夕方、近所を孫と歩いていると、女性2人が、犬を引っ張っているのか、引っ張られているのか、イキのいい犬2匹が、鼻つき合わせて、ウーッと唸り合っている。聞くと、それぞれ4歳と5歳犬だという。


   その時は その時の精一杯

  翻って、我が家の犬は、17歳。人間風に言うと、80歳から90歳。実感で言うと、我が家の犬は、120から140歳ぐらい。今の日本の80歳~90歳の方は、もっと元気がよいし、よく喋る。我が家の犬は、食欲はあるけれど、夜はオムツ、半介護状態。ウーともクーとも、声を出さない。

  それを、くだんの2人の女性に言うと、1人は「へぇ、そうやったん。あの元気だった犬が・・・」と、感慨深げ。もう1人の女性は、我が家の犬とは、面識がない。

  栄枯盛衰・盛者必滅は、世の習い。と言えども、改めて、我が家の犬の往事と改めて孫の元気と引き比べ我が身の衰微
(とは言え、体使っての労働の成果、まだまだ動き、使用に耐える、そう簡単に引き下がらんゾ、と自負)に思いが至る、夕暮れでした

 ここで、“半恒例”の下手な一句と一首。


犬と人 栄枯盛衰 夏暮れる

その時は その時の精一杯 やったんやでと
   犬ひたすらに 潤む瞳(め)で言う  

  

Posted by 夢想花 at 00:15Comments(0)ごめんね。
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