グーグルニュースを見ていたら
     看過出来ない記事に会いました。

   
ヘイトスピーチの経験者のお話しの動画です。 
   
https://mainichi.jp/articles/20170603/k00/00m/040/024000c


今まで、ヘイトスピーチに、単純に
    嫌悪感を持って居ましたが、
    こういう形の、独白と言うか、
   背景や反省、と言うのは初めてです。
   
誰もが、長い人生で
思い込みや
他から煽られて、
大勢の雰囲気に、同調したり、
迎合したり、

政治家・権力者に煽られて、
排外主義に陥る大衆群が巻き込まれて、
戦争や虐殺・抑圧に至った多くの悲劇は、
人類の歴史が、教えています。
  
何が正しくて、何が誤っているか?!
その“判断基準”を、何に求めるか・・・ 
 
    私は、小学生の頃より学んだ 
     日本国憲法の前文の精神を

       判断基準にして居ます。

この男性も、
幾多の曲折を経て、
勇気ある選択をされたこと、
そして、
それを取り上げたメディアの姿勢は、
     凄く貴重だ!!!
        と、思います。

   
ヘイトする方も、
ヘイトされる方も、
   同じ人間・・・!!!
為政者やリーダーの姿勢によっては、
   対立することも、多々、あります。

ですが、ふと、立ち止まって、  
為政者は、リーダーは、
何を狙って、行為を為すのか?!
栄枯盛衰は、世の倣い・・・
永遠に続く保障はありません!!!
 
無垢の赤ちゃんとして生まれ、
育って、
やがて人生の卒業期を迎える、
同じ人間同士が、
出自や国の違いで、
どうして啀み合う必要がある・・・?!
 


  考えさせられる
  勇気ある男性の独白と、
  それに注目した、メディアの姿勢に、感銘・感謝です。m(_ _)m


  

  昨日は、車の中で、ラジオ放送中継を聞いても、
     イマイチ・イマニ分からず、
     帰宅して、ネットを検索じたら、
   東京築地市場の豊洲移転問題について
     石原元東京都知事の記者会見の模様と
     その後の、
     小池現東京都知事の記者囲み会見の模様が
      ユーチューブで、出ていました。
         勉強したく、Upします。
  
石原元東京都知事の記者会見の模様
 です。
https://thepage.jp/tokyo/detail/20170303-00000001-wordleaf?pattern=4&utm_expid=90592221-74.IJid_3U3R9eadvvMwTWufw.4&utm_referrer=http%3A%2F%2Fsearch.yahoo.co.jp%2F


まず、
【豊洲問題 石原慎太郎氏の主張をまとめた文書全文】
     産経新聞 3/3(金) 23:37配信 です。
              (丸カッコ内は補足)です。

【1】移転経緯について

 まず、築地から豊洲への移転が決まった経緯についてお話しします。

 私の都知事在任中に、豊洲移転に向けて、事業が大きく進んだことは間違いありません。

 しかしながら、平成11年4月に私が都知事に就任する10年以上も前の昭和61年に築地市場の現地再整備の方針が決定され、1990年代前半に工事に着手し、数百億円が支出されたにもかかわらず、頓挫したという経緯と、これによって東京都の幹部や市場関係者らが築地市場の限界を認めざるを得なくなったという経緯がございます。すなわち、決して、初めから移転ありきで話が進められたものではなく、築地市場の操業を止めずに現地再整備することが極めて困難で、暗礁に乗り上げたために、移転やむなしとなったわけです。

 その後、移転先候補地を調査する中で、平成7年には、有力な候補地として豊洲地区の名前が挙がるようになり、遅くとも10年の時点では、市場関係者の団体の過半が、豊洲地区を念頭に、移転推進の意見を取りまとめるに至っていたようです。

 その後の11年4月、私が都知事に就任して、早々に、豊洲という土地への移転は既定の路線であるような話を担当の福永(正通)副知事から聞いた記憶です。

【2】土地売買の経緯

 次に、ここで東京ガスとの用地取得交渉の経緯について、お話しします。

 報道によれば、東京都は、遅くとも、私が知事に就任する前年、10年の8月には豊洲地区の東京ガスの所有地の調査に着手しており、同年9月には東京ガス本社を訪問し、説明したようです。

 少なくとも、私の記憶の限りでは、東京都の関係部局が、豊洲地区以外の候補地の地権者と具体的な協議をした報告を受けたことはありません。つまり、私が知事に就任する以前から、東京都の関係部局では、「豊洲地区以外に移転先の適当な候補地がない」との考えで一貫していたものと思います。

 東京ガスとの具体的な交渉は、私の知事就任後は、まずは福永副知事、その後、12年10月以降は浜渦(武生)副知事に、担当してもらいました。浜渦氏から、交渉の細かな経緯について逐一報告は受けていませんでしたから、私には詳細はわかりませんでしたが、こんなような話を進めているといった大まかな報告は受けていたのかもしれません。

 最終的に、23年3月31日に至って、東京ガスらとの間で、土地の売買契約を締結しました。譲渡価格が妥当かどうかは、専門家に鑑定していただき、外部専門家が委員となっている都の財産価格審議会の意見も得ていたということですから、妥当であったものと思います。

 また、売買契約の際の土壌汚染対策費用の扱いについて、現在、問題提起がなされていますが、私は、詳細な契約文言について法律的判断をする知見はありませんし、具体的な記憶はありません。ただ、時系列表をご確認いただけばわかるとおり、売買契約以前に、東京ガスが当時の法令に従って必要な土壌汚染対策を実施済みであり、東京都は、それを検査・確認していました。その範囲を超えて、法令が要求する水準以上の安心のための土壌汚染対策については、東京都が相当程度の費用負担をすることも、十分あり得ることと思います。現に、都議会にも、土壌汚染対策費用の予算をお認めいただいていたところです。

 その上、最近見せてもらった契約書等の資料によれば、売買契約の際、東京ガスには、78億円の追加負担をいただいたようです。

【3】豊洲市場の土壌汚染対策と建物下に盛り土が行われなかった経緯

 土壌汚染対策の問題については、関係者は誰しもその必要性を分かっていたことですから、当然、用地取得交渉の過程で協議されていたはずですが、専門的・技術的な事柄ですから、それらの知見を有する都の関係部局が検討しており、私が具体的に判断した記憶はありません。

 今般、確認したところによれば、都と東京ガスとの間では、土壌汚染対策に関して、14年および17年に合意を取り交わしており、都の環境確保条例に基づく対策、さらに、それ以上の追加対策を、東京ガスの責任で実施いただくことを合意したようです。その後、東京ガスは、19年4月までに、これら対策を実施し、東京都環境局において、その完了を確認していたようです。

 それでも豊洲用地の土壌汚染を懸念する声があったことから、万全を期するため、同月、「土壌汚染対策等に関する専門家会議」が設置され、安全性の調査・検討をしていただいたところ、一部の地点から、環境基準を大幅に超える高濃度の汚染が検出されたようです。

 さらに、同専門家会議による調査結果および報告書における土壌汚染対策追加実施の提言を受けて、20年8月、「土壌汚染対策工事に関する技術会議」が設置されました。同技術会議は、2次にわたって報告書を公表しましたが、その結論は、一定の技術的対策を講ずれば、豊洲用地の土壌汚染問題を克服できるという内容でした。つまり、同技術会議は、その時点における土壌汚染の状況を前提としても、豊洲新市場への移転は可能であると判断したことになります。

 私は、自分自身に技術的知見はありませんし、お配りした時系列表に記載された細かな経緯についての記憶はありませんが、このような専門家会議や技術会議の判断を踏まえて、政治家として、長年の築地市場問題を解決すべく、豊洲新市場への移転を政治判断し、22年10月22日、その旨、記者会見で発表しました。

 都知事就任から、23年3月31日に土地の売買契約を締結するまでに、関係部局の職員らから私に対する豊洲移転についての報告の中で、土壌汚染に言及されたことは、何度もあったものと思いますが、基本的には、日本の技術で処理可能であると説明を受けていたと認識しています。

 私は、実際、土壌汚染が処理できないということであれば、豊洲へ移転できないし、無理に土地を購入すべきではないと認識していて、21年12月には、メディアの取材に対して、そのような発言をしたこともありました。

 次に、建物下に盛り土が行われなかった経緯については、私には何も記憶がありません。この点は、小池知事のもとで、「調査特別チーム」が2次にわたって詳細な調査をされましたが、私に報告がされた事実はなかったことを確認いただいたものと理解しています。私が20年5月30日に記者会見で「新しい工法(空洞のコンクリートの箱を埋める案)について指示した」と発言したことについても、地下空間の問題とは無関係であったとの調査結果が公表されていますので、その資料をご確認いただきたいと思います。


次に、
  
小池現東京都知事の記者囲み会見の模様
です。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170303-00000049-ann-soci

遠い東京のこととは言え、
    地方自治の在りように関わる重大問題・・・
    関心持ってますが
     諸説があって、
    イマイチ・イマニ・イマサン分かりません。
     勉強したく、Upさせて頂きます。m(_ _)m


     ~~~~~~~~
※ このブログで、豊洲移転問題に触れた号です。
   クリック、お願いします。m(_ _)m
http://poeny.shiga-saku.net/search.php?csrf=4ed0371231c49b7d09cdf88d17b4c9f48b7fec4c&search=%E8%B1%8A%E6%B4%B2%E7%A7%BB%E8%BB%A2  

いじめによる悲しい事件事象が頻発しています。
教育関係者の二転三転の釈明が、
問題・事態を深刻化させています。また、
イジメの発見や改善・解決には、
地域社会の大人の眼差しや関わりが不可欠です。

      警察官時代の経験や教員に成ってから、
      高校部落研や社研の仲間や、
      教職員組合の研修や職員会議で激論した事、
       等から、イジメについて、私なりに纏めた考えです。
      水谷修夜回り先生や
      一時のヤンキー先生にも共鳴しました。
     いままで、このブログで、様々、触れて来ましたが、
       2016年9月10日号を、再度、載せます。
        少し、長く成りますが、
    じっくりと、お読み下さいますようお願いします。m(_ _)m

【子どもの世界のイジメについて】

※イジメ発見の端緒
(問)もし、あなたが学校の教職員なら、どう思われますか?
① 学校で、昼休みに、職員室の前を、
一人の生徒が、ジュース瓶を持ってウロウロして居ます。
↓↓
★ その生徒は、買わされているか? 
使い(パシリ)をさせられているか?

② 階段を、子どもAが、子どもBを背負って、
昇ったり降りたりしています。
★AとBの上下関係が、いつも同じか?
★それを、別の子どもC、D、E、Fが見て居た場合、
↓↓
Aを見下したグループが出来て、
恒常的にAをいちびり始めて、
イジメのグループが出来て、
グループによるイジメが恒常化
する
危険性もあります。

③ 放課後、道端で、一人の子どもに、
 数人がからかったり暴力を振るってる場合、
 地域社会の大人はよく観察して注意したり、
 声をかけたり、
 その場合は、学校にこういうことがあった
 と、報告・連絡・相談をして下さい。
 イジメは、学校の教職員だけでは、無くな
 りませんし、発見できません。
 地域社会の大人の協力が、不可欠です。

 イジメてる子が、イジメられてる子に言う
 常套語は、
 冗談やがな、友だちやろう?!
 そして、イジメられてる子に、たまに、
 優しい言葉をかける。
 イジメられてる子は、それが嬉しくて辛抱
 する【DVに似た構造、です。】
 また、自分のプライドもあって、
 親や近所の大人に知られたくない、
 学校の先生にチクるのはイヤだ、
 という思いで、
 益々、イジメられてる事を、
 自己の内に籠めて、益々、悪循環し、
 挙げ句、不登校状態に成るか、
 相手に復讐するか、
 最悪の場合自死する事もあり得ます。



 イジメる側の子も、
 イジメられる奴が悪い、とか、
 イジメなければ、自分がイジメらるれる、
 人をおちょくるのは面白い、とかの理由で、
 イジメ行為を加速して行きます。

④ 学校の先生の前では、“良い子”を演じる可能性も大きく、
先生も、クラス内で、元気の良い子に眼が行きがちで、
さらに、学校の教職員集団で、
平素から、協議が、緊密に行われていない場合、
教職員集団内部で、イジメに関する感覚が磨かれず、
子どもの世界のイジメを、見逃しがちに成る。また、
権力機構の上からの統制が強く、
教職員は昼夜を問わず、また
土日祝日もクラブ指導に忙殺され、
    ブラック産業化しているかもと、懸念し
モンスターペアレントへの気遣い、また、
子どもたちの脅し、等に因り、
個々の教職員のイジメ対応への指導が及び腰に成り、
ますます、
イジメを、結果的に放置する危険性も増大化しかねない。
また、かつては、教職員組合も強く、
教職員組合の活動を通して、
上からの過度の権力統制に異議を唱え、
組合内部の研修会によって、人権・イジメへの感性を磨き合った。
また、地域社会の各種団体や、大人達との連携も頻繁にあり、
学校と地域社会との連携も進んだ。
しかし、近年は、教職員の組合加入率も下がり、
結果的に、イジメへの対応も、弱化 して来ている。

⑤ イジメる子も、様々なストレス・課題を抱えている場合も多く、
じっくり話すと、涙を流して、自己の行為を反省することも、あります。

⑥ 教師が、まず、自分の責任を認めて、
イジメられている子と親に話し、次に、
イジメる子と親に話し、
両者を引き合わせてイジメ問題を解決する。

⑦ 人間は、本来、イジメをする、しがちな動物です。
イジメの窮極は、 暴力を揮っての戦争・殺戮そして抑圧です。

生き抜くために、暴力で相手を押さえ付け、
1651年、イギリスの哲学者トマス・ホッブズは、その著「リヴァイアサン」で、
自然状態にあっては、万人の万人による闘争状態が生まれ、
の中で、弱者の命と人生が蹂躙されました。


これを放置したら、自分自身も危うい!
と言うことから、 『社会契約説』や
『人権思想』や
『民主主義思想』が生まれ、
それらの考えが、
市民革命や社会運動で、
世界の大きな“潮流”に成って来ました。

こういう理性的なことを踏まえた人は、
大人であれ、子どもであれ、
他者に、イヤなことしたとしても、
ある程度のところで、自分の行為を【抑制】しますが、

そういう、
理性がまだ不十分な人は、
まわりの雰囲気に乗って、
面白がって、
他者をいたぶって、
力による【上下関係】を作っていきます。


加害の方は、たまに、
被害の方に“優しい言葉”を懸けたりする!
被害の方は、それが、妙に嬉しくて、
また、親に心配掛けたくない。
自分自身のプライドのために、
親にも言わず【平気な顔】を“装って”対応して、
ますます、【土壺】にハマっていく!!!

イジメは、
そういう【構造】を持っているのでは、
      ないでしょうか?!
それを、糺していく為にも、
学校の教職員や
地域社会の大人の眼差し、
さらにマスメディアの反省が、
不可欠なのではないでしょうか?!

⑦ 逆説的に言うと、
人間は、苛められて鍛えられ、
優しさを身につける事も多く、
イジメで自死を選ぶのでは無く、
人間的成長のバネに成ることもあります。
  


以上、イジメについて、特に、子どもの世界のイジメについて、
  高卒前の母子家庭による企業の就職差別に遭った事、
  高卒後、7年間の巡査時代に学んだ事、
  40年余の教員生活で経験して来た事、
  教員生活時に、部落差別・人権問題学習で学んだ事、を基に、
  イジメ問題、その解決について、縷々、述べました。
  
★ 昭和40年代、部落差別を苦に自殺した女子高生、
★ そして、
今も、イジメを苦にして、辛い選択をする子どもも大人も居ます。
特に、近年は、
ネットへの投稿等によって、深刻化しています。

★ 今の、テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮がかなり有り、
その時に、発せられた言葉や行為の数々が、
イジメの技に使われている現実にも、きちんと向き合う必要があります。

テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮が有り、
その時に、
発せられた言葉や行為の数々は、人々の人権感覚を麻痺させ、
人間蔑視の風潮を加速するのではないでしょうか?! 

  重複する点もありますがお汲み取りお願いします。

※ イジメについて、このブログで触れた号です。
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  米国政治制度の分かり憎い面です。
  テレビ・メディアは、取り上げていませんが、
  ヤフーニュースで、この記事に出会いました。
      ややこしいですが、勉強したく、そのままUpします。m(_ _)m
  
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161111-00180528-newsweek-int
米大統領選、クリントンはまだ勝つ可能性がある──専門家
       ニューズウィーク日本版 11/11(金) 15:40配信

 ~~~~~~~
 一部の激戦州の票は今カウント中、既に勝敗が決したとされる州や僅差の州では再集計が必要な場合もあり、12月の選挙人投票ではクリントンがトランプと引き分ける可能性もある。その場合は議会がどちらかを大統領に選ぶ。先例もある>

 AP通信によると、木曜日の時点で、ニューハンプシャー、ミシガン、アリゾナの3つの州では選挙人の獲得数が拮抗している。もし民主党候補のヒラリー・クリントンがそれらの州を制して合計31人の選挙人を新たに獲得したとしても、大統領の当選に必要な過半数の270人には届かず、279人を獲得したドナルド・トランプを上回ることはない。

 だがAP通信のアナリスト・マイケル・マクドナルドは、ウィスコンシン州でトランプが勝利したとする同社の集計結果を疑っている。彼はフロリダ大学の教授も兼務し、USエレクションズ・プロジェクトを率いて日々選挙データを集計してきた。仮にクリントン側にウィスコンシンでの勝利が舞い込み、接戦の3つの州も制することができれば、選挙人の獲得総数は両候補とも269票の同点となり、トランプとの引き分けに持ち込める。

【参考記事】クリントン当選を予想していた世論調査は何を間違えたのか

「クリントンはウィスコンシン州で勝っているかもしれない」とマクドナルドは言った。「メディアが当確を出したからといって、それが本当の選挙結果だとは限らない」

 彼は、不確定要因として不誠実な選挙人の存在を指摘する。11月8日に選ばれた選挙人団は、形式的とはいえ12月の選挙人投票を経て最終的に大統領を選ぶ。問題は、稀に、どの候補に投票するかの誓約を破る選挙人が出てくることだ。非営利組織フェア・ボートによると、1787年の選挙人団設立以来、不誠実な選挙人は157人いたことがわかっている。

選挙人投票でタイも

 もし12月の選挙人投票でトランプとクリントンの獲得票数が引き分けになれば、大統領を決めるのは議会。クリントンの勝機もある。ペンシルベニア州フィラデルフィアにある国立憲法センターによると、過去に2度、1800年と1824年にそうしたケースがあった。

【参考記事】【敗戦の辞】トランプに完敗したメディアの「驕り」

 アリゾナ州務長官は木曜日、開票率99.9%の時点で、クリントンの45.3%に対してトランプは49.64%の票を獲得し、得票数の差は8万5257票だと発表。一方、州当局は本誌の取材に対して、水曜日の時点で期日前投票や暫定投票などによる62万7000票が未集計だと語った。マクドナルドは「(アリゾナの結果は)不確実な要素が十分にあり、クリントンがトランプを逆転する可能性が残っている」と言う。(米ケーブルテレビCNNの集計結果によると、アリゾナ州はトランプが制した)



 AP通信によると、ニューハンプシャー州では開票率100%の時点でクリントンの得票率は47.5%、トランプは47.3%だった。ただしクリントンの勝利は確定ではない。両候補の得票差がたった1614票のため、誤差の範囲としてトランプが再集計を求める可能性がある。再集計が認められるのは得票率の差が20%以内の場合だ(CNNによると、ニューハンプシャーではクリントンが勝利した)。

ミシガンで追いつく?

 ミシガン州務長官は、開票率100%の時点でクリントンの得票率は47.3%、トランプが47.6%、得票差は1万3107票だと発表した。同州は12年の大統領選で2675票の暫定投票(投票資格などをチェックする必要があるものなどまだカウントされていない票)があったと伝わるため、今回もそれと近い数字になる見込みだ。とはいえ仮にそれだけの票が加わったとしても、ミシガン州では得票差が2000票かそれ以下にならなければ自動的な再集計を行わないため、必ずしも再集計の要件には達しない。それでもマクドナルドはこう言う。「一定の暫定投票はあるはずだから、クリントンはミシガンでトランプに追いつけるかもしれない」

 そうなれば残るのは、AP通信がトランプの勝利を伝えたウィスコンシン州だ。両候補の獲得票数の差が僅か2万7257票であることからも、マクドナルドはその結果を疑っている。同州で再集計が行なわれるのは得票率の差が0.5%以内の場合だが、多くの暫定投票が集計されていない状況を踏まえれば、再集計が必要になる可能性があるとみている。

 とはいえクリントンはすでに敗北を認めた。それでも彼女は大統領になれるのだろうか。「敗北宣言に法的拘束力はない」というのは国立憲法センターの会長兼CEOのジェフリー・ローゼンだ。彼はその最たる例として、2000年の大統領選挙で民主党候補のアル・ゴアが、いったんはジョージ・W・ブッシュへの敗北を認めたが、後に敗北宣言を撤回してフロリダ州で票の数え直しを求めたエピソードを挙げた。当時は再集計の結果、わずか537票差でブッシュが勝った。

 マクドナルドは、トランプが大統領選を制した可能性が高いと認める一方、僅差が伝わる州では得票数を正確に数えて結果を明らかにしなければならないと言った。「何としてもダブルチェックが必要だ」
.
マックス・カトナー


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        最終更新:11/11(金) 15:40
           ニューズウィーク日本版
.  

Posted by 夢想花 at 00:59Comments(9)憲法・法律等生きる
いじめによる悲しい事件事象が頻発しています。
        私の人生経験から
    イジメについて、私なりの纏めた考えです。
      いままで、このブログのに触れて来ましたが、
      少し、長く成りますが、
    じっくりと、お読み下さいますようお願いします。m(_ _)m

【子どもの世界のイジメについて】

※イジメ発見の端緒
(問)もし、あなたが学校の教職員なら、どう思われますか?
① 学校で、昼休みに、職員室の前を、
一人の生徒が、ジュース瓶を持ってウロウロして居ます。
↓↓
★ その生徒は、買わされているか? 
使い(パシリ)をさせられているか?

② 階段を、子どもAが、子どもBを背負って、
昇ったり降りたりしています。
★AとBの上下関係が、いつも同じか?
★それを、別の子どもC、D、E、Fが見て居た場合、
↓↓
Aを見下したグループが出来て、
恒常的にAをいちびり始めて、
イジメのグループが出来て、
グループによるイジメが恒常化
する
危険性もあります。

③ 放課後、道端で、一人の子どもに、
 数人がからかったり暴力を振るってる場合、
 地域社会の大人はよく観察して注意したり、
 声をかけたり、
 その場合は、学校にこういうことがあった
 と、報告・連絡・相談をして下さい。
 イジメは、学校の教職員だけでは、無くな
 りませんし、発見できません。
 地域社会の大人の協力が、不可欠です。

 イジメてる子が、イジメられてる子に言う
 常套語は、
 冗談やがな、友だちやろう?!
 そして、イジメられてる子に、たまに、
 優しい言葉をかける。
 イジメられてる子は、それが嬉しくて辛抱
 する【DVに似た構造、です。】
 また、自分のプライドもあって、
 親や近所の大人に知られたくない、
 学校の先生にチクるのはイヤだ、
 という思いで、
 益々、イジメられてる事を、
 自己の内に籠めて、益々、悪循環し、
 挙げ句、不登校状態に成るか、
 相手に復讐するか、
 最悪の場合自死する事もあり得ます。



 イジメる側の子も、
 イジメられる奴が悪い、とか、
 イジメなければ、自分がイジメらるれる、
 人をおちょくるのは面白い、とかの理由で、
 イジメ行為を加速して行きます。

④ 学校の先生の前では、“良い子”を演じる可能性も大きく、
先生も、クラス内で、元気の良い子に眼が行きがちで、
さらに、学校の教職員集団で、
平素から、協議が、緊密に行われていない場合、
教職員集団内部で、イジメに関する感覚が磨かれず、
子どもの世界のイジメを、見逃しがちに成る。また、
権力機構の上からの統制が強く、
教職員は昼夜を問わず、また
土日祝日もクラブ指導に忙殺され、
    ブラック産業化しているかもと、懸念し
モンスターペアレントへの気遣い、また、
子どもたちの脅し、等に因り、
個々の教職員のイジメ対応への指導が及び腰に成り、
ますます、
イジメを、結果的に放置する危険性も増大化しかねない。
また、かつては、教職員組合も強く、
教職員組合の活動を通して、
上からの過度の権力統制に異議を唱え、
組合内部の研修会によって、人権・イジメへの感性を磨き合った。
また、地域社会の各種団体や、大人達との連携も頻繁にあり、
学校と地域社会との連携も進んだ。
しかし、近年は、教職員の組合加入率も下がり、
結果的に、イジメへの対応も、弱化 して来ている。

⑤ イジメる子も、様々なストレス・課題を抱えている場合も多く、
じっくり話すと、涙を流して、自己の行為を反省することも、あります。

⑥ 教師が、まず、自分の責任を認めて、
イジメられている子と親に話し、次に、
イジメる子と親に話し、
両者を引き合わせてイジメ問題を解決する。

⑦ 人間は、本来、イジメをする、しがちな動物です。
イジメの窮極は、 暴力を揮っての戦争・殺戮そして抑圧です。

生き抜くために、暴力で相手を押さえ付け、
1651年、イギリスの哲学者トマス・ホッブズは、その著「リヴァイアサン」で、
自然状態にあっては、万人の万人による闘争状態が生まれ、
の中で、弱者の命と人生が蹂躙されました。


これを放置したら、自分自身も危うい!
と言うことから、 『社会契約説』や
『人権思想』や
『民主主義思想』が生まれ、
それらの考えが、
市民革命や社会運動で、
世界の大きな“潮流”に成って来ました。

こういう理性的なことを踏まえた人は、
大人であれ、子どもであれ、
他者に、イヤなことしたとしても、
ある程度のところで、自分の行為を【抑制】しますが、

そういう、
理性がまだ不十分な人は、
まわりの雰囲気に乗って、
面白がって、
他者をいたぶって、
力による【上下関係】を作っていきます。


加害の方は、たまに、
被害の方に“優しい言葉”を懸けたりする!
被害の方は、それが、妙に嬉しくて、
また、親に心配掛けたくない。
自分自身のプライドのために、
親にも言わず【平気な顔】を“装って”対応して、
ますます、【土壺】にハマっていく!!!

イジメは、
そういう【構造】を持っているのでは、
      ないでしょうか?!
それを、糺していく為にも、
学校の教職員や
地域社会の大人の眼差し、
さらにマスメディアの反省が、
不可欠なのではないでしょうか?!

⑦ 逆説的に言うと、
人間は、苛められて鍛えられ、
優しさを身につける事も多く、
イジメで自死を選ぶのでは無く、
人間的成長のバネに成ることもあります。
  


以上、イジメについて、特に、子どもの世界のイジメについて、
  高卒前の母子家庭による企業の就職差別に遭った事、
  高卒後、7年間の巡査時代に学んだ事、
  40年余の教員生活で経験して来た事、
  教員生活時に、部落差別・人権問題学習で学んだ事、を基に、
  イジメ問題、その解決について、縷々、述べました。
  
★ 昭和40年代、部落差別を苦に自殺した女子高生、
★ そして、
今も、イジメを苦にして、辛い選択をする子どもも大人も居ます。
特に、近年は、
ネットへの投稿等によって、深刻化しています。

★ 今の、テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮がかなり有り、
その時に、発せられた言葉や行為の数々が、
イジメの技に使われている現実にも、きちんと向き合う必要があります。

テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮が有り、
その時に、
発せられた言葉や行為の数々は、人々の人権感覚を麻痺させ、
人間蔑視の風潮を加速するのではないでしょうか?! 

  重複する点もありますがお汲み取りお願いします。

※ イジメについて、このブログで触れた号です。
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夢想花
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 うれぴい! 「インフルエンザ予防絶交仮面の歌」に、曲がつきました~! 
 このブログの2009年6月12日号を見て下さ~い!

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