~~
の昨日の午後でした。
私のメモ力の弱さから、
ご講演内容を、十分、復元出来ずにすみません。m(_ _)m
~~~~~~~
※ このブログで、
トランプ大統領とアベノミクスに触れた号です。
ご参考になればと、上げました。
クリックをお願いします。m(_ _)m
http://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=fa65540b146e8fba577ddae76a0abee4bff7153b&search=%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97
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京都新聞湖灯塾に参加し、
岡地勝二龍谷大学名誉教授のご講演を聴きました。
演題は「トランプ政権とアベノミクスの行方」・・・
経済的な側面と
これからの世界や日本の行方、というお話しでした。
講師先生の具体的なお話しに、
日頃チマチマと生活して居て
株式の上昇・下降とか、経済に
不得手な私もアップアップしながら、
1時間半の講演時間も
あっという間に、過ぎました。
最後の質問時間に、私は手を上げて質問・・・
先行き不安な世界と日本の情勢下、
子どもたちや若い人の未来は、どうなりますか?!
と質問しました。
先生は、
我が国の若い人が、結婚しない風潮が増していること、
雇用不安定、
昔のように、高齢者が、結婚を勧めにくい、社会の風潮、
等を、お答え下さいました。
会場は、
高齢者の方が多く、講演会終了後に
会場で交流出来た何人かの方々は、
今の日本の社会風潮の変化・・・
結婚を勧めたら、セクハラとと捉えかねなれない、
テレビ番組やお笑い番組で、
老若世代の“分断”が進んで、
子どもたちや若い人に、口出しし憎い、
とのことを仰有ってました。
私は、
子どもの世界のイジメについても、
地域社会の大人・高齢者眼差しが必要なこと、
学校と、批判しつつ協力する大切さ、
スクールガードや自治会の取り組みで、
高齢者と若い親御さんの信頼が深まること、
等を、生意気ながら申し上げる、
講釈癖を出しちゃいマシタ~~
の昨日の午後でした。
私のメモ力の弱さから、
ご講演内容を、十分、復元出来ずにすみません。m(_ _)m
~~~~~~~
※ このブログで、
トランプ大統領とアベノミクスに触れた号です。
ご参考になればと、上げました。
クリックをお願いします。m(_ _)m
http://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=fa65540b146e8fba577ddae76a0abee4bff7153b&search=%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97
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いじめによる悲しい事件事象が頻発しています。
私の人生経験から
イジメについて、私なりの纏めた考えです。
いままで、このブログのに触れて来ましたが、
少し、長く成りますが、
じっくりと、お読み下さいますようお願いします。m(_ _)m
【子どもの世界のイジメについて】
※イジメ発見の端緒
(問)もし、あなたが学校の教職員なら、どう思われますか?
① 学校で、昼休みに、職員室の前を、
一人の生徒が、ジュース瓶を持ってウロウロして居ます。
↓↓
★ その生徒は、買わされているか?
使い(パシリ)をさせられているか?
② 階段を、子どもAが、子どもBを背負って、
昇ったり降りたりしています。
★AとBの上下関係が、いつも同じか?
★それを、別の子どもC、D、E、Fが見て居た場合、
↓↓
Aを見下したグループが出来て、
恒常的にAをいちびり始めて、
イジメのグループが出来て、
グループによるイジメが恒常化 する
危険性もあります。
③ 放課後、道端で、一人の子どもに、
数人がからかったり暴力を振るってる場合、
地域社会の大人はよく観察して注意したり、
声をかけたり、
その場合は、学校にこういうことがあった
と、報告・連絡・相談をして下さい。
イジメは、学校の教職員だけでは、無くな
りませんし、発見できません。
地域社会の大人の協力が、不可欠です。
イジメてる子が、イジメられてる子に言う
常套語は、
冗談やがな、友だちやろう?!
そして、イジメられてる子に、たまに、
優しい言葉をかける。
イジメられてる子は、それが嬉しくて辛抱
する【DVに似た構造、です。】
また、自分のプライドもあって、
親や近所の大人に知られたくない、
学校の先生にチクるのはイヤだ、
という思いで、
益々、イジメられてる事を、
自己の内に籠めて、益々、悪循環し、
挙げ句、不登校状態に成るか、
相手に復讐するか、
最悪の場合自死する事もあり得ます。
イジメる側の子も、
イジメられる奴が悪い、とか、
イジメなければ、自分がイジメらるれる、
人をおちょくるのは面白い、とかの理由で、
イジメ行為を加速して行きます。
④ 学校の先生の前では、“良い子”を演じる可能性も大きく、
先生も、クラス内で、元気の良い子に眼が行きがちで、
さらに、学校の教職員集団で、
平素から、協議が、緊密に行われていない場合、
教職員集団内部で、イジメに関する感覚が磨かれず、
子どもの世界のイジメを、見逃しがちに成る。また、
権力機構の上からの統制が強く、
教職員は昼夜を問わず、また
土日祝日もクラブ指導に忙殺され、
ブラック産業化しているかもと、懸念し
モンスターペアレントへの気遣い、また、
子どもたちの脅し、等に因り、
個々の教職員のイジメ対応への指導が及び腰に成り、
ますます、
イジメを、結果的に放置する危険性も増大化しかねない。
また、かつては、教職員組合も強く、
教職員組合の活動を通して、
上からの過度の権力統制に異議を唱え、
組合内部の研修会によって、人権・イジメへの感性を磨き合った。
また、地域社会の各種団体や、大人達との連携も頻繁にあり、
学校と地域社会との連携も進んだ。
しかし、近年は、教職員の組合加入率も下がり、
結果的に、イジメへの対応も、弱化 して来ている。
⑤ イジメる子も、様々なストレス・課題を抱えている場合も多く、
じっくり話すと、涙を流して、自己の行為を反省することも、あります。
⑥ 教師が、まず、自分の責任を認めて、
イジメられている子と親に話し、次に、
イジメる子と親に話し、
両者を引き合わせてイジメ問題を解決する。
⑦ 人間は、本来、イジメをする、しがちな動物です。
イジメの窮極は、 暴力を揮っての戦争・殺戮そして抑圧です。
生き抜くために、暴力で相手を押さえ付け、
1651年、イギリスの哲学者トマス・ホッブズは、その著「リヴァイアサン」で、
自然状態にあっては、万人の万人による闘争状態が生まれ、
の中で、弱者の命と人生が蹂躙されました。
これを放置したら、自分自身も危うい!
と言うことから、 『社会契約説』や
『人権思想』や
『民主主義思想』が生まれ、
それらの考えが、
市民革命や社会運動で、
世界の大きな“潮流”に成って来ました。
こういう理性的なことを踏まえた人は、
大人であれ、子どもであれ、
他者に、イヤなことしたとしても、
ある程度のところで、自分の行為を【抑制】しますが、
そういう、
理性がまだ不十分な人は、
まわりの雰囲気に乗って、
面白がって、
他者をいたぶって、
力による【上下関係】を作っていきます。
加害の方は、たまに、
被害の方に“優しい言葉”を懸けたりする!
被害の方は、それが、妙に嬉しくて、
また、親に心配掛けたくない。
自分自身のプライドのために、
親にも言わず【平気な顔】を“装って”対応して、
ますます、【土壺】にハマっていく!!!
イジメは、
そういう【構造】を持っているのでは、
ないでしょうか?!
それを、糺していく為にも、
学校の教職員や
地域社会の大人の眼差し、
さらにマスメディアの反省が、
不可欠なのではないでしょうか?!
⑦ 逆説的に言うと、
人間は、苛められて鍛えられ、
優しさを身につける事も多く、
イジメで自死を選ぶのでは無く、
人間的成長のバネに成ることもあります。
以上、イジメについて、特に、子どもの世界のイジメについて、
高卒前の母子家庭による企業の就職差別に遭った事、
高卒後、7年間の巡査時代に学んだ事、
40年余の教員生活で経験して来た事、
教員生活時に、部落差別・人権問題学習で学んだ事、を基に、
イジメ問題、その解決について、縷々、述べました。
★ 昭和40年代、部落差別を苦に自殺した女子高生、
★ そして、
今も、イジメを苦にして、辛い選択をする子どもも大人も居ます。
特に、近年は、
ネットへの投稿等によって、深刻化しています。
★ 今の、テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮がかなり有り、
その時に、発せられた言葉や行為の数々が、
イジメの技に使われている現実にも、きちんと向き合う必要があります。
テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮が有り、
その時に、
発せられた言葉や行為の数々は、人々の人権感覚を麻痺させ、
人間蔑視の風潮を加速するのではないでしょうか?!
重複する点もありますがお汲み取りお願いします。
※ イジメについて、このブログで触れた号です。
クリックお願いします。m(_ _)m
http://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=99f4a3be554e5b3cdeb8db3f3f34214a042d7e8f&search=%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A1
私の人生経験から
イジメについて、私なりの纏めた考えです。
いままで、このブログのに触れて来ましたが、
少し、長く成りますが、
じっくりと、お読み下さいますようお願いします。m(_ _)m
【子どもの世界のイジメについて】
※イジメ発見の端緒
(問)もし、あなたが学校の教職員なら、どう思われますか?
① 学校で、昼休みに、職員室の前を、
一人の生徒が、ジュース瓶を持ってウロウロして居ます。
↓↓
★ その生徒は、買わされているか?
使い(パシリ)をさせられているか?
② 階段を、子どもAが、子どもBを背負って、
昇ったり降りたりしています。
★AとBの上下関係が、いつも同じか?
★それを、別の子どもC、D、E、Fが見て居た場合、
↓↓
Aを見下したグループが出来て、
恒常的にAをいちびり始めて、
イジメのグループが出来て、
グループによるイジメが恒常化 する
危険性もあります。
③ 放課後、道端で、一人の子どもに、
数人がからかったり暴力を振るってる場合、
地域社会の大人はよく観察して注意したり、
声をかけたり、
その場合は、学校にこういうことがあった
と、報告・連絡・相談をして下さい。
イジメは、学校の教職員だけでは、無くな
りませんし、発見できません。
地域社会の大人の協力が、不可欠です。
イジメてる子が、イジメられてる子に言う
常套語は、
冗談やがな、友だちやろう?!
そして、イジメられてる子に、たまに、
優しい言葉をかける。
イジメられてる子は、それが嬉しくて辛抱
する【DVに似た構造、です。】
また、自分のプライドもあって、
親や近所の大人に知られたくない、
学校の先生にチクるのはイヤだ、
という思いで、
益々、イジメられてる事を、
自己の内に籠めて、益々、悪循環し、
挙げ句、不登校状態に成るか、
相手に復讐するか、
最悪の場合自死する事もあり得ます。
イジメる側の子も、
イジメられる奴が悪い、とか、
イジメなければ、自分がイジメらるれる、
人をおちょくるのは面白い、とかの理由で、
イジメ行為を加速して行きます。
④ 学校の先生の前では、“良い子”を演じる可能性も大きく、
先生も、クラス内で、元気の良い子に眼が行きがちで、
さらに、学校の教職員集団で、
平素から、協議が、緊密に行われていない場合、
教職員集団内部で、イジメに関する感覚が磨かれず、
子どもの世界のイジメを、見逃しがちに成る。また、
権力機構の上からの統制が強く、
教職員は昼夜を問わず、また
土日祝日もクラブ指導に忙殺され、
ブラック産業化しているかもと、懸念し
モンスターペアレントへの気遣い、また、
子どもたちの脅し、等に因り、
個々の教職員のイジメ対応への指導が及び腰に成り、
ますます、
イジメを、結果的に放置する危険性も増大化しかねない。
また、かつては、教職員組合も強く、
教職員組合の活動を通して、
上からの過度の権力統制に異議を唱え、
組合内部の研修会によって、人権・イジメへの感性を磨き合った。
また、地域社会の各種団体や、大人達との連携も頻繁にあり、
学校と地域社会との連携も進んだ。
しかし、近年は、教職員の組合加入率も下がり、
結果的に、イジメへの対応も、弱化 して来ている。
⑤ イジメる子も、様々なストレス・課題を抱えている場合も多く、
じっくり話すと、涙を流して、自己の行為を反省することも、あります。
⑥ 教師が、まず、自分の責任を認めて、
イジメられている子と親に話し、次に、
イジメる子と親に話し、
両者を引き合わせてイジメ問題を解決する。
⑦ 人間は、本来、イジメをする、しがちな動物です。
イジメの窮極は、 暴力を揮っての戦争・殺戮そして抑圧です。
生き抜くために、暴力で相手を押さえ付け、
1651年、イギリスの哲学者トマス・ホッブズは、その著「リヴァイアサン」で、
自然状態にあっては、万人の万人による闘争状態が生まれ、
の中で、弱者の命と人生が蹂躙されました。
これを放置したら、自分自身も危うい!
と言うことから、 『社会契約説』や
『人権思想』や
『民主主義思想』が生まれ、
それらの考えが、
市民革命や社会運動で、
世界の大きな“潮流”に成って来ました。
こういう理性的なことを踏まえた人は、
大人であれ、子どもであれ、
他者に、イヤなことしたとしても、
ある程度のところで、自分の行為を【抑制】しますが、
そういう、
理性がまだ不十分な人は、
まわりの雰囲気に乗って、
面白がって、
他者をいたぶって、
力による【上下関係】を作っていきます。
加害の方は、たまに、
被害の方に“優しい言葉”を懸けたりする!
被害の方は、それが、妙に嬉しくて、
また、親に心配掛けたくない。
自分自身のプライドのために、
親にも言わず【平気な顔】を“装って”対応して、
ますます、【土壺】にハマっていく!!!
イジメは、
そういう【構造】を持っているのでは、
ないでしょうか?!
それを、糺していく為にも、
学校の教職員や
地域社会の大人の眼差し、
さらにマスメディアの反省が、
不可欠なのではないでしょうか?!
⑦ 逆説的に言うと、
人間は、苛められて鍛えられ、
優しさを身につける事も多く、
イジメで自死を選ぶのでは無く、
人間的成長のバネに成ることもあります。
以上、イジメについて、特に、子どもの世界のイジメについて、
高卒前の母子家庭による企業の就職差別に遭った事、
高卒後、7年間の巡査時代に学んだ事、
40年余の教員生活で経験して来た事、
教員生活時に、部落差別・人権問題学習で学んだ事、を基に、
イジメ問題、その解決について、縷々、述べました。
★ 昭和40年代、部落差別を苦に自殺した女子高生、
★ そして、
今も、イジメを苦にして、辛い選択をする子どもも大人も居ます。
特に、近年は、
ネットへの投稿等によって、深刻化しています。
★ 今の、テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮がかなり有り、
その時に、発せられた言葉や行為の数々が、
イジメの技に使われている現実にも、きちんと向き合う必要があります。
テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮が有り、
その時に、
発せられた言葉や行為の数々は、人々の人権感覚を麻痺させ、
人間蔑視の風潮を加速するのではないでしょうか?!
重複する点もありますがお汲み取りお願いします。
※ イジメについて、このブログで触れた号です。
クリックお願いします。m(_ _)m
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