2008年05月21日

キロにそよ吹く

 連日、長い文ばかりだと、ご高齢につき、息切れ気味になりますので、本日は、俳人(?)「face08夢想花」に戻って一句。世は台風が来ているというのに、全くKYな俳句でありますが、折角、つくった俳句ですので、“日の目”をみせてやりたく、KY・KYで押しまくりますicon09

    キロにそよ吹く
     


     仕事終え 岐路にそよ吹く 初夏の風      

                          ・・・じゃぁ、なかった


   仕事終え 帰路にそよ吹く 初夏の風


 日本語は、難しい。ビミョ~。何度「岐路」に立ったら、気が済む、ねん、と言いたくなるような、あわや、パソコンの入力ミスでした。この程度は、極めて個人的で、社会的な影響はない。だが、あなどるなかれ、p@あs(アレ?)・・・いやいや、パソコン。お粗末。本日は、集中力もお粗末kao12

 別の声・・・誰ヤッ!  
(体重の)キロにそよ吹く
 と言うのは?! キロきろするなっ! ちょっと、おちょけすぎ、メッ!iconN36!!

とにかく、風に乗って、一路退散    
  ♪ サイクリング、サイクリング、やっほ~、やっほ~ kao05
懐かしい、小坂一也さんの歌声と共に・・・退散シマス。
 
      

木村拓也さん主演のテレビドラマ「CHANGE」(第2回目)を見ました。面白かった。ありえね~、ドラマの世界だ、と思いつつ、一方では、さもありなん、と思って納得シマシタ。

CHANGE そして、私の心も CHAIN               グ~ッ! 

 木村拓也さん主演のテレビドラマ「CHANGE」を見ました。面白かった。新人国会議員からいきなり総理大臣・・・、ありえね~、ドラマの世界だ、と思いつつ、一方では胡散臭い古参政治家の言動は、さもありなん、と思って納得。実は、昼間の仕事に疲れて、携帯のめざましをかけておいたのですが、午後9時までに起きられず、はっと気づいたのが9時半頃、泉谷しげるさん扮する猫好きおじさんが朝倉“先生”に陳情しているシーンあたりから見ました。そこからですが、面白くて考えさせられました。
 深津絵里さんの秘書の反応も、さもありなん。納得づくしでした。

 散々、朝倉啓太議員に話して、最後、猫好きおじさんは、次のように(やや、うろ覚えですので・・・)、言います。
「有り難う。先生に話してスッキリしたよ。私のような者の話は、どの先生も聴いてくれはしねぇ。」

実は、コレなんですよねぇ。政治家の先生方は、票につながりそうな、しかも大量の組織票につながるような陳情客には耳を貸すけれど、そうでナイ人には、距離を置く。
 人間としての苦悩に、たとえまわりからは大したことではないと思われる苦悩に対して、誠実な対応をしない現実に、組織票に無縁な人は、政治に期待しなくなっているのでは、ないでしょうか?

議員を「先生」と持ち上げる社会の風潮に、少し文句もあるけれど、ついでに言うと、おなじく「先生」と呼ばれる、学校の先生やお医者さんも、人間の苦悩に向き合わない、向き合えない向きが増えてきたのではないか? 

 「有り難う。先生に話してスッキリしたよ。私のような者の話は、どの先生も聴いてくれはしねぇ。」

 「有り難う。先生に話してスッキリしたよ。私のような者の話は、どの先生も聴いてくれはしねぇ。」


 どうか、全国の朝倉先生、どうぞ人の話に耳を傾けて・・・。お互い、いつ、孤独と孤立の中に苦しむ立場の人間になるのか、分かりませんから・・・。キムタク・朝倉先生、有り難う、私たちの代表みたいな“孤立”真っ只中のおじさんの話を聴いてくれて・・・。 



※ この間の日曜日にあった「CHANGE」第1回目の再放送は、目をかっぽじて(「かっぽじて」は耳のコトを表現する言葉でした)、目は、カッと開いて、しっかり見ました。第2回目の再放送も、高齢につき、つい寝てしまわナイよう、しっかりと見るように、努力します。
  

Posted by 夢想花 at 00:02Comments(0)ドラマ「CHNGE]
  拓海くんは、大好きな「おかあさん」の詩を書きました。昨日は、その限りなく好きで信頼していたお母さんの手によって、人生を断たれた西山拓海くんの49日でした。忌明けして、今まで、私なりに封印していた、滋賀咲くブログさん提供の絵文字を、解禁しようと思ったのですけれど、再び、絵文字を使って何事もなくブログを創っていけば、拓海くんのことが“風化”してしまうのではないか、また、子どもの命が絶たれる悲しいニュースが報じられる現実は依然としてあります。だから、これからは、逆に、拓海くんの命日の4月1日に因んで、「1」のつく日に絵文字を使用して、私なりの拓海くんに代表される非業の死に追いやられた子どもたちへの思いや、社会への願いを表現しようと、考えるに至りました。特別な意味に、滋賀咲くブログさん提供の絵文字を使うようで申し訳なく思っておりますが、49日が過ぎて、すべて何事もなかったようには・・・と、思い切れないのです。どうかご理解とご容赦をお願い申し上げます。拓海くん作文を、どうか紹介させてください。


   ぼくはガーデニング王子     
                                      (要旨)

 ぼくは、今、畑の世話にむちゅうです。ぼくの畑からは、命がぴゅこんと毎日生まれます。くわとスコップで一生けん命作った畑は、ぼくの自まんです。

 お休みの日、家の人に、「ぼく、自分の畑を作りたい。」と言いました。お母さんとおばあちゃんは、びっくりして、「本当にできるの。育てられるか。」と聞いてきました。ぼくは、もう心を決めていました。そして、おばあちゃんの畑のとなりをゆずってもらいました。学校よりも広い広い土地でした。

 日曜日、おばあちゃんと朝市に行きました。なえを売っている所で、ぼくの足が動かなくなりました。ぼくの畑にうえたいなえがいっぱいありました。この日から、ぼくのおこづかいは、全部、なえにかわりました。

 トマト、いちご、なすび、ささぎ、さつまいも、すいか、メロン。花は、ひまわり、ほうせん花、レモンバーム、ミント、カモミール、ラムズイヤー、バジル。木は、ポニーテール。全部、ぼくの畑で元気です。

 学校でこの畑のことを発表したら、「拓海くんってガーデニング王子だね。」と言ってくれました。

 そう、ぼくは、ガーデニング王子です。作物が実るのを楽しみに、ミミズいっぱいの畑の世話をするガーデニング王子です。


 

※ 上の記事は、投稿し直しましたので、ご了承ください。このブログの4月3日号と4月6日号も、もう一度、お読みくださいますよう・・・。  

Posted by 夢想花 at 00:02Comments(0)拓海くん

2008年05月18日

住民主役委員会

 昨日、ある町の100人委員会全体会に出席し、発言する機会を得ました。

          住民主役委員会
      若者・よそ者・バカ者のパワーを・・・             
 委員会は、2年前から始まったようだが、委員は、当町住民だけでなく、他市町からも参加することができるということで、誘われて私は他市から昨年の6月頃に入って、今回初めて全体会で発言の機会を得た。「思っていることをしゃべれ」、ということだったので、住民の意見を聞くために創られた100人委員会の素晴らしさと、それに引き替え、私の住む市の姿勢を指摘する発言をし、部会からの提案の 「おもてなし」の精神 を補強するために、自己紹介も含め、 「近江商人の三方よし」 の話などをした。

 あとで、参加者から、「浮いていたみたい」と言われても、私はポカ~ン。「思っていることを」しゃべれと言われて、よそ者である私がこの委員会に入ってきた経過、どうすれば思いが伝わるかで、一住民が奮闘してきたことも伝えたくて、準備した文。決して、単純な自己顕示だけではナイ。初めての場で、何が場に合っているか、十分理解しないまま臨んだ私に勘違いがあったと言われればそれまでだが、私も ? だった。

 だけど、言ったことには悔いがない。町の100人員会はなかなかよい。住民が政策形成に参画し、町造りに住民の声が反映される。講演の講師が、 「若者・よそ者・バカ者」の感性の重要性 を指摘していたが、私も異質なものから学ぶ重要性を強調した。講師の言う「バカ者」とは、町造りに、 「ひたすらバカ見ても前へ進む人」 という風に定義されるらしい。エネルギッシュに前へ進める人。私に、それほどの馬力はないけれど、時には、バカになることも意味のあること、と慰めても、なにか割り切れない。

 「若者・よそ者・バカ者」の重要視は、確かに、納得。みんなが優等生なら、議論は深まらないし、前へ進まないだろう。例えば、橋下大阪府知事も、今は、よそ者で、バカ者(いい意味で)、そして若者だから、大胆とも見える(実は繊細な)提起をして、議論を巻き起こしていく。よい・悪いは別にして、彼が、庁舎のよそ者でなくなったら、183万票は遠ざかっていくだろう。
 学科試験重視で、学力を付けるチャンスに恵まれた人が選抜されやすいシステムだからこそ、役所や学校の世界に、問題が起こっているのではないだろうか? 学力を付ける、ということが、いかにも本人の努力だけのことのように捉えられがちだが、実際は何世代にわたっての“格差”による、大きな不平等があるように思えてならない。 

 チャンスに恵まれなかったり、人生の挫折経験者が“再チャレンジ”した結果として、役所や学校の世界に入っていく・・・この道が広がって、例えば、人生に回り道した人や元突っ張りや暴走族、ひきこもりさんなどが、例えば、ボランティア経験や職業体験などを加味されて、公務員や教師になっていく道が広がれば、多様な人生経験の人が入ってきて、どれほど、多様性に富んだ役所や学校になって、住民や子どもたちは救われていくことだろう。
 重ねてくどく言うと(強調して言うと)学力や免許だけが重視されると、それへのチャンスに恵まれなかった人を排除することになる。多様な人生経験がもっと尊重され、採用年齢も40歳代ぐらいまでに引き上げて、再チャレンジのシステムができて、多様な人材で構成される組織をつくっていくべきではないだろうか?

 ここで、閃いた私の造語・・・勇気あるバカ者は、世の中を変えていくために智恵を使い、勇気のナイ賢人は、下手を売らないタメに、智恵を使う。
 今までの、政治家や行政マンは、どっちかと言えば、後の方の人が多かったのと、違う?! 私の反省も含めて・・・。先輩からも聞かされて、上司の姿も見せつけられて、私の長い公務員生活も、下手を売らないことが、ひとつの重要なテーマだった。だから 「前例踏襲主義」や「長いものに巻かれろ」や「ことなかれ」意識が蔓延っていく。それらに抵抗するには、身を削る思いをする。それと講師は、質問に答えて、行政マンは、行政の専門家、と言っていたが、これには、やや ? 。教師でも、同様。住民や子どものためになることから“逆算”して、何を為すべきかを考えるのが “プロ”であり“専門家” であって、自分の保身から出発する行為は、果たして “プロ” と言えるか、どうか? 講師は、「霞ヶ関発の施策」の限界を述べていたが、これには同感。公務員の世界にも、「勇気あるバカ」を保障するセーフティ・ネットや土壌を準備すべきだろう。

 とにかく、参加者と私に ? を残したまま、終わったみたい。まぁ、却って印象に残っただろと、やや居直って、且つ、自分自身を慰めて、それでも割り切れなさは残る。ちょっとしたピエロ?!

 このブログを読む人には、なんのことか分かりづらいと思いますが、人生の理不尽に、新たな人生修行をしました。ただこの町100人委員会の熱気はうらやましいし、子どもから高齢者までが踊った「よさこい踊り」は感動的でした。住民主役のこの熱気が広がっていけば、政治は変わる・行政は変わる・・・そんな予兆を感じさせる集会でした。


  

Posted by 夢想花 at 00:15Comments(2)名もなき孤老の訴え

2008年05月17日

花・たからもの

 朝、小学生登校時でのエピソードです。この詩(もどき)の中の「私」は、別にあやしいオッチャンではないデスヨ! ・・・と、こうことわらなくてはならないところに、日本社会の今日的課題が・・・、スクールガードが活動しなければならない、悲しい現実があるのですよネ・・・。でもソンナノカンケ~ね~、ということで、少女と私の朝のひとコマです。


         花・たからもの

窓際のトットちゃんみたいに
多分 自分の世界に浸っていて
その行動が やや突飛な
          小一かな小二かなの女の子と 
私 スクールガードしてるおじさんとの話

朝 小学校への登校時
私  トットちゃんみたいな少女に
  野に咲いている 白い小さな花をあげました
「根っこからかよ~」と言いながら
花の好きな少女は 
     「ありがとう はい お返し」と言って
別の場所に 小さく咲いていた赤い花を摘んで
                私に くれました

うれしかった
花さんには 迷惑だったかも 知れない けれど
      私にとって ちいさな小さな赤い花は 宝物

写真は撮らないけれど
      私の心に 永遠に 撮っておく

トットちゃんの心にも
どうか 白い花が 残りますように
        できれば 永遠に

  そして 私のような
 あなたと全国のトットちゃんのことを 見守っている
    世の多くの大人のことも
 ついでにちょっこっと 覚えていて欲しい・・・永遠に
 そしていつか ずっと後輩のトットちゃんを見守る
     そういう大人になってくれたら  グ~ッ!


【補足・蛇足】 いつの時代も、ちょっとした“道草”は楽しい。“道草”を楽しめる社会にしていきましょう。  

Posted by 夢想花 at 00:17Comments(0)子ども
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 うれぴい! 「インフルエンザ予防絶交仮面の歌」に、曲がつきました~! 
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