2009年06月24日

沖縄への旅

さっき、帰ってきました。

icon11昨日は、沖縄全戦没者追悼式に行きました。22日から、2泊3日の旅は、多くのことを考えさせてくれました。

icon10何か書こうと、パソコンに向かいましたが、だけど、眠たい! 明日から、ぼつぼつと、旅のことに触れていきたいと思います。
と書いた直後に、パソコンの前で、しばし、うとうと。少し、目が醒めましたface08! 

  2日目の昨日、私はある人のあるお話に、出会いました。その時の、思いを、どうお伝えしようか・・・悩んで、詩のような形にしました。


    その時のお顔のままで

今もなお 熱き思いで 恩師を語る

この先生は あの時死んだ
だけど 先生の言葉が 私の人生の道しるべ
私が石垣の小学生だった頃、習った先生
先生は言った
君たちには未来があるのだから、
一生懸命、勉強しなさい、と
ほかの先生は、戦争にお役に立てるように
                 と言っていた

だが、この先生は違った!
涙ぐむように しかし、目を見開いて熱く、先生を語る老女
君たちには未来があるのだから、
一生懸命、勉強しなさい、と

その言葉を守って、
私は40歳で通信制の高校へ行き
大学へ行って
先生と同じ、書道の先生になって
今、公民館で教えています


ひめゆり平和祈念資料館で
ひとりの人に出会いました

今、80歳、と言っていた人
彼女しか、語れない史実
彼女しか、語ってあげられない先生


私は、先生のお陰で、ここまで来た
私は、先生のお陰で、ここまで来た
何度も何度も彼女は繰り返して

彼女の視線の先には、あのとき亡くなった
若き男性
彼女の恩師の遺影がありました


子どもの頃に出会った先生
その時のお顔のままで、今も彼女を見詰めている



そうですよ!
貴女の思いを書いて下さい
他の誰もが 語らずとも 
貴女しか、先生のことを話せないのですよ

私は、先生のお陰で、ここまで来た
いま、背を丸め、だが、熱く語る人

ひめゆりの資料館
老女の視線の先には、
一人の若いお姿のままの先生の遺影がありました

  

Posted by 夢想花 at 23:21Comments(6)生きる
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 うれぴい! 「インフルエンザ予防絶交仮面の歌」に、曲がつきました~! 
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