うす雪クンとの
対話
今朝、目が覚めて、
窓の外を見たら、向かいの家の屋根に雪が積もっていました。積もっていたと言っても、「ふんわり」よりはやや重く、やや「どしっ」と屋根の上に乗っかっている風でした。雪の隙間から屋根の地肌も見えて、決して数日前のようなドカ雪でもなく、薄雪と言ったらやや厚いけど、でもやっぱり薄雪と言ってよい雪が屋根に積もっていました。
降ったけれど、だけど控えめにしか降っていない
薄雪故に、雪が屋根の上で、屋根の色とのコントラストで、逆に、自分の存在をアピールするようで可笑しく、下手な句が浮かんできました。
うす雪が 屋根に乗っかり 自己主張
薄雪は、雪降る季節の終わりの雪・・・何か、人生のほぼ終焉
にある私の今の状態を表しているようで、薄雪に妙に「仲間意識」が出てきて、上のような句を作りました。いやもうちょっと私の状態を正確に表現する句を書くならば、
うす雪が 地に這いつくばって うめき声
の方が正確かもしれません。ですが、何か“ミジメ・惨め”な表現で、「うす雪クン」にも悪いかな
、という思いもあり
うす雪が 夢を袂(たもと)に 春予兆
という句も作り、未来へ希望
をつなぎました。さまざま妄想を働かせ、「うす雪クン」と対話した私でした。(2008年3月5日記)

今朝、目が覚めて、

降ったけれど、だけど控えめにしか降っていない

うす雪が 屋根に乗っかり 自己主張
薄雪は、雪降る季節の終わりの雪・・・何か、人生のほぼ終焉

うす雪が 地に這いつくばって うめき声
の方が正確かもしれません。ですが、何か“ミジメ・惨め”な表現で、「うす雪クン」にも悪いかな

うす雪が 夢を袂(たもと)に 春予兆
という句も作り、未来へ希望
