

技術を支えているのは、誰?
スポーツ用品のメーカーのミズノ。ここにメジャーリーガーのイチロー選手のためのグローブづくりをしてきた職人さんがいます。
先代の職人さんから引き継いだ現在の職人さん。作っても作っても、イチロー選手に使ってもらえず、60個以上作ってやっとイチロー選手に使って貰えるようになったのこと。引き継いでから3年目に入ってから、やっと、使って貰えた、ということでした。
使わないイチロー選手もさることながら、使わせるまで技術を追求していったミズノの職人さん。
この例からも、徹底した技術の追求とその結果としての技術の精緻が、日本の産業の一大特色ではないでしょうか? 世界に誇れる日本の技術と日本人の勤勉さ!
これが、どこから来るのかな、と考えたら、やはり、前提として、企業の終身雇用制とそこからくる愛社精神! 自分たちの作る製品に対する誇り!



どうか人を、どうか若者を、あくなき技術の追求の隊列への復帰を! 企業栄えて(?)、株主栄えて(?)、人滅ぶ・・・いや、企業も株主も一時的に栄えて、人衰え、 そして、国も衰微していく!・・・こんなことしていて、いいのでしょうか?
番組を見て、ひとしお、思いに耽りました

※ グローブづくりの先代の職人さんのだと思いますが、その記事のアドレスです。
http://blog.sponichi.co.jp/column/04/post_132.shtml